イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

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2011 IZMIR JAPON FILMLERI FESTIVALI

2011-02-28 12:39:06 | イズミル暮らし・イズミル案内

この週末はかなり冷え込み、外を歩くと久しぶりに凍えそうな思いをしました。イズミルでも恒例となりつつある「IZMIR JAPON FILMLERI FESTIVALI(イズミル日本映画祭)」が今年もイスタンブル日本総領事館主催で行われました。もちろんJIKAD(日本イズミル文化交流友好協会)もお手伝いをしています。

 

私が見た映画は「雪に願うこと」と「父と暮らせば」の2本。どちらも地方色の濃い映画だったので私にとっては懐かしかったり、方言が新鮮に聞こえたり、と映画の内容とは別の意味でも楽しめましたが、英語訳からのトルコ語字幕で(見なくてもいいのについ字幕を見てしまいます・・・)トルコ人に十分映画のよさが伝わったかなあと思いました。

「雪に願うこと」は北海道の「ばんえい競馬」が舞台となった映画です。「ばんえい競馬」をご存知ですか?私は昔北海道に住んでいた頃一度だけ帯広で「ばんえい競馬」を見たことがあります。

世界で唯一、北海道でのみ行われている形態の競馬である。一般の平地競走で使われているサラブレッド系種などの「軽種馬」は使わず、古くから主に農耕馬として利用されてきた体重約800-1200kg前後の「ばんえい馬」(重種馬)が、騎手と重量物を積んだ鉄製のそりを曳き、2箇所の障害が設置された直線200mセパレートコースで走力と持久力を競う。(Wikipediaより)

もともとは、北海道開拓期に余興や催事として行われた、木材を運び出していた馬の力比べに起源を持つそうです。私がかつて見た「ばんえい競馬」はコースも泥だらけだったし馬にも農家のおじさん達が作業着姿で乗っていたような記憶があります。途中で動かなくなる馬あり、障害の坂を登り切れない馬あり、なんとものどかな光景だった思い出があるのですが、映画では「競馬」「レース」「ギャンブル」色が濃いものにかわってしまっていたようにも見えました。耕運機などの機械の導入が進むにつれ、農作業を馬にさせることが少なくなり、ばんえい馬の生産も減ってしまったようです。

「父と暮らせば」は大好きな宮沢りえ主演、原爆で父親を亡くしたことを自分のせいにし、幸せになることを自分に許さない娘に幽霊となって一緒に暮らし始めた父親が、何とかして娘を幸せしようとする姿が微笑ましくえがかれた映画でした。

トルコでは、何かとてつもないことが起こった時など安易に「ATOM BOMBASI GIBI(原爆のような)」と言う表現を使うのが私はいやなのですが、原爆の悲惨さを世界に伝えることは、唯一の被爆国である私たちのつとめだと思うのに、口で説明することは難しく、やはりこういう映像で実際の悲惨さの何百分の一でもいいから実感してもらえればなあと思いました。

帰り道、夕暮れのイズミルを寒さに震えながら歩きました。北海道の寒さには及ばないけれど・・・。

 

 

 

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YUFKALI SARMA KADAYIF(カダユフのユフカ巻き)

2011-02-21 21:06:42 | 料理

先週末は我が家へ久しぶりにお客様をお招きしました。総勢9名のSOFRA(ソフラ=食卓)なんて、滅多にないことなので何を作ろうかとアンネ(義母)と義妹に相談したところ、アンネはマントゥを、義妹はTATLI(タトゥル=デザートの甘いもの)を作ってくれることに。名づけてYUFKALI SARMA KADAYIF(ユフカル サルマ カダユフ)。

義妹のTATLIは前日に作ってくれたので、私も見学及び撮影に出かけました。まず、カダユフ(小麦粉で作られた細い麺)を、このようにほぐします。ユフカ(これも小麦粉から作られた薄~い生地)の上に広げます。

 

その上に刻んだ胡桃(今回は胡桃を使いましたが、ヘーゼルナッツやピスタチオでも可)をばらまきます。そしてロール状に巻いていきます。

 

3センチ位の厚さに切ってオーブン用のトレイに並べます。今回はカダユフ500g、ユフカ3枚を使いました。溶かしバターを大さじ2杯ほどかけたら180度のオーブンでこんがり色づくまで焼きます。

 

焼きあがったら、砂糖シロップをまわしかけて出来上がり。砂糖シロップは大きな声では言えませんが、砂糖4カップ、水4カップ・・・!私にはちょっとしっとりした感じで美味しいと思ったのですが、トルコ人的にはもっとびしょびしょにシロップに浸って!いないとだめだそうです。

当日届いたアンネのマントゥはこれまた絶品。手作りのマントゥなんて久しく食べていなかったので本当に美味しかった。大勢のお客様をもてなすのは本当に大変。トルコ人主婦ならどうってことのない人数でしょうがまだまだ修行が足りないと実感した夜でした。

 

 

Tesekkur ederim!

