イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

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KAGIT VE KITAP SANATLARI MUZESI(紙と書籍芸術博物館)

2013-04-20 13:49:10 | イズミル暮らし・イズミル案内

お天気はいいけれど気温が低く、衣替えしたのに、カーディガンを引っ張り出して着ている毎日です。夜には毛布もほしいし、エアコンをつけていることも。飛び回り始めたツバメもどこへ行ったのか影を潜めています。

そんなお散歩日和の一日、折り紙先生のNUR(ヌル)さんと一緒に美術館巡りをしてきました。イズミルにも最近は小さなブティック美術館なるものがあちらこちらにでき始めました。

個人の所蔵物が寄付されて、100年以上前の朽ちかけた建物を改装修繕してなかなか趣のある美術館になっています。今回は紙大好きなNURさんのリクエストで、昨年の12月にオープンしたばかりのエゲ大学付属KAGIT VE KITAP SANATLARI MUZESI(紙と書籍芸術美術館)へ。

エゲ大学のキャンパスのあるBORNOVAは異人館が数多く残り、エゲ大学が多くを改修利用しています。その中のひとつが19世紀に建てられたBALLIAN邸を利用したKAGIT VE KITAP SANATLARI MUZESI(紙と書籍芸術美術館)です。

                                オスマン帝国時代の不動産貯蓄債権               オスマン帝国時代の身分証

パピルスから始まって、印刷技術、タイプライター、現代の紙を使った芸術、豆本、蔵書票のコレクションなどが展示されています。個人の収集したものですから、何でもありという感じではあるし、あれ?と思う解説もあったりしましたが、美しい紙や印刷の数々に飽きることがありません。

この美術館のすぐ近くに、やはりエゲ大学付属のETNOGRAFYA MUZESI(民族博物館)があります。こちらも19世紀に建てられたお屋敷ですが最初の持ち主はわかっておらず、1960年からエゲ大農学部の醸造酢工場として使われていたという石造りの建物にかつてオスマン帝国の支配下にあったバルカンの国々に残る楽器や生活用具、民族衣装、装飾品などを集めた美術館です。

内部は木造のなかなか重厚な建物だったのですが、訪問者が私達だけだったせいか係りの人がつきっきりで、写真も2枚か3枚だけなら写してもいいといわれたため(ヌルさんに聞かなければよかったのに、と言われました)、いまいち不完全燃焼。

最後にBORNOVA(ボルノヴァ)のメトロの駅のそばに昔の駅舎を改装したカフェがオープンしていたので、きらきらの太陽の光を浴びながらランチをしました。

民族博物館で見たすばらしい衣裳や紙の博物館で展示してあったカード、ヌルさんの花嫁衣裳や結婚式の招待状はこういうのにしたらいいんじゃない?とプランはバッチリ。あとはお婿さんだけかな・・・。

 

 

世界の紙で作られたと言う地球

   

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GEDIZ UNIVERSITESI(ゲディズ大学)

2013-04-09 14:56:14 | イズミル暮らし・イズミル案内

折り紙先生のNUR(ヌル)さんは先日の日本語検定に初めて挑戦、初回でいきなり三級を受けて見事合格をしました。数ヶ月日本語クラスに通った後、現在は自力で漢字も勉強し、縦書きの手書きの手紙を書いてくれるほどになりました。日本語でメッセージなどのやり取りをしてもまったく違和感なく美しい日本語を書いてくれます。

そのNURさんの日本語の先生がZERCAN(ゼルジャン)さんでした。先生と生徒の相性がぴったり合ったというのはまさにこの二人のことでZERCANさんのことはよく知りませんでしたが、メールのやり取りをするだけでもとてもきちんとした人柄だと言うことがわかり好感を持っていました。

そのZERCANさんが日本語を教えるGEDIZ UNIVERSITESI(ゲディズ大学)、我が家から40km位のMENEMEN(メネメン)市にあります。日本語を始めて3週間と言う学生達に日本文化と生の!日本人を見せたいと言うZERCANさんの要望でちょっと遠かったけれど他でもないZERCANさんのお願いと言うことでNURさんと一緒に出かけました。

                                                     法学部、経済行政学部、建築工学部、文理学部、健康科学部、職業専門学校

家を出てからバスとメトロとIZBAN(郊外電車)を乗り継いで1時間20分、360度畑の真ん中にある駅には大学の公用車がお出迎えでした。学生達はサービスバスに乗ります。大学の周りにはカフェが1軒のみ。授業をサボったり空き時間にお茶したりなんてことはできない環境にあります。

キャンパスはこの通りこじんまりとしていますがとてもきれいで学食やトイレもすばらしい。最近の大学はこんなにきれいなの?とびっくりしてしまいました。開始時間が過ぎても準備がまったく整っていないのはトルコによくあるパターンなので驚きません。それでもこんなにたくさんの学生が集まってきました。

