平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

枚方で高松小児科医を招き学習会を行いました・・・福島は、安全か? 健康被害の実態(数字の持つ意味)

2020-02-26 15:19:34 | 改憲を許さない3000万人署名運動
今なお続く放射能被害。私たちは、2012年夏から年2回福島の子どもたちを枚方に呼び「少しでも健康被害を少なくしたい」と保養の取り組みを続けている。保護者の方から直接福島の様子を聞ける貴重な場となっている。今回は、医師の立場からの健康被害の現実を学びたいと思い企画した。「やんちゃっ子ひらかた」の報告が、「平和がいちばん」(市民の会 会報)に掲載されました・・・


福島 原 発 事 故 か ら 9 年 、 甲 状 腺 がん の 異 常 多 発 は 『 被 ば く に よ る 可 能性 が き わ め て 高 い 』 と 報 告 さ れ て いま す 。 1 月 2 6 日 医 療 問 題 研 究 会 の高 松 先 生 を 迎 え 、 福 島 の 健 康 被 害 の実 態 を お 話 し て 頂 き ま し た 。

「 細 か い デ ー タ は 素 人 に は わ か り にく い の で 」 と お 願 い し て い た ら 、 まず 、 数 字 の ト リ ッ ク の お 話 を し て くだ さ い ま し た 。 同 じ % で も 分 母 に なる 数 字 が 大 き い ほ ど 信 頼 度 が 高 い こと 、 ま た 、 日 頃 放 射 線 量 を マ イ ク ロシ ー ベ ル ト で 表 し て い る デ ー タ を 数 値 が 異 常 に 高 い 時 、 国 は ミ リ シ ーベ ル ト で 発 表 し た と い う 話 に 唖 然 とし ま し た 。 同 じ 数 字 で も 単 位 が 違 えば 千 倍 に も な る 、 今 日 の お 話 は 、 数字 を き ち ん と 読 む こ と な の だ と 、 改め て 思 い ま し た 。

周 産 期 ( 妊娠 2 2 週 ~生 後 1 週 ) 死亡 の 増 加 は 、2 0 1 1 年以 降 放 射 能汚 染 が 高 い地 域 に 多 くみ ら れ 「 原 発 の 事 故 が な か っ た ら 、 生ま れ て き た 命 で す 」 と 言 わ れ た の が 衝撃 で し た 。
数 字 に 表 れ て い る の は 、 一人 ひ と り の 命 、 一 人 ひ と り の 健 康 な ので す 。 さ ま ざ ま な 疾 患 や 症 状 は 、 原 発事 故 が な か っ た ら 発 生 せ ず 、 元 気 に 生ま れ て 来 て い た か も し れ な い 命 、 病 気に 苦 し ま ず 健 康 に 過 ご せ た か も し れな い 日 常 、 数 字 に 血 の 通 っ た 学 習 会 にな り ま し た 。 デ ー タ が と り に く い 複 雑心 奇 形 、 停 留 精 巣 な ど の 増 加 は 、 子 ども の 手 術 数 を 調 べ る こ と で 分 か っ たそ う で す 。

『 知 恵 と 努 力 』 と お っ し ゃい ま し た 。 頭 が 下 が り ま す 。 ワ ク チン ・ レ ン ト ゲ ン 撮 影 ・ 抗 が ん 剤 の 話 など 、 私 た ち が 日 頃 疑 問 に 思 っ て い る こと に も 触 れ て 下 さ り 、 『 危 険 か も 知 れな い も の が あ っ た 時 、 注 意 し て も し 過ぎ る こ と は な い 』 と し め く く ら れ ま した 。

医 学 を め ざ し た 青 年 期 の 苦 労 話 、 その 姿 勢 を 貫 き 通 し て 、 高 松 先 生 の 今 があ る の だ と 納 得 で き ま し た 。

子 ど も た ち の 健 康 に 少 し で も 役 立 つな ら 、 と 、 や ん ち ゃ っ 子 で は 今 春 も 保養 の 取 組 み の 準 備 を 進 め て い ま す
                                     (やんちゃっ子ひらかた 代表:佐藤信江)       

枚方市駅周辺再整備計画・・・立ち止まって考えませんか?

