今年の紅葉は赤がよく色づかなかったそうです。鎌倉は円覚寺の楓。
錦秋…紅葉が錦(にしき)の織物のように美しい秋。日本の秋は美しいです。この季節に里帰りが出来てよかった。友達に「そろそろだんなさんが恋しくなったでしょう」とよく聞かれる今日この頃、でも私、イスタンブルを発ったその瞬間から恋しいです。おかしい?
先日の夫とのメッセンジャーでの会話中、私がトルコにいるうちに買ったトイレットペーパーの予備をようやく開封したと言う夫。
私:へえ、私がいないほうが節約になるね。私がいたら今までに少なくとも15個はトイレットペーパー使っていたと思うよ。
夫:30個使ってもいいから早く帰ってきて。
何だかこんな夫(ここをクリックするとまたまた泣かせる(笑える?)クリップ有り・夫作…)にしんみりしてしまいました。
里帰り特集最後のブログは鎌倉、箱根の風景をご覧ください。
紫陽花で有名な明月院。
同じ松でも野性的なトルコの松とは大違い。鶴岡八幡宮。
鎌倉は平日に行きましたが、それでもかなりの人出。小町通などはお土産を求める人で原宿の竹下通りのようでした(たとえが古いのはご容赦ください)。
そして日曜日に出かけた箱根路は小田原駅で登山電車に乗る段階ですでに長蛇の列。通勤列車のような混雑でした。それでも右に左に移り変わる紅葉に上がる歓声に楽しい気分になりました。
箱根は美術館がたくさんありますが、車がないとなかなか回ることが出来ない不便なところです。今回は「施設巡回バス」乗り放題1000円パスを購入しました。15分間隔くらいで巡回しているので、それ程待たずに美術館巡りを楽しむことが出来ます。と言ってもなかなか見応えがあるので丸一日で3軒しか回ることが出来ませんでした。また次回のお楽しみです。入場券代も高かったし…。
箱根湿性花園は「この時期はあまり花が咲いていません、
それでもよろしければご入場ください」と但し書きつきでした。
この秋最後のすすき。
フランスの芸術家ルネ・ラリックの作品を収集した「箱根ラリック美術館」、初めて知ったのですがすばらしいガラス作品の数々にため息の連続でした。暖かかったのでお庭を眺めながら頂くランチも気持ちがよかった。
「箱根ガラスの森美術館」はクリスマスを飾るクリスタルの木や滝もさることながら広大な敷地内を流れる自然の渓流やもみじの小道を歩くのも楽しかった。
とっても気に入ったガラスのオブジェ。
左に見えるのがクリスタルの滝です。煙突をのぼるサンタクロース、見えるかな?
紅葉の小径。
どんなクリスタルのイルミネーションにも負けない紅葉のライトアップでした。
2日後にはトルコへ帰ります。2ヶ月間4年ぶりの日本の秋を堪能しました。滞在中いつも一緒に時を過ごしてくれた、また今回は残念ながら会えなかった、すべての友人たちに、興奮しながら一緒に里帰りを楽しんでくれた(たぶん)両親に、そして2ヶ月もの長い里帰りへ快く送り出してくれた夫に感謝です。どうもありがとうございました。Sevgili kocacigima tesekkur ederim.
最後までモンブラン!念願のモンブラン丸ごと!いや全部は食べませんでしたよ。
☆現在のイズミル☆