先生のおめがねにかなって浴衣を着せられた女子学生、この模様入りの足袋に異様に反応していました。私は簡単な日本語で挨拶、ただそれだけでは芸がないかなと福笑いをしてみました。NURさんはもちろん折り紙の指導。会場がこの通りホールのようなところだったので、参加者以外の学生が通り過ぎるし、声が届かないなどちょっと大変でした。

最後に学食で昼食をご馳走になり(私の学生時代はこんな豪華なお昼ご飯食べたことなかったです)、大学グッズのお土産をいただいて帰ってきました。

一生懸命日本語で話しかけてくれた学生や折り紙に興味を持ってくれた学生もたくさんいて楽しい時間をすごすことができました。

 

 

お土産ありがとうございます。

     

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JIKAD 3.KURULUS YILDONUMU KUTLAMASI(JIKAD 3周年祝賀パーティー)

2013-03-25 21:04:48 | JIKAD・トルコにおける日本年

2010年に設立、実質的な活動を始めたJIKAD(日本イズミル文化友好協会)の3周年記念祝賀パーティーが3月23日(土)にイズミルのKARACA(カラジャ)ホテルで行われました。トルコの適当、行き当たりばったり、予定なし、プランしてもその通りに行ったためしがない、という生活にすっかり慣れきってしまった私ですが、この祝賀パーティーは、日本で働いていたときの会議準備を思い出すような周到さでした。

首脳陣はもちろんずっと前からプランを立てていましたが、私達裏方担当も1週間前に集合打ち合わせ、役割分担、当日も開会の2時間前には集合して会場準備、最終打ち合わせ、とびっちりしたスケジュールで行われました。

食事はもちろんホテルからですが、寿司も出したいという要望があり、実は先日訪問した寿司レストランに一部スポンサーになって頂くことも期待して相談したところまったくのビジネス解答が返ってきました。しかもその値段であの寿司~?と納得できないものがあった日本人女子4名で分担して合計55本の巻き寿司を作りました!皆さん喜んで食べてくださったので作った甲斐がありました。

一週間前までは60人も集まれば・・・と思っていたのにふたを開けてみるとなんと100名を越す参加者でした。13のテーブルにはそれぞれ日本の都市の名前がつけられています。「私は今日は大阪へ行ってきたよ」「私は横浜にいたよ」と楽しんでくれたようです。

オープニングはエーゲ地方の踊りです。

折り紙先生のヌルさんがトルコ語と日本語で開会の挨拶、プログラム内容を案内しました。引き続きアルズ会長、来賓の挨拶、JIKADのこれまでの歩みビデオ、出席した会員の紹介、日本語教師の皆さんによる「上をむいて歩こう」、ジャポンゲリンYさんがトルコ語に翻訳した谷川俊太郎の詩の朗読、全員参加の懇親ゲーム、カラオケ、ダンス・・・と食事をゆっくり味わっている間もないほどの忙しさ。

                                    最年少ゲストDURUちゃん、かわいかったー!

ゲームにも商品があったり、JIKADに協力した人たちへの記念品贈呈があったり、とにかく盛りだくさんでしたが、しっかりとほぼ予定通りの進行でびっくりでした。参加した日本人は7人、みんなで一緒に「なごり雪」を歌いました。同じ歌をみんなが知っていて、歌えるって、ああ日本人の友達がいてくれてよかったと思った瞬間でした。

 鉢巻逆さまです。

このパーティーは20時開会、24時閉会というプログラム、まさかそんな時間までみんな残っていないでしょうと思っていましたが、さすが宵っ張りのイズミル人、しっかり24時まで盛り上がっていました。最後にはケーキカット、こんな演出で入場してきました。

24時に散会して30分で片付け、飾り付けを取り外して撤退終了!抜群のチームワークのJIKAD裏方軍団でした。

 JIKADグッズの販売も。

これからも何年もこんな会が開けることを願いつつも、実は打ち上げに内輪でマンガルパーティ(BBQ)でもして気楽に祝いたいなあと最後に思ったのでした。

 

 

トルコの花輪。イスタンブルの日本総領事館より。

    

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IZMIR DOGAL YASAM PARKI(イズミル野生動物公園)

2013-03-19 17:26:03 | イズミル暮らし・イズミル案内

先週の木曜日は確か半袖を着ていたはずなのに、昨日は寒かった!まさにKOCAKARI SOGUKLARI(年寄女の寒)はこのことかと思いました。西部劇を見ながら「今日はどこへ行く?」と夫、特に予定はなかったので前から行きたいと思っていた「動物園!」と答えると「マジー?自分もそう思っていた」との返事。まさにKALP KALBE、以心伝心トルコ語で心から心へという意味になります。