2020-02-25 13:50:14 | 枚方市役所・枚方市駅前再開発
枚方市民の会では、何度も「枚方市駅周辺整備の問題」に取り組んでいる。会報「平和がいちばん」2月号の1面です・・。
市民 不 在・ 民 間 丸 投 げ の市 駅 周 辺 再 整 備 計 画 は抜 本 的 に 見 直 そ う


抜 本 的 な 見 直 し が 必 要

昨 年 1 2 月 5 日 、 市 は 「 枚 方 市 駅 周 辺 再整 備 の 具 体 化 に 向 け た 検 討 に つ い て 」 を 市議 会 全 員 協 議 会 に 報 告 し た 。 2 0 1 8 年 9月 の 「 枚 方 市 駅 周 辺 再 整 備 計 画 素 案 」 に 対す る 市 民 、 市 議 会 か ら の 批 判 を う ま く 利 用し て 、 一 層 の 民 間 主 導 を 強 め 、 企 業 の 利 益拡 大 を 可 能 に し 、 他 方 、 市 や 市 民 の 負 担 増を も た ら す 検 討 報 告 だ 。


市 は 再 整 備 で 「 賑 わ い づ く り 」 「 人 口 増 」な ど を 目 指 す と の こ と 。 し か し 、 将 来 の 枚方 市 の あ り 方 や 市 民 福 祉 ・ サ ー ビ ス は ど う改 善 さ れ る の か 。 再 整 備 計 画 案 か ら は 全 く伝 わ ら な い 。 誰 も が 安 心 し て 尊 厳 を 持 っ て暮 ら せ る ま ち づ く り の 視 点 で 計 画 案 を 抜本 的 に 見 直 す 必 要 が あ る 。


市 民 生 活 の 安 心 ・ 安 全 こ そ 保 障 さ せ よ う


市 民 会 館 跡 地 、 北 河 内 府 民 セ ン タ ー など の ➃ ⑤ 街 区 は 「 市 街 地 再 開 発 事 業 方式 」 か ら 「 土 地 区 画 整 理 事 業 方 式 」
に 変 え る と い う 。 民 間 主 導 が 進 み 、計 画 へ の 市 民 説 明 も 含 め て 市 の 責 任が 後 退 す る 危 険 が 大 き い 。 批 判 が 多か っ た タ ワ ー マ ン シ ョ ン に 一 言 も 触れ な い こ と も 問 題 だ 。


1 4 0 0 億 円 の 事 業 費 は 7 7 4 億 円に 減 る 。 事 業 費 用 が 減 る の に 市 の 負担 は 2 1 6 億 円 か ら 3 2 4 億 円 に え る 。 財 政 調 整 基 金 ( 緊 急 時 の 為 の市 の 貯 金 ) は 1 0 0 億 円 か ら 4 0 億円 に 減 る 。 市 の 借 金 は 増 大 し 、 十 年後 が 不 安 だ 。


市 有 地 ( 市 民 会 館 大 ホ ー ル 跡 地 、 市役 所 跡 地 な ど ) の 売 却 で 約 8 8 億 円を 生 み だ す 。 市 駅 前 の 一 等 地 、 市 民の 財 産 を 民 間 に 売 る こ と は 、 数 十 年後 に 必 要 と な る 再 整 備 を 大 き く 制 約す る 。 市 民 会 館 大 ホ ー ル 跡 地 な ど なら 早 期 の 市 庁 舎 建 て 替 え が 可 能 だ 。大 規 模 な 市 有 地 売 却 は 基 本 的 に は 行う べ き で な い 。


上 下 水 道 料 金 の 福 祉 減 免 ( 年 間 約 2億 3 千 万 円 ) 廃 止 、 駐 車 場 有 料 化 の拡 大 ( 北 部 支 所 、 中 央 図 書 館 な ど ) 、職 員 の 大 幅 減 な ど 市 民 負 担 増 や 福祉 切 り 捨 て が 目 白 押 し 。 市 民 生 活 の悪 化 を も た ら す 計 画 だ 。


署 名 で 市 民 の 声 を 届 け よ う

福 祉 切 り 捨 て を 行 う 事 業 で は 市 民 の安 心 を 切 り 捨 て る こ と に な る 。大 型 公 共 事 業 は 必 要 最 小 限 に し て 、 赤ち ゃ ん か ら お 年 寄 り ま で 誰 も が 安 心 して 暮 ら せ る ま ち づ く り 、 市 民 福 祉 の 充 実の 為 に 限 ら れ た 財 源 を 使 う べ き だ 。
私 た ち は 、 「市 民 生 活 を 大 切 に す る まち を 求 め て い ま す。 市 民 無 視 ・ 議 会 軽 視 市 民 サ ー ビ ス 切 り 捨 て の 枚 方 市 駅 周 辺再 整 備 基 本 計 画 の 抜 本 的 見 直 し を 求 める 署 名 」
に 取 り 組 み ま す 。 ご 協 力 を お 願 い しsusuす/span>





