ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

巻き舌のからす

2015年04月22日 | 日記
最近 烏の鳴き声を耳にすることが多くなった。  子育てが進んでいるのだろうか。 今日  我が家の近くを鳴きながら飛んでいった烏は 目を見張るほどの巻き舌。日本語の中にはRを巻き舌で発音する言葉が無いので 日本人にとっては苦手な巻き舌。おかあさんはスペイン語を習い始めた時 巻き舌は出来なかったが 発音のコツをスペイン語学科の学生が教えてくれた。  その方法は びっくりする方法であった。    おとうさんのいびき がヒント。どのようにいびきをかいているか 舌の動きを想像しながら ヨーク 観察してごらんなさい。  幸いにも 父親がいびきをかいていたので その音のメカニズムを観察。すると 1週間で できるようになった。  その後 ホームから左の頭から線路に落ちて 口の中の筋肉が緩んで 舌が巻き亡くなった。  アレッ と出来ないことに気づいて 又 ルルルルと練習をした。すると 又 出来るようになった。  今日 窓の外を飛んだ烏の巻き舌は他を圧する程のうまさであった。  どのように発声しているのか 尋ねてみたいくらいだ。  そこで 1句 巻き舌の烏クワクワ初夏の風  話は代わるが今度はすずめ。  我が家の近くの音響信号機のすぐ傍ですずめが賑やかに鳴くようになった。音響信号の音と音響信号の音色とは異なるので 誤って赤で渡ることは無いが 不思議だなと思っていた。  昨日 外出時にガイド ヘルパーさんが 言った。 「小雀が飛ぶ練習をしています。少し 飛んでは 又 巣に戻っていますね。」と。  聞くと 信号機か 電信柱か不明だが すずめの巣があるのだと言う。。それも 地面から結構 高いところに巣があり 他にもこkすずめ子すずめが巣にいるとのこと。  雨風をどのようにして凌いでいるのだろうか。ニッキーの貸与以来 隣家の軒での子育てが出来なくなってしまって すずめに申し訳なく思っているおかあさん。  子の子達が元気に大きくなって欲しい。 そして 烏にやられたりしない様に祈っているよ。  初めての飛行訓練 すずめの子

春の気分は

2015年04月20日 | 日記
 今朝 予定よりも早く小淵沢から帰宅。  大荒れになるという天気予報を信じて 朝 10時の特急 あづさ に乗った。  今回は 往復共に駅での手引きの連絡がスズースで余分の待ち時間はないまま  帰り着いた。  今まで 八王子駅では エレベーターで誘導されたので 延々と歩かなければならなかったが 今回 会談を利用したら 横浜線から中央本線のホームはほんのすぐそば。  乗り換え時間 8分は 勿論 4分で行けたかも。  鉄道会社は 障害者と聞くと 足が不自由だと決めて掛かるが こちら 視覚障害者は 危険さえなければ 会談でも エスカレーターでもOK。任せておいてなのである。  さて標高880めーとるの小淵沢駅 週変は 今 染井吉野が満開だ。れんぎょうも ヤマモモも然り。紫色のインパクトの強いつつじも満開。たんぽぽもすみれも。 百花繚乱だが 悲しいかな おかあさんの目には見えなかった。でも どの花も知っているよ。  野辺山 をご存知の肩は多いだろう。JRの駅の中で 最も標高の高いところにある駅だ。冬の気象情報の中でも 関東 甲信越地方で 最も気温の低い所として 紹介されることが多い。  そこに 「八ヶ嶽ふれあい公園」という池や水車がある素敵な公園がある。長野県南牧超の町営公園だ。  晴れた日には 池の面に周囲の山が写り 5月の後半にはたんぽぽが咲き乱れる 夢のよう な美しい公園だ。  今回 どんなものかと覗いてみたが 標高1600めーとるあるので まだ春に入ったばかり。タンポポもまだ2センチくらいにしか葉が出ていない。。  近くには滝沢牧場という観光牧場がある。  おかあさんは その公園がいつもまぶたに浮かぶ。又 訪れたいと思う場所の一つだ。  今回は 大泉にある自然やという野草や山菜料理の店に言ったら きじを見つけた。 八が岳方面では 結構多くの野生動物が人間社会の近くに済んでいる。いたちが車道を横断したこともある。  今 小淵沢方面では やたらに太陽光発電の設備が多くなって 近隣の人たちの憎しみの対象となっている。  せっかくの木を切り倒し 雑草が生えないように強力な除草剤を散布して 景色を台無しにしている。  土地持ちには 放置しておくより 有効利用したいのだろうが 美しい風景をズタズタにしてしまっている。    今度の旅の直前のニッキーの腰部と足 股関節の不調が悪化しないかと心配したが 柔らかい草の上を歩いたりして 地面の感触とかぐわしい草の匂いをかいで 元気に帰宅した。。  友人は 昨年秋に17歳のペットを見送ったばかりなので ニッキーをこよなく可愛がってくれ ニッキーは楽しかったと思う。  今度はいつ ニッキーに会えるかな と頭をなでてもらった時 もう 帰らなくてはならないの ですって。ちょっと 淋しそうだったにっきー。  引退までに もう 一回 行こうね。

