イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

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春節

2006-01-31 00:19:21 | 日本里帰り
 関帝廟

1月29日は中国の旧正月「春節」でした。爆竹の音、銅鑼や太鼓のリズムになぜか熱くなってしまう私、中国人の血が隠れているのでは、と思うほどです。
あの中華街に30万人の人出だったそうで、通勤時間の満員電車の様に立錐の余地もない押し合いへし合いで、けが人が出なかったのが不思議なくらいでした。



この日は15時から春節のメインイベントである「祝舞遊行」(しゅくまいゆうこう)がありました。中華街の方々がキンキラの衣装で皇帝や皇后、皇太子、皇女、大臣に扮した行列(ラストエンペラーの頃をイメージしたとか)や獅子舞、龍舞のパレードがありました。



来週は春節採青(しゅんせつさいちん)。これは銅鑼や太鼓の賑やかな音に合わせて獅子舞が中華街を練り歩き、各店に吊されたご祝儀袋をぱくっとくわえて商売繁盛を祈願するもの。採青という言葉は、獅子が大好きな青菜を採るということなのだそうです。また、事業発展の「業(イェー)」は「葉(イェー)」と同音で、生菜=生財(財を成す)という意味も持つ縁起のいい言葉だとか。

そしてこの言葉には別にもうひとつの意味が隠されているそうです。
中国清朝の時代に、漢民族の「清を倒す」というスローガンのカモフラージュだったというもの。足偏に采+清(清を踏みつける)という言葉と採青(野菜や葉を採る)とは同じ音。そして当時武術を禁止されていた漢民族がその腕を磨くために、獅子舞を隠れ蓑にしていたのだそうです。



にぎやかでワクワクする獅子舞ですが、こんな意味も隠されていたとは…。また別の見方で獅子舞を見てみたくなりました。

中国では、春節には餃子を食べるそうです。私も今日は餃子を作ってみました。
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日本語教室

2006-01-27 23:12:12 | 日本里帰り
はじめまして、どうぞよろしく。

日本へ来てから、毎週木曜日は「日本語教室」の日です。トルコからインターネットで調べた茅ケ崎市国際交流協会の「日本語教室」に問い合わせたところ、「残念ながら今期は始まってしまったので難しいですが、偶然トルコ人の女性もいるのでぜひ遊びに来て下さい」と言って頂きました。

12月中は年末年始のお休みに入っていた為、1月12日に初めてお邪魔してみました。中国人、ドイツ人、ニュージーランド人、イギリス人、リトアニア人etcと様々な国籍の20人くらいの人達がとても明るく勉強をしており、私の方が一緒に勉強をしたい衝動にかられました。レベル別に6グループに分かれて学習をしています。
トルコ人の女性は残念なことに、バイラム休暇でトルコヘ里帰り中とのこと。夫は「お邪魔虫」ついでに滞在中の4週間のみ一番初心者組で参加させて頂くことになりました。
本来は付き添い禁止なのですが、「あまりにも日本語がわからない」「短期間で途中参加」と言うこともあり特別に私も一緒に参加させてもらっています。

「わたしは○○です。とるこからきました。どうぞよろしく。」
「このほんは○○さんのです。」
「このほんは○○さんのじゃあありません。」
「○○さんは、とるこじんです。」
など、テキストに添って勉強していくと不思議とわかりやすい!夫も意外といい調子で
話しているのです。これにはびっくり。少し難しいフレーズをつっかえながらも言い終えることができると思わず先生と一緒に拍手をしてしまったり…親バカならぬ「妻バカ?」です。

肝腎のオリジナルの生徒達は皆さん休暇中で欠席、飛び入りの夫は先生とマンツーマンで「みらーさんは、あめりかじんです」「いーさんは、かんこくじんです」とやっています。

来週は、夫にとっては最後の授業、お休み中だったアンカラ出身のトルコ人女性もいらっしゃる予定なのでとても楽しみです。
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東京おのぼりさんツアー

2006-01-26 00:42:09 | 日本里帰り
イズミルも雪が降った様子、寒かっただろうなあ。でも私達は真っ青な冬空の中を懐かしい友達に誘っていただいて、毎日のように色々なところへ連れて行ってもらったり、美味しいものを一緒に食べたり、楽しい日本生活を送っています。