アメリカで大きな変化が起きている・・民主的社会主義者を大統領にと考える若者が増えているという

2020-02-16 21:36:06 | 政治 平和活動

2月の「昼食会」のメニュー(タコ飯 豚汁 サラダ)

 アメリカの衝撃的な動きが伝わっている。大統領候補民主党予備選のスタートで、民主的社会主義者を自認するバーニー・サンダースが僅差で1位を争う躍進をとげたのです。
 公約は、①公立大学無料
     ②学資ローンは政府負担で免除 
     ③最低賃金15ドルに引き上げ 
     ④国民皆保険制度の導入など。財源は富裕層と大企業への大増税でまかなうという。

 学資ローンは全米で1.6兆ドルの残高があるが、株式売買など金融取引に課税して10年で2兆ドルを捻出する。
 年3兆ドルかかる国民皆保険には、所得税の最高税率を37%から60%近くに引き上げ、1600万ドル以上の資産を持つ富裕層には年1~8%の資産課税も強いるという。格差が広がり、若者が安心して暮らす状況がないアメリカ。それは、私たちの身近でもある現状。卒業した時に200~900万円の奨学金返済を抱えている若者は、身近にいる。正規雇用で採用されるとは限らない現実・・。アメリカのサンダースの訴えは、日本の社会にも共感できるもの。
 大きな期待を民主的社会主義に見だしている。飛躍してほしい。
  

枚方市駅前周辺再整備計画…市庁舎建て替え計画は、全体案が決まらない中で1部の街区の工事がスタートする?

2020-02-14 22:06:17 | 枚方市役所・枚方市駅前再開発

市役所前で、市民の方に「市役所周辺の開発について」現状を伝えています。

気になる 本当に気になる・・・枚方市駅周辺再整備・市庁舎建て替え問題。本当に大きな事業。知れば知るほど、あいまいにしてはいけないと思う。民間企業にまかせると、「公」と「民」は、最終的に「社会的役割が違う」のだから、民間企業への「丸投げ」は、市民に取り「不安」が深まる。ましてや、事業推進の事業費捻出のために市民サービス切り捨て、負担「増」が前提になっているのだから。市民の財産である市有地の売却が前提になっているのだから。

 昨日、再整備の事業範囲の③街区の基本計画の縦覧があり、関係部署に閲覧に行った。すでに建築内容を含め、このまま実施設計に書かれる状況と思われた。このような大きな事業が、市庁舎の建設位置も、議会の承認もまだなのに既成事実を詰め上げるならば、「恐ろしい」と感じてします。「つけ」を市民に残さないで。強くそう思った。

茨木の山本よし子さん・・今こそ憲法を活かそうと訴え、取り組んでいます・・枚方から応援しています

2020-02-10 17:30:34 | 市民の市民による市民のための平和活動

 古くからの友人である山本よし子さん。まっすぐな人である。この春、茨木市を変えたいと大きな挑戦をする。彼女はすすめられようとしている「駅前再開発」「中心エリアのにぎわい」「市民会館の建て替え」などの公共事業に疑問を感じている。市民会館の建て替えに150億必要にもかかわらず市民への周知は、ほとんどされていないという。施設の内容、運営について市民の要望を出せる場を山本さんは求めている。この要望は当然のこと。市民が、主人公なのだから(憲法の国民主権)今、必要なことは、福祉、社会保障の充実、子育て支援、医療、高齢者支援・・・。住みたくなるまちにすること。それが、茨木市の発展につながる。共感する。

 振り返ると私の住む枚方市も、枚方市駅周辺再整備の大規模開発が、全体の基本計画が決まっていないのに1部のエリアから進められている。市議会での審議も不十分、市民への周知も「広報」「市議会報」に問題点がわからない紙面が掲載されているだけ。
 茨木の問題との共通点が大きい。枚方は維新市政だが、茨木は? 山本よし子さんは、改革の顔をした「維新」をストレートに批判している。大きな挑戦に拍手を送りたい。