親切だったJR 東日本 お問い合わせセンターの職員

2015年04月17日 | 日記
ニッキーとおかあさんは 明日の朝 二人六脚で小淵沢に行く予定だ。 心配性のおかあさんは 今日 最寄り駅で明日の旅程の乗換駅での職員の手引きの 事前予約が出来ないかと聞いた。 なぜなら  最寄り駅を出てから 桜木町駅と 八王子駅での2回の乗換えがあり いずれの駅でも 乗り換え時間が短いので事前予約をしたかった。  最寄り駅の洋光台駅では 事前予約は出来ないと言われた。  桜木町では たった2分しか乗り継ぎ時間がない。  この2分で 桜木町駅から 次の八王子駅への引継ぎ連絡は不可能だ。  今までの経験では 目的の電車に乗る前に 必ず 到着駅との連絡を済ませて両者が確認をしてからでないと 電車を利用することが出来ないきまりになっているはず。  おかあさんは がっかりして 家に戻ったが 旅程が決まっているのだから 何とかなるかもと思い 問い合わせることにした。 JR 東日本の 問い合わせセンターの電話を調べて かけてみた。  電話口の 職員さんは おかあさんの事情を 素早く理解してくれて 最後には その方から 桜木町駅に連絡をしてくれると言ってくれた。  おかあさんは 旅程を伝えて ほっとして電話を切った。  なぜ こんな面倒なことをしなければならないかと言うと  電車の乗り継ぎ駅では その駅のホームか事務所で  電車に乗る前に 何両目の何番扉に乗るので 迎えに出て欲しいと依頼することになっている。    乗り継ぎ時間が長ければ 駅間の連絡が付くまで待てるが 乗り継ぎ時間が短いときは 乗りたい電車を見過ごして 次の電車を長い時間  ホームで待つ事もしばしばある。  次に乗る区間が長いときは 目的の電車に乗ってからでも 駅間の連絡は出来ると思うのにと 納得いかな。  ホームから転落事故を起こしているおかあさんは 絶対にホームを単独では歩かないことにしている。例え ニッキーがそばにいてもである。 必ず駅員さんの誘導で動く。  今日のように事前に連絡が出来た上での旅行になったので おかあさんは ほっと 肩の荷を降ろした感じがする。  親切な職員さんに大感謝。ニッキーからもチュッ。 今 JR 東日本では 各駅の電話番号は教えない。  教えるのは お問い合わせセンターの番号だ。 050-2016-1600 ばんである。 ちょっとメモしておくと役立つときがあるかもね。 行ってきます。 

面白かった本のご紹介

2015年04月16日 | 日記
本の題名は 「ここが一番面白い 生命と宇宙の話」著者 ながぬまたけし(長沼毅) 発行所 青春出版社 発行2014年3月  生物学者 理学博士である著者の頭は柔らかい というのが 読み終わったおかあさんの乾燥だ。  何しろ 生命の始まりの検証から 最後は 宇宙の終焉までについて書いてある。  宇宙の最後なんて とてつもなく未来のことだが 今まで おかあさんは そのことについて考えたことは無かったので目から鱗。  太陽は恒星としては小型のほうなので その最期は超新星のように大爆発は起こさずに 温度が下がって 輝きをなくして 小さな星になってしまう 。それは50億年後のことだって。  オリオン座の一党制のペテルギウスは今 超新星として死線をさまよっている段階で いつ爆発するか分らない。爆発するととてつもないエネルギーを出すが その中でも ガンマー ビームという放射線のガンマー線が束になって降りかかって来るのが怖いと言う。だが 地久からは遠く離れており 向いている軸が違っているので 地球への影響は心配なさそうとのことだ。  ペテルギウスからの放射能より 福島原発で解け落ちた核燃料の始末の方が ずっと怖いと思うおかあさん。  宇宙には 見えないが 多くの放射能が存在するんだね。  生命の始まりが地久で生まれたものなのか 宇宙からやってきたものか 学者の間では 議論が白熱している。 それはべつにして  動物の中にあるミトコンドリア 植物の中にある葉緑体の産生が混沌から条理へと変化してゆくメカニズムを説明していて 大変興味深く読むことが出来た。  この本が書かれてから1年経過している。  今では  もっと新しい材料があるのでは ないかと思う。今後の動きが楽しみだ。   2019年 完成予定の大型望遠鏡 (30めーとる径) tmt が完成したら  地久から月の一匹の蛍を見ることが出来るそうだ。  すごいですよね。  読んで見て下さい。  さて 今日のニッキーさん。昼間 外でトイレをするために外出。いつもなら 見日に折れてハウスへ向かうのに 左へ折れてら。そのまま歩いて オリンピックまで買い物に行くことにして レッツ ごー。  無駄な動きもなく 腰部の痛みは感じられなかった。  ただ 家の中の階段では ちょっと躊躇する感アリ。  椅子の上やソファーにも上らない。  ニッキーは自分自身でも歩いたほうがいいと思ったのかな。 でも  無理は禁物。  

