平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

香里ケ丘図書館がリニューアル・オープン

2020-08-31 21:41:31 | 枚方市図書館・生涯学習市民センター
明日から9月 今年は月日の経る早さについていけない。
新型コロナなどで、落ち着かない日々を過ごしているが、うれしいことがあった。香里ヶ丘図書館がオープンしたのです。香里ケ丘中央公園に美術館問題を建設するという市民無視の動きに、私も「おかしい」と地元の方々の動きに賛同し、時々応援に行っていた。
その方々が、利用者する市民の意見を取り入れた図書館をつくる取り組みにつなげていった。その中心の担った方の投稿が「平和がいちばん」8月号に掲載されている。
 長期間にわたる取り組みには、拍手をしたい。


2019年1月、工事に着工した香里ケ丘図書館が、今年7月22日にリニューアル・オープンした。地元の市民が待ちに待った日だった。入館できるのは11時ごろと言われていたが、9時半にはもう玄関前の道路や日よけのために張られたテントに人が集まり始めていた。

思い返せば、香里ケ丘中央公園での美術館問題も完全終結に近づいた2016年秋、中央公園を見守ってきた市民は地域の人の声をきっかけに隣の老朽化した香里ケ丘図書館の建て替えに関わることになった。

 先ずは地域の人々の図書館への要望をもっと掘り起こそうと、市民の手でアンケートを作り、回答を集計するところから始まった。「香里ケ丘図書館を見守る会」という名はその頃生まれた。そして、その結果を12月の教育委員会による香里ケ丘図書館基本計画説明会で配布した。その時の教育委員会とのひと悶着を鮮明に思い出すことができる。

 図書館はどうあればよいのか、建築や中身の問題について学ぼうと他市の図書館を見学し、プロの建築家の助けを得てワークショップを開き、枚方市が選定した設計業者のプロポーザルにあれこれ注文を付けた。この間約3年。そして市民の声がかなり反映された新図書館のオープンの日を迎えたのである。見守る会の中に生まれた「布絵本チーム」は、市民からの寄付によるフェルトで15冊の布絵本と布かるた1セット、2つのエプロンシアターを作り、それらは新香里ケ丘図書館で活用されることになった。8月5日はその贈呈の日。チーム全員13人に、見守る会などから応援団も駆け付け、総勢17人が参加した達成感と喜びあふれる贈呈の日となった。見守る会のメンバーや香里ケ丘以外の地域から応援してくださった市民は勿論、そのような市民の声を尊重してくださった中央図書館にもこの日を迎えられたことを心より感謝したいと思います。ほんとうにありがとうございました。
写真は、香里ケ丘中央公園に美術館を建てさせない取り組み当時の様子

高松昌子さんの発信 2020青空のびのびプロジェクトに参加して・・・ 私も食事作りで参加しました

2020-08-21 11:11:25 | 枚方市での子育ては今

   スイカ割 
 子ども全国交歓会という共同の子育てのGがある。私の二人の子どもも、30年前参加していた。自然の中での取り組み、沖縄への訪問・・何よりも子どもが「生き生きと暮らせる」社会を親は願っていた。子どもの自殺、不登校と社会の「しんどさ」は、子ども社会にも反映していた。いまも子ども全国交歓会の取り組みは、継続されている。私は、今回のプロジェクトに「食事づくり」で少しだけ参加した。キャンプ場での料理作りは久しぶりだったが、準備も完ぺきにされていて、自然の中で楽しい時を過ごした。昨年まで子ども全国交歓会に精力的にかかわってきた高松昌子さんの記事が「平和がいちばん」に掲載されている。

やっぱりみんなと一緒は楽しい! =2020青空のびのびプロジェクトに参加して
 2012年から毎年夏に行っている青空のびのびプロジェクト。3.11原発事故で関西に避難されてきた親子を招いて、恒例行事となった2泊3日の交流キャンプだが、今年はコロナ感染症対策で大幅変更となる中、避難者3家族を迎え8か月の赤ちゃんから、若者まで、40人程がデイキャンプを楽しんだ。利用施設も変更し、プログラムも縮小したが、川遊び、アスレチック、スイカ割、ごはんつくり、たくさんのトンボが舞う自然の中で、短い夏休みの大切な思い出となったようだ。

 長い「ステイホーム」が続き、屋外に出かけてきたのは、「本当に久しぶり」とみんな口々に。運動会は?「あるんだかないんだか」プールは?「5・6年生だけなんだって」音楽はどうしてるの?「フェイスガードして笛を吹くみたい」えー! 子どもたちの学校生活は、見通しの持てない窮屈なものになっているのでは。タブレットが配布されるとかで、「自分で勉強しなさいってことかな」と心配していたお母さんも。すかさず「そんなんやったら、学校も先生もいらんなあ」と声がでる。「20人学級にするべき」へ話も弾む。

 テレワークが進み、オンラインのやりとりが取って代わろうとしているが、「やっぱり違うと思う。」というお母さんと、直接顔を合わせて、話をして、空気を共有する大事さがあるなあ、と共感。