以前は中心部の見本市公園の中に18DONUM(トルコの単位で1DONUMは919平米)の飼育小屋?というほどのささやかな動物園がありました。それが2008年にCIGLIという郊外に移転して425DONUMのトルコ初の「DOGAR YASAM PARKI(野生動物公園)として開園しました。

自然の条件により近い形で作られた池や山の中にそれぞれの動物たちがのんびりとくつろいでいました。日本の動物園にももうずいぶんと行っていませんが、動物の数や種類は圧倒的に少ないし、「子供動物園」コーナー以外は動物を間近で見ることもあまりできませんでしたが、その分動物たちは、なんだか幸せそう~。

 サル公園                                      

人間からは自分で希望して近づかない限りかなり距離のあるところにいることができるし、行動できるスペースも広い。静かな公園の中で思い思いの時間をすごしている、引退した動物たちが第二の人生を楽しんでいるようなそんな動物園でした。もちろん若い動物たちもいましたが・・・。

人懐っこくてアイドル状態のキリン。

 コウノトリってかわいい顔していますね。

イズミルの動物園といえばアジア象のBAHADIR(バハドゥル)が有名でした。夫など以前の動物園へ行った時にBAHADIRを見て「子供の頃からいたよ」と言っていました。それもそのはず1954年にパキスタンから送られたBAHADIRは53年間たった1頭で生きていました。でも2007年7月に新しい動物園の開園を待たずに残念ながら亡くなりました。

そのお墓が、新しいアジア象コーナーの前にありました。コンクリートの中で53年を過ごしたBAHADIRと異なり、新しいアジア象は広々とした草に覆われた場所にいます。しかも2011年には小象まで誕生。市民から名前を公募した結果「IZMIR」と名づけられ、お父さんお母さんといつも一緒にいるようです。

帰り道高速を走っていると県境の山のてっぺんは冠雪が見られました。

 

 

ピンボケですが、入場料は大人3TL。このJETON(ジェトン=札)で入ります。

    

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春宵(しゅんしょう)

2013-03-14 14:58:51 | イズミル暮らし・イズミル案内

春の嵐が吹き荒れるイズミルです。暖かくなって夕暮れ時に海岸をお散歩するのも気持ちがいい季節です。もっと暑くなると宵っ張りのイズミルっ子がどっと繰り出すし、夜のお散歩に欠かせない?ひまわりの種をぼりぼり食べて捨てられる皮で道が汚くなります。私には、今くらいの季節がちょうどよい人ごみで好きです。

少しずつ暮れて刻々と変わる空の色を見ていたらふと「春宵」という言葉が浮かびました。家に帰って調べてみると中国の詩人・蘇軾の詩『春夜』に「春宵一刻直千金、花に清香有り月に陰有り、歌管楼台声細細、鞦韆院落夜沈沈(春の夜の趣には千金の値打ちがある。花は清らかな香りを放ち、月はおぼろに霞んでいる。夜になるとそれまで高殿で歌や音楽に興じていた人々の声も静まっていき、中庭のブランコに戯れる人もなく垂れて、夜はしんしんとふけていく)」とあるそうです。中国にいてもイズミルにいても春の夜の美しさを感じる心には通じるものがあるのかなあと思いました。

春宵に、トルコで初めて外でお寿司を食べました。小腹がすいたので「何かご馳走する」という夫。予定外だったので調査もしておらず何を食べようか咄嗟に思い浮かびませんでした。すると夫が「すし食べようか」と言います。最近「SISHI WORLD」というお店ができたのは聞いていましたが、イズミルでお寿司~?自分で作ったほうが絶対に安くて美味しい!とはわかっています。でもまあ話の種に行ってみることに。

メニューには中華料理もあるのでとにかくコンセプトは日中およびアジアミックスという感じ。お店の持ち主はパリにあるSUSHI WORLDの共同オーナーで、パリの次にトルコのボドルムに出店、トルコ2号店としてイズミルに出店したそう。食器や調度はパリから仕入れてくるそうですが・・・。

前に行った人が中華の味はひどいといっていたので、無難だという巻き寿司を頼みました。舟盛が出てきてきゅうりやレモンの飾り切りにびっくり。夫に「この舟気に入ったでしょう?」と聞くと案の定家にもほしいそうです。

感想は・・・材料さえ手に入るのなら家で作りたい。最後にジャスミンティー(これも店主がパリから仕入れてきた)をサービスしてくれましたが、この茶器はすごくありませんか?笑うしかないという感じ。でもトルコ人にはこのくらいじゃないと受けないのかもしれません。

まずくはないけれど、この品質でこの値段、海外で寿司屋を名乗るために何か資格とか条件を設けることはできないものでしょうか。普通の値段で良心的な値段の寿司屋を開きたくなってしまいました。

 

トルコの野良犬大好きです。仲良くお昼寝中。

    

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