 藤十郎さんが芝居の中で着た紙衣(かみこ)と言う衣装は紙で作られているそうです。落ちぶれた姿を表したものだそうですが、贅沢ですよね。

歌舞伎も見ることができました。小さい頃からあの華やかな雰囲気にひかれて何度か通った歌舞伎座、わざわざ北海道から来てくれた高校時代の友人一家に誘っていただいて藤田藤十郎襲名披露公演へ。お正月らしい餅花の飾り付けや着物姿の観客の中で日本の伝統美を堪能。夫も6時間あまり眠気と戦いながらのようでしたが、楽しんでくれたようです。

東京タワーは幼稚園の遠足でのぼりました。         

昨日はLivedoorの堀江社長逮捕の余韻覚めやらぬ六本木ヒルズ付近へ偶然行きました。ヒルズの前にはTV局の車が連なっており『ああ、これはLivedoor 取材の為だったんだあ」と後になって気がつきました。ちょうど日本を離れる頃に出来ていた六本木ヒルズ、でもその頃とはまた違う模型の街の様な威容をはなっていました。

 六本木ヒルズから見える青空。風が冷たかった!

西麻布には子供の頃、叔母一家が住んでいたので練馬の自宅から1人でよく出かけた街です。すっかり変わってしまったとは言え、麻布十番辺りはどことなく昔の下町の香りが残っているようで、少しホッとしました。この気持ち、うまく説明できません。
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雪がつもりました

2006-01-21 16:05:17 | 日本里帰り
 

モスクワは-30度と言うことですが、こちら茅ケ崎にも雪が降りました。
温暖な茅ケ崎、雪は降っても積もることはめったになかったような…。
ところが昨日の朝は起きると庭が一面の雪景色、で嬉しいびっくりでした。
昨日はなんの予定もなかったので一日家の中で降る雪を眺めていました。
こんな一日もいいものですね。

 庭の椿の花も雪化粧。

昨日、今日は大学入試センター試験でした。
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黒海関がんばれ!

2006-01-20 21:03:29 | Weblog


寒い日が続いていますが、皆さん風邪などひいていませんか?北風が寒かった18日、suisui78さんご夫婦に誘って頂いて、大相撲初場所見学に出かけました。12時過ぎに入場して客席もまだ閑散としているうちから桟敷席に坐って楽しんできました。

 幕内土俵入り

夫はトルコ生まれのヨーグルトなのにブルガリアヨーグルトを宣伝している琴欧州は敵!反対にグルジア出身の黒海関は謙虚で人柄もいいと大絶賛!

お相撲さん達が国技館にやって来るところを待ち伏せしてちょうど黒海関を発見!恥を忘れて私走りました、夫と黒海関を一緒に写真に写すため。やっと追い付き、夫は即席の日本語「応援しています」を。黒海関は気がついて握手をしてくれました。私が写真を写していることに気がつくと立ち止まってもう一度ちゃんとポーズを取ってくれました。残念ながらこの日は負けました。昨日も今日も負けました。夫は「自分と握手したからかなあ」としょげています。

12時から18時まで6時間あまりも国技館で過ごしましたが、時のたつのも忘れてたっぷり楽しむことが出来ました。suisui78さん本当にどうもありがとうございました。

 黒海関とニッコニコの夫初公開

私も優しそうで素朴な黒海関、応援しています!
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表参道

2006-01-15 20:50:20 | 日本里帰り
 2/11オープン予定の表参道ヒルズ

表参道へ行って来ました。表参道は長年通勤をした思い出の地。先日駅の構内にはEchika≪エチカ≫がオープンし、こんなに駅の中広かったと思う程レストランから美容院、ファッション雑貨まで30店弱のショップが入っていました。生憎の雨降りのせいかどのお店も大盛況、でも私には長年慣れ親しんだ表参道の駅が他人に占領されたような寂しさも…。