 避難者の人は、このコロナでさらに孤立化している実態がある、と言う。様々な集まりが中止になり、避難者同士の出会いの場も奪われていく。
 今後も、感染対策をとりながら・・・、取り組みを進めていくことになる。工夫しながら子どもたちを育む様々な活動が委縮することのないようにと思う。
                                  枚方市民の会 事務局次長 高松昌子


急がれます!新型コロナ対策 必要な人、希望する人すべてに検査を

2020-08-16 22:46:20 | 新型コロナの収束を心から願います。
残暑 お見舞い申し上げます。
 広島の友人から暑中見舞いが届きました。長く枚方に住み、転居後は農作物を育てている。数年前に会った時は、広島県を襲った豪雨の影響を受けた路線の復旧はまだだった。今も、長い梅雨明けの草刈りに追われているという。この猛暑の中カープの勝利が楽しみの一つという(再開?)最後は、安倍政権は末期もうダメ。でもその後も不安・・と しめられている。

 〇平和がいちばん 1面です。
新型コロナの感染者が全国的に急増しています。枚方市でも例外ではない。医療現場のひっ迫やコロナ検査体制の遅れは、私たちの不安を増幅しています。
お友達企業への無駄な委託やアメリカ政府からの戦闘機の購入、公的資金で株価のテコ入れをして富裕層を儲けさせた安倍政権は、退陣しかありません。

コロナ検査を、無料で必要な人、希望するすべての人に!
 国や維新がいう「感染拡大防止と経済活動の両立」は、PCR検査等の徹底と適切な隔離、治療、医療体制の拡大が前提です。いまなお厚労省の要件によると発熱しても濃厚接触者等や肺炎や重度の倦怠感などの明確にコロナと疑われる症状がない限り、検査は受けられません。今、市町村の独自の検査拡大がはじまっています。世田谷区では社会的に必要な方(医療・介護・保育・教育など)には、症状の有無にかかわらず、いつでも、何度でも(定期的に)無料で受けることを保障しています。また、埼玉県では、クラスター(感染集団)を形成する可能性が高い店舗や学校などで感染者が出た場合、同じ集団や場所にいる全ての人に検査を行う動きです。枚方市も検査対象や検査数の拡大が必要です。

医療の公的責任を明確に 医療を切り捨ててきた維新政治の流れを変えることが必要
 新型コロナ患者に対応した病院の経営困難、従事者の負担に対し、公的に保障することが必要です。一方、市立ひらかた病院や星ケ丘医療センターなどの主に営利を目的としない公立・公的病院の拡充こそが、すべての市民の命と健康を守ることにつながります。健所の人員不足が切実です。感染症の拡大に対しては、公衆衛生機関の拡充が急務です。

介護事業所の安定には介護保険ではなく全額国の支援で!
 高齢者との密な関係が必要とされる介護現場の従事者のコロナ検査は直ちに必要です。国の介護報酬の引き上げの特別措置は利用者に負担を押し付けるものです。利用者が減り経営が困難な事業者への支援は介護険でまかなうのではなく、国が全額補填する必要があります。枚方市の事業所への独自の施策も求められています。

少人数学級を! 学生が退学しないですむ支援を
 学校再開の分散登校で「少人数学級は、子どもに向き合える」と教員も保護者も自信を持ちました。今こそ少人数学級を実現させる時です。
大学生の6人に1人が退学を考えていると報道されています。卒業時に学費ローンで数百万の借金がある現状に対し、給付型奨学金の拡大が急がれます。

枚方市、枚方市議会に要請行動を継続します
 8月6日の枚方市臨時議会で新型コロナ関係の第6弾の補正予算26億円の審議がされました。一番必要なコロナ検査や医療への施策は、軽視されています。また、コロナの感染対策を実施した店舗で使用できるクーポン券を1人当たり3千円分発行する事業には、枚方市独自で15億円(内事務経費3億)が予算化されましたが、バラマキではなく本当に財政の緊迫した事業所の支援につながるかの監視が必要です。
3月から開始し8月5日に枚方市に対し、「新型コロナ検査の徹底と医療体制の拡充を求め4度目の要請をおこないました。今後も、枚方市駅周辺再整備の開発を見直し、新型コロナ対策に税金を使うことを要請していきます。

  8月10日の枚方での集まりです。

枚方教育委員会は、市内の中学校でのコロナ感染に対するPCR検査の基準をつくりました。

2020-08-13 09:06:47 | 新型コロナの収束を心から願います。
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 8月10日の枚方市民の会の集まり

 8月12日枚方市教育委員会に市内の中学の新型コロナの感染者への対応について聞きに行きました。その場で当該中学校の経験を踏まえた「学校で感染者が発生した場合の対応」についての基準を教えていただきました(枚方市HPに掲載中)なかなかPCR検査が公的に保障されない中、先進的な内容だと思いました。そして、学校に従事する教員等のPCR検査の必要性を主張しました。同時に枚方市として医療、消防、介護関係の従事者へのPCR検査への拡大や、予算の拡大の訴えをしました。

