ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

消毒液 足りてますか?

2020年04月26日 | 日記
 各国の1000人当たりのPCR検査数を聞いていたら、日本は極端に少ない。こ
れには多くの人が疑問に思っていることだろう。検査をする人が足りていないとか
聞くが、日本の防疫体制はどうなっていたのだろうか。毎年のようにトリインフルエ
ンザの不安も続いていたのに。
 それにしても、韓国や中国にをも下回るような情けない状況であったのかと暗澹
たる思いだ。
 しかも ステイホームとテレビやラジオで声高に叫んでも聞く耳を持たない人た
ちが一家総出で外出している。

 もう、ニュースでも世界の感染者数や死者数はほとんど聞かなくなった。これでは
、パンデミック戦争。死に目にも会えないのだとか。

生きていると体が汚れる。今日、おかあさんはジャネットのフルシャンプーをした。
有難いことにジャネットはお風呂でのシャンプーを嫌がらない。
 月に1回は必ずシャンプーをするから、おかあさんの手でするのは96回。今まで4
年半だから48回目のシャンプーとなる。
 毎回、いかにすれば効率よく早くシャンプーが終わるかを考えながらやっている。
水にぬらしてよく絞ったゴムみたいなタオルでしっかり拭いて、今度はおっても水分
が取れるタオルで拭き上げるとドライヤーの時間が非常に短くなった。
 黒ラヴで短毛のジャネットだからこそあるが、感想が速いのは助かる。

 丁度、終わったころ、大阪のユーザー仲間が経営している施設の消毒液が足りない
とのことで、おかあさんは急遽街の中で消毒液を探してもらい、手に入れた品をY君
が持ってきてくれた。
 大都会に人出が減った新宿辺りでは 意外と消毒液が売られているとのこと、それ
なりに入手できた。
 早速送った。少しでも役に立てば嬉しい。
 大事な盲導犬のユーザー仲間だから、窮状を聞いたらほおっておけない。

明日の見えない今の日本。ウイルス騒ぎが下火になっている国もあるのだから、日本
も頑張って欲しい。
 治療従事者に拍手をする暇があったら、金持ちたちは地方の別荘に逃げ込まない
で、困っている人たちの為に手を貸して欲しいものだと巷の雀が言っていましたよ。

パンデミックの蔓延は衰えず

2020年04月16日 | 日記
 先ほどのラジオのニュースによると、世界で感染者数は206万人を超え、死者数
が21万人を超えたとのこと。日本も日々 感染者数が増えて、死者も200人に達
しようとしている。
 緊急事態宣言も日本中が対象となり、これは益々終息への期待感が薄れゆく事態に
なってきた。。
 地震災害などは地域が限定されるが、今回の新型コロナ ウイルスによる状況は世
界中の人々を危険に追いやる大災害と言える。
 大変なのは経済的な不安に追い込まれている人々で、長引けば長引くほど生きてゆ
くのが大変になる。
 政府は国民全員に10万円を付与すると困窮世帯への30万円の給付を引っ込める
らしいが、もう 何日も費やして議論を重ねながらまだ何も決められない政府ってど
うなんだろう。
 銀行口座を持たない人々にどうやって渡すのだろうか。このような人こそ今現金が
必要なのにと政治の空回りを憂える。
 おかあさんは年金生活だから、こんな状況下でも急に生活できない状態には陥らな
い。
 はっきり言って10万円給付されたら誰か周りの大変な思いをしている人に使って
もらいたいなと考えている。

 日本中の大金持ちは10万円もらったらどうするのだろうか。

九年目の3月11日の事

2020年04月13日 | 日記

 九年目の3月11日

 こう書くと、ああ 東日本大震災かと思うか。
 パンデミックがこれまで地球上に蔓延しなかったら、日本の昨日のメディアは
東日本大震災の話題ね持ちきりだったであろう。しかし、昨日のNHKラジオからも
大震災に絡む情報は聞こえてこなかった。
 アメリカでは50万人以上が感染して死者も2万人を超えた。
 世界中で100万人以上 実際には何人だろうか 感染者は続出して、日本でも二
桁とはいえ 日々恐ろしいように感染者数が増えてきた。
 緊急事態宣言が出ても この生ぬるい外出の規制や商業活動の規制では、そうは簡
単に観戦は収まらないように思える。
 おかあさんのお稽古事も全て休止状態となった。
 自分で動くためには自由意志の散歩が唯一の運動となった。
でも それは皆がそうなんだよね。とはいえ ジャネットと近くを散歩しても誰にも
出会わない。迷子になったら大変。道を聞く人がいないのだ。鍵に着けてある笛を鳴
らすとどうだろう。すわ 緊急事態発生かと言って誰かが外に出てきてくれるだろう
か。