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MESHUR KEMERALTI TURSUCUSU(有名なケメルアルトゥ漬物屋)

2011-02-14 12:58:40 | イズミル暮らし・イズミル案内

イズミルの中心地にあって最も古い商店街KEMERALTI(ケメルアルトゥ)、何回行っても迷路の様に入り組んだ道は複雑で、目的のお店のアドレスを持っていても見つけることが難しいほどです。日本だったら雑誌やガイドブックで「KEMERALTIはこう歩く」なんて特集が絶対に組まれて、詳しいmapやお店リストが細かく紹介されるに違いないのですが、トルコではそんなガイドもなくただ記憶と野生の感に頼るしかありません。

そんなKEMERALTIの心臓部にこの「MESHUR KEMERALTI TURSUCUSU(有名なケメルアルトゥ漬物屋)」はあります。10平米もない小さなお店に所狭しと色とりどり漬物の瓶が並びます。ひっきりなしに漬物を買いに来る人が一時もとぎれることがありません。漬物を買う人はもちろん、このお店の店頭ではTURSU SUYU(トゥルシュスユ)という漬物水を飲むこともできます。

近所の漬物屋でやっぱり漬物水を飲んでいる人を見て「ええ、こんなすっぱいもの飲めるのー?」とずっと思っていましたが、ある日このお店のTURSU SUYUを飲んでみると!美味しいんです!!!「辛くないの?辛いの?」と言うオーダー、最後にきゅうりの漬物を1本入れてくれます。とても1杯は飲めないと思っていたのに平気で飲めてしまいました。きゅうりも1本もおかわりが欲しいと思うほど、するっと胃袋に収まりました。

40年来この地で商売をしているULGUT家の漬物を買いにイズミルっ子達はこの店を目指します。冬に食べる漬物といえばきゅうり、キャベツが人気ですがこのお店にはその他にも100種類以上あるそうでナッツから杏、桃、さくらんぼ、すいか、イチジクやアーティチョーク、とうもろこしにカリフラワーとありとあらゆる漬物を見つけることができます。果物の漬物は妊婦さんが季節はずれの果物を突然食べたくなった時の為に用意しているのだそうです。桃やさくらんぼが食べたくて食べたくて仕方がない時に、果たして漬物で満足できるものか…妊婦さんに聞いてみたいものです。

 

 

アンネの家に隣から越境して来たひよこ居眠り中。

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LEZZET CICEKLERI(美味しい花)

2011-02-07 11:14:30 | イズミル暮らし・イズミル案内

立春も過ぎ、そろそろ春の足音が聞こえてきましたか?イズミルは暑い夏が延々と続くので、私としてはもう少し冬を楽しみたいなあと思っています。健康には悪いのかもしれませんが、石炭ストーブの煤煙で霧がかかったように街灯や建物、人の姿もぼんやり見える冬の夜道を歩くのが好きです。

まるまる1ケ月つきあった風邪もようやく身体の中からすっきり抜けてくれました。今年の風邪には私の周りでもたくさんの人がつかまってしまったようで、会う人会う人「何をしても治らない!」と言う会話になりました。なんでもこの風邪、あまりにもしつこいのでトルコで強情者の代名詞「山羊(やぎ)」風邪と名付けられたそうです。

ずいぶん前のことになるのですがある日曜日、お友達の家にお茶に呼ばれたときのこと。ただ「お茶して、おしゃべりしましょう」というお誘いだったのですが、数日前が彼女の誕生日でした。モダンでとても趣味のいい家、サロンのテーブルにはこんな素敵なケーキ(?)が。彼女の旦那様は単身赴任中、残念ながら一緒に祝えない彼女の為へのサプライズプレゼントでした。

日本では、こんなケーキもありそうですが(あります?)、恐ろしい着色や飾り付けのトルコケーキを見慣れてきた私にはびっくり目からうろこのケーキでした。これ、中にフルーツが入っているんです。上段のピンクと白のチョコの中はイチゴ、中段のチョコレートの中身はりんご、下段のバラの中はスポンジケーキでした。キャンドルの炎の色もそれぞれ違います。すべてスティックに刺さっているのでカットをする必要もありません。手も汚れずに好きなだけ食べることができて目と舌と香りで楽しむことができます。そう言えばもうすぐバレンタインデーですね・・・!

ご興味のある方は、Bonnyfoodのサイトへどうぞ!→ http://www.bonnyfood.com/default.asp

 

 

彼女の家からの眺め

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CIBEZ(ジベズ)

2011-02-01 23:27:58 | 料理

寒さが本格的になってくるとまるで春が待ちきれないかのようにイズミルのパザルがOTLAR(オトラル)と呼ばれる新鮮な葉ものでにぎやかになってきます。本当にたくさんの種類があって全種類制覇にはまだまだ。迫力満点の農家の女性達が売っていることが多く、名前や食べ方を聞くのにもちょっと勇気がいります。

最近気に入っているのが、このCIBEZ(ジベズ)。キャベツの新芽だと思っていたのですが、もともとCIBEZというのはキャベツやカリフラワーを刈り取った後に根の部分から出てきたもののことを言うのだそうです。

食欲増進、整腸作用、肌の健康などに効果があるそうです。味はキャベツよりももっとさっぱりしていてとても食べやすい。茹でてからレモン、にんにく、オリーブオイル、塩で和えてサラダにするのが一番です。

 

 

先日買ったCIBEZからはミニカリフラワーが出てきました。

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