 担当の方は、今回の検査した場所等は公表できないが(風評被害の可能性がある)、そのキャパには不安があること、大阪府との関連性もあり、なかなか思うどうりにならないと話されました。コロナの感染拡大が予測される中、今後も枚方市で予算化される可能性があのでる検査態勢・医療体制に税金がつかわれたらいいですねとの会話になりました。今回8月臨時本会議で2億4千万円予算化された「地域外来・検査センター」動きを、検査数の拡大・医療現場への支援につなげたいものです。
 
HPに掲載されている内容は、下記のとおりです。  
1.学校の対応について
本市を含め、大阪府内では新型コロナウイルスの感染者が急増しています。この状況を踏まえ、校内でのクラスター発生を未然に防ぐため、安全安心の観点から、以下の場合については、対象者の同意を得て、公費負担(※1)でPCR検査を実施します。この検査結果が判明するまで、学校全体を休業とします。なお、検査者全員の結果が判明し、検査が終了した場合、翌日(原則)から再開します。陽性者は、療養が解除されるまで出席停止とします。
◎具体的な事案の対応については、個別の状況を総合的に判断し決定します。
(※1)公費負担は、PCR検査費用(検査料、検査判断料)のみとなります。なお、医療機関における診察などの費用については、対象外となります。

2.学校内で陽性者が確認された場合のPCR検査とその後の対応 感染者が教員、生徒の感染人数などにより基準が作成されています。
3.児童・生徒や教職員に陽性者が確認された場合について 
◎PCR検査を受診される場合は
受診した児童・生徒本人については、検査結果が判明するまで自宅待機をお願いします。
なお、ご家族の方については、児童・生徒本人の結果が判明するまで、外出の際には、「新しい生活様式」に沿った行動をお願いします。
◎陽性が確認されたら
陽性が確認された児童・生徒の兄弟姉妹が、同じ学校園や保育所等に通っている場合、学校園・保育所または、新型コロナウイルス受診相談センター(072-841-1326)に連絡していただくようお願いします。
☆学習保障について
陽性確認された当該児童・生徒の症状等も勘案しながら、オンライン授業などにより学習保障を行います。また、学校の休業が長期化した場合も、同様に学習保障を行います。
☆給食について
学校再開に合わせて実施します。なお、給食費は学校の休業日や出席停止の日数分について返還します。
☆学校が休業している間は
児童・生徒については、不要不急の外出を控えるようお願いします。


枚方市に要請しました・・・新型コロナのPCR検査を社会的に必要な方には、症状の有無にかかわらず、いつでも、何度でも(定期的に)無料で!

2020-08-09 19:52:56 | 新型コロナの収束を心から願います。

  枚方の画家故塔本シスコさんの作品
 
新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。感染症対策は検査の徹底して適切な隔離と治療をすることです。しかし、日本政府は、本気で検査の拡大をするようには見えません。そして、私たちの住む枚方市も新型コロナウイルス対策の補正予算を見れば、検査や医療体制を充実する姿勢は弱いものです。
                    
 国は「感染拡大防止と社会経済活動の両立」を打ち出しています。これを実行しようとするなら、PCR検査をはじめとするコロナ検査の徹底と適切な隔離と治療、そして医療体制の拡大が前提です。発熱がコロナの疑いの最大要因にもかかわらず、いまだに厚生労働省のコロナ診断の手引きによる「疑いのある患者の要件」に従い、発熱しても濃厚接触者等や肺炎や重度の倦怠感などの明確にコロナと疑われる症状がない限り、検査は受けられません。
一方、市町村の独自の検査拡大の動きが加速しています。ある自治体では、社会的に必要な方には、症状の有無にかかわらず、いつでも、何度でも(定期的に)無料で受けることができます。人員を増強し検査機器を拡大購入し、地元医師会・大学病院との協力の動きもできています。そして、検査の無料化を継続するための国への働きかけが始まっています。 そこで、下記内容を要請しました。

1・コロナ検査は公費による完全無料の検査とし、検査基準を少なくとも発熱したら直ちに検査を受けられようにするなど、必要な人すべてに検査を行なうこと。
2・検査態勢の強化として人員を増強し検査機器を拡大購入し、検査検体数の大幅な増加を図ること。 
3・社会的要請で接触を避けることが困難な職種(医療、介護施設、保育施設等福祉施設、学校等)の従事者についてはただちに全員検査を行なうこと。また、必要な場合は何度でも検査を行なえること。
4・今後、感染者の拡大を減らすために、感染者を早期に確定し適切な隔離と治療を行うためのPCR検査、抗体検査の活用が必要です。そのためには、検査場所の確保や人員配置が必要ですが、枚方市の見解をお示しください。
5・新型コロナの感染拡大でコロナ感染者を受け入れた病院の疲弊が問題になり、一般の病気の手術の時期を延期させられた市民がいる。枚方市内の病院の実態を教えてください。また、必要に応じ「国」「大阪府」と協力し病院の経営支援と医療従事者の待遇改善を行うこと。