 最近 カミューのペストという小説が売れていると言う。おかあさんは数年前に
「ペスト」を読んで、パンデミックについては聞き知っていた。1918年に世界を
震撼させたスペインかぜについても知っていた。
 東北沖の三陸を見舞った来た日本の歴史に残る大地震のあったことも本で読んで知
っていた。だから 9年前の東日本大震災が想定外だということにはうなずけなかっ
た。
 こう書くと、おかあさんはとても危機意識の高い人だなあと思うのだが、昨日の
おかあさんはいただけない。
 今日の復活祭の礼拝の中止を想ったのがきっかけで、昨日が9年目に当たっていた
ことを思い出したのだった。
 おかあさんの心からは大震災を忘れない、忘れていないと思っていたのだから、何
とも情けないことであった。

 
 常に大きな災難で多くの人命が失われてきた地球上の事を思いながら生きていきた
いものだ。

 最近 ある人々の口から、このパンデミック以後の社会の変化について語られるよ
うになった。。
 肉体的にも動かなかったここ数か月後の自分の筋力や贅肉の状態が気になるし、ど
うも 今までの人間模様も変化しそうだ。
 変わらないのはジャネットくらいかな。出番が少なくなって、暖かいホット カー
ペットでごろごろしている。最近は普通に「カムとコマンドをかけても知らん顔だ。
 朝早く、ご自分のトイレ タイムの時だけ自らの意思でおかあさんをたたき起こす

 寄前夜る11時過ぎに最後の排せつをさせたのみも拘わらず、真夜中におかあさ
んをおこすこともある。
 何の用事なのと聞くと、ベランダに向かってダッシュする。これは早くトイレに行
きたいよとのジャネットの言語表現だ。
 仕方がないので、そっと雨戸を空けて、首の鈴を外して寒いのにベランダに出して
あげる。
 お陰様でおかあさんはいつも眠りが足りない。
 考えてみればジャネットの排せつの時間やや状況が変化してきた。
 ジャネットは22キロの体重で大型犬の中では小さい方なので、膀胱などの内臓も
小さく、容量が少ないのかもしれない。
 27キロだったニッキーとはだいぶ違う。あと3か月で7歳になる。
 真夜中のトイレタイムで」おかあさんを困らせても元気でいてくれることが一番。
ありがとうね。ジャネちゃん。 優しく 涼しい目をした黒ラブさん。
 アメリカでは動物園で虎屋ライオンが新型コロナウイルスに感染したそうだから、
犬にも感染しないとは限らないので、おかあさんが気を付けているからお互いに頑張
ろうね。


どこまでゆくか パンデミック

2020年04月06日 | 日記

 日々増加する新型コロナ・ウイルスの感染者と死者が増えている。 数日前に患者数は100万人を超え、死者数は5万人を超した。 アメリカでは30万人を超す患者数とこのままでは死者も24万人に達するとトラ ンプは語った。

 となると患者数は何人に上るのだろうか。  日本でも3桁台になり患者数も4千人に達しようとしている。 世界中に蔓延したウイルスは動く人を介して蔓延してゆく。 周りの友達たちは出かける時は必ずマスクをして外出するようにと言い、ハンカチ でマスクを作ってくれた。  

昔 人々は自分で物を作ってきた。 使い捨てのマスクが出回ると、多くの人がそれを買えなくなると狼狽する。 私も自分で作ることを考えもしなかった。 今世界中で経済活動が滞り日々の生活に困る人が多く出ている。 我々の社会活動がいかに全ての人がノーマルに生活することで樹立されていたこと を見た。  

とはいえ、生産が多くなったキャベツが土にすきこまれていた。ところが、スーパ ーではキャベツが1個250円で売られていた。依然と変わらない価格だ。全く価格が 下がっていないとは。生産過剰というのにね。  まあ それはそれとして、 今朝の話では、これほどパンデミックを終結するには引 きこもれと言っているのにまだ それを理解していない人がいると話していた。  これほど多くの人々がスマホなどで社会の動きを見ていると思うのだが、まだ正し く理解していない人がいるとは。  

 おかあさんも外出が極端に減って筋肉の減少が気になる。 廃用性症候群になりかねない。 早く何とかしなければ。さて、どうするか。

 こんないやな状況の中で明るいニュースがある。

おかあさんの声楽の先生が ザ レジェンドというオペラ ユニットの追加メンバ ー応募のオーディションに合格した。

 4月4日の最終審査のユーチューブを前にして、おかあさんの心臓はどきどき、歌 い終わった時はその歌唱力に拍手して、どきどきは収まった昨夜、合格との知らせに 大喜びしたおかあさん。だって もし 子供がいたなら そんな年齢なのだから、まるで親心。

 今後 どのようなかつやくをするのか大いに楽しみなおかあさんだ。