ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

村木厚子さん 素晴らしくて 何て 太っ腹な女性でしょう

2012年02月24日 | 日記
素晴らしくて なお 且つ 太っ腹な女性だなあ

障害者に与えられた権利の乱用

 おかあさんは新聞を取っていないので 福祉に関する新聞記事は 二本盲人会連合から配信される福祉ニュースを見ている
 そこに 下記のニュースが出ていて 正直 感動した。
 部下の嘘から出た言葉の所為で長い間収監された村木さんの言動を見ていると
 よく まあ 恨みがましいことも言わずにいられるものだと おかあさんは感心しきり。

 

すばらしいなと感心していたら 全ての賠償金を寄付するとの事。何て 太っ腹なの。

 すがすがしい気持ちになりました。
 こんな女性が今の腐りきった政治家の上に立って 浄化してくれたらいいのにと思う。

 刑務所と聞いて思い出すのは 島根県浜田市に出来た刑務所とリンクした盲導犬訓練センターでの 更正事業。
 受刑者がグループで盲導犬候補の子犬を育てている 
 そのうち一頭がPR犬になったと聞いている。
これらのニュースもこの福祉ニュースに配信される。

 おかあさんは 一日も早く 彼らの中から盲導犬が生まれてこないかなと願っている。
そうなれば 多くの関係する受刑者に喜びを与えられると思うからだ。



以下 新聞記事

 5.障害者郵便割引不正:無罪確定の村木さん賠償全額寄付
2012年2月16日 毎日新聞 夕刊
 郵便不正事件で無罪が確定した村木厚子・元厚生労働省局長(56)=現内
閣府政策統
括官=が、違法捜査の責任を認めた国側から得た賠償金を長崎県雲仙市の社会
福祉法人
「南高愛隣会」(田島良昭理事長)に寄付すると明らかにした。同会側は、刑
務所への出
入所を繰り返す「累犯」障害者や高齢者の更生を支える活動などに役立てようと、
3月に
も「共生社会を創る愛の基金」を創設する。
 同会関係者などによると、約3770万円の賠償金から弁護士費用を除いた
全額が寄付
される。村木さんは捜査の真相を明らかにしたいと国家賠償訴訟を起こしたが
、国側は昨
年10月、捜査の責任を全面的に認めて賠償金を支払う異例の対応をとった。
村木さんは
「お金をもらうのは本意ではない」として、累犯障害者の支援で知られる同会
側への寄付
を決めたという。
 田島さんが公平に寄付金を役立てられるように基金創設を提案し、村木さん
も賛同。具
体的な使い道は、外部の実務家らでつくる企画委員会が中心に検討するが、長
崎県内で罪
を犯した知的障害者の受け皿確保に必要な調査や調整を行う「障がい者審査委
員会」(仮
称)の運営支援などが柱になりそうだ。
 村木さんは関係者に宛てたメールで「ハンディキャップを持った人が適正な
取り調べを
受け、公正な裁判を受けられるようにするための活動や、自立することを助け
る活動を支
援する基金を作っていただくことになりました」などと報告している。田島さ
んは「村木
さんがつらい思いをした中から生まれたものなので、社会に役立つよう最善の
努力をした
い」と話す。3月10日に東京都内で基金創設の報告も兼ねたシンポジウムを
開く。