2年半前の同潤会アパート           

表参道のランドマーク的存在だったあの「同潤会アパート」も見事に変身。2年半前にはまだ変わりない姿を見ることが出来たのに、今回は面影なし!
同潤会アパートは、1923年の関東大震災以後「地震や火災に強い集合住宅を」という復興計画により、1927年にできた日本で初めての欧米並み鉄筋コンクリートの集合住宅だったそうです。当時の最先端の技術を使い、耐震性・防火性に優れ、電気・ガス・水道・水洗トイレやダストシュートなどの最新設備を備えていたとか。
2月11日には欅並木の景観を遮らない様にとの配慮から地上6階、地下6階の住宅施設、商業施設からなる「表参道ヒルズ」としてオープンするそうです。

友達と久しぶりの再会ランチは有元葉子さんプロデュースというレストランに行ってきました。ちょっと裏道に隠れている『Olive Bar』は偶然見付けたのですが玄米ご飯と店名の通りオリーブオイルがとても美味しかったです。

 Olive Barのランチ
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東京ミレナリオ

2006-01-12 00:19:38 | 日本里帰り


昨年の暮、長野からの帰り道、東京駅で途中下車をし12月24日から1月1日早朝まで開催されていた「東京ミレナリオ」に行ってきました。丸の内がメイン会場の為、東京駅丸の内口はすでにミレナリオ見物の人であふれています。会場入口までは2時間待ち!夫には2時間待ちらしいということは言わずにおとなしく列に並びました。これがトルコだったら…ひしめき押し合う人、ズルして横入りする人、それに怒る人、怒鳴る人、言い返す人、殴る人、興奮する人、気絶しそうになる人…、と想像が広がり「ああ、日本人は礼儀正しくって静かでいいなあ」としみじみ。

1時間少し静々と歩いてたどり着いたメイン会場、やっぱり圧巻でした。皆が片手にケータイを持って写真を写している姿はなんだか異様でしたが、夫も「待っただけのことはあったね」とご満悦でした。



この「東京ミレナリオ」、東京駅丸の内本屋が重要文化財に指定された為、戦災で一部消失した現在の2階建てから創建当時の3階建ての姿に復元、保存されることになりその美観が損なわれたり、警備安全上の問題を鑑みて2006年以降の開催が休止されるそうです。
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KURBAN BAYRAMI(クルバンバイラム=犠牲祭)

2006-01-09 12:56:37 | イズミル暮らし・イズミル案内
KURBAN BAYRAMINIZ MUBAREK OLSUN!

先ほど電話が鳴ったので出てみるとしばらく間があって「ワタシハ○○デス」と言うたどたどしい日本語が…。なんと水をかけて見送ってくれた友達が「もういい加減に帰って来い」と電話をくれたのでした。「ワタシハ○○デス」は出発前に電話するから書いておいてと言われて本気にしないで書いたものでした。感激~!!!

今年の1月10日から4日間はクルバンバイラム(犠牲祭)と言ってイスラム教の祝日になります。持てる人は羊や牛などをイスラムの法にかなったやり方で屠り、貧しい人や近しい人と分け合います。
この時季になると全国から犠牲用の牛や羊を一定の場所にテントを張って業者が売りに来ます。そこで買った動物を自分でまたは肉屋さんが解体します。
TVでは犠牲用の動物が凍死したとか、搬送中にトラックから逃げ出しそれを写そうとしたカメラマンが牛につぶされたなどと言うニュースをよく見ます。
また「よい動物の見分け方」「動物を楽に倒す為の方法」などを専門家が教示したりしています。

数年前まではアパートの庭や広場で解体する風景が普通に見られ、町中に牛や羊達の悲鳴が響いていたそうですが最近は大きな都市では禁止されて一定の場所でしか屠ることを許可されなくなったようです。
羊は一人分の犠牲、牛は7人まで共同で屠ることができるとイスラムで定められているそうです。

そして最近は大手のスーパーで「犠牲動物あります」としてマーケットの前に動物を用意し、買いに来た人はその中から気に入ったものを選んで、祭日中のどの日の何時に屠ると予約をすると当日は希望の数(その人が配る戸数)に切り分けて箱詰めまでしてくれると言うサービスを始めました。
夫の叔母さん夫婦が、昨年マーケットに依頼、そこでは羊を扱っておりキロ当たり7,60YTL(約580円)でした。叔母さんたちも肉付きのよい油の少なそうなのを選び、係りの人が売約済みの番号を羊にスプレーで書き支払と引き換えに予約表をくれて商談成立となります。
そのマーケットだけでもすでに3900頭の羊が売約済みということでした!