ニッキーに付いた病名は

2015年04月15日 | 日記
ここ5日程 ニッキーが立ち上がったり 走ったりした時 鋭い悲鳴をあげるようになった。と言っても 1日に1回くらいだから 以前痛めた所が 完治していないのだわと安易に考えていた。  今日 ヘルパーさんが来たので 立ち上がってお迎えの姿勢を取ろうとしたニッキー。  何しろ 律儀だから きちんと挨拶をするのを常としている。  ところが 立ち上がったと同時に 悲鳴。そして 階段を数段降りながら又悲鳴をあげた。  階段を上ってきたヘルパーさんが ニッキーは左足を引きずって昇っている と言った。  これは大変。階段は 今まで ものすごい勢いで駆け下りていたのに なな 何としたことか。  おかあさんは 早速 鍼をした。  午後 動物クリニックへ行った。。いつもなら 嫌がって入らないのに 今日はすんなり入った。 クリニックまでの往路は  途中 別段 普段と変った漢字はしなかったが 何かあるはず。  診断の結果 加齢による腰椎の変形性関節症 だと言われた。  後ろ足を真後ろに引っ張った時 左右とも 痛がって 泣いたとの事。まあ ヒー という位らしいが。犬の後ろ足の関節は床と水平になるまで後ろに伸ばせるらしい。  変形性関節症の部位は 腹側とのこと。後ろ足で立ち上がろうとする時 痛いときがあるのだ。  帰ってきて おかあさんは 再度 触診をすると少し 筋肉も硬い。  おかあさんが散歩に連れ出さないのがいけないのかなとか 考えてしまうが 鍼治療をしながら 無理の無いように気をつけよう。  健康な状態で協会に戻したいと思っていたのに 。  そして 今日 盲導犬協会から この秋に代替犬の訓練を予定するとの連絡があった。  あと5ヶ月くらいしかない。  割り切らないと 前には進めない。残りの時間を有意義にと思うが ニッキーはしっかりと歩けるかな? 週末は小淵沢に遊びに行く予定。山荘の桜はまだ咲いていない由。  まだ 寒そうだね。 

痛くて目が開けられない

2015年04月12日 | 日記
夕べ 台所での衝突事故。  少し 前かがみになった時 目の前にぶらさがっていた 調理用の器具に目をぶつけた。 普段は 顔面をぶつけても 目に直接ぶつかることはなかったが  昨日は 何と 2度も。そして その 2度目にぶつかったものが悪かった。 。洗ってぶらさげておいた 先端がギザギザした調理器具だった。 思いっきり ぶつかったらしく 痛い 痛い。 今朝は 昨日よりも  涙がぽろぽろ出てきて開眼で着ない。   見えないのだから 目をつぶっていても 生活には支障はないのだが。  しかし  目を開けて折れない上体だから 瞳の辺りが 傷ついたのであろう。  今日は久しぶりに用事が無かったので 教会に行こうと思っていたのに 普段からの不振人は こういうことになるのか。  以前 まだ 白杖を使っていなかった頃 駅で 人と正面衝突をした。  その時 架けていた眼鏡がずれて 鼻当ての部分がが目に入り 目の表面が傷ついた経験をした。  この時は 会談を上ってきた男性との正面衝突だったので 被害は大きかった。  その時は まだ 目で見て生活をしていたので 痛みで目が開けられず 本当に困った。  この時の反省から おかあさんは白杖を持つようになった。  本人は見ているつもりでも 本当