 犠牲になることも知らず…。

叔母さん夫婦はバイラム2日目の受け取りを予約していました。バイラム2日目は毎年雨が降るのだそうです。それはクルバンたちの血をアッラーが洗い流す為だとか。

当日マーケットのクルバンコーナーでは予約の人どうぞどうぞ!と勢いのいいお兄さん達の声、予約表を渡すと運命を悟った叔母さんちの羊は抵抗しながら引きずられ切られる列に並ばされました。残酷だとか気持ち悪いとか言わせない見事な手際のよさで次々と羊達が犠牲になって行きます。お兄さん達は笑いながら鼻歌歌いながら・・・。首を切る人、皮をはぐ人、内臓を出す人頭を落として中身を取り出す人、内臓を分ける人、最期にお客さんに肉の塊を渡す人、見事な連係プレイでした。この能率のよさ、とてもトルコとは思えなかった。

 見事に清潔な連携作業。

まず首を切る時にアッラーの名前とか切らせる人の名前を唱えなければならずそこに切ってもらう人が立ち会わなければならないのに叔母さんの旦那はなんと叔母さんを残して姿を消してしまったのです。(気持ち悪いから)
これにはほんとにびっくり。叔母さん仕方なく立ち会っていましたが失神しそうだと言ってました。
でも私はあまりにもきれいな仕事ぶりと、犠牲になってくれた羊達を見届けなければと思ってしっかりと見守っていました。

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猿の温泉

2006-01-08 20:35:26 | 日本里帰り
日本へ帰る数日前に、たまたまトルコのTVで世界の火山地帯についてのドキュメンタリー番組があり、そこで日本で温泉につかる猿を紹介していました。夫と2人で「かわいいねー」と話してその日は終わり。

今回帰国後一番にこのブログでもブックマークさせて頂いている長野在住パン屋開業したい!のnejeruさんご夫婦を訪ねました。

(お2人には滞在中の3日間、旅行会社もこうは出来ないと思われるような至れり尽くせりのおもてなしをしていただき感激の日々でした。ありがとうnejeruさん一家!ここを借りて再びお礼申し上げます。)



お2人に最初に連れて行っていただいたのが地獄谷温泉。そこにある「地獄谷野猿公苑」が、あのトルコのTVで見た猿の温泉だったのです。長野は一面の雪景色。地獄谷温泉へは30分ほど雪の降る山道を歩きます。まっすぐに伸びた杉林に積もる雪、私も猿だったのかしら、と錯覚するように道で普通にすれ違う猿の親子たち。ようやくたどり着いた猿の温泉では真っ赤な顔とお尻をした猿達が「極楽、極楽」と言いながら(たぶん)のんびりお湯につかっていました。赤ちゃんを背中や懐に抱いた親ざるもいっぱい。遠い道のりも何のそののホッとする情景でした。



このアドレスからは、開苑時間中の猿温泉の様子を見ることが出来ます。
http://www.jigokudani-yaenkoen.co.jp/livecam/monkey/index.htm
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トルコのお見送り

2006-01-04 23:32:49 | Weblog
昨年中に「トルコから日本へ」と言うブログでも少し書きましたが、トルコでは旅立つ人を見送る時に、うしろから水を撒いて送り出してくれます。「水の様に早く行って水の様に早く帰って来い」と言う願いがこもっているのだそうです。

近所の友達が出発時間にわざわざ来てくれて、車で空港まで出かける私達を見送ってくれました。ほとんど毎日の様に会っている友達なので、いささかトルコ人化が進んで熱くなっている私は、みんなと抱き合ってほっぺたにキスをしあいながら、ウルウルして喋れなくなるのを気取られないようにするのが大変でした。

空港まで送ってくれたのは夫の友達、年季の入った車の隅が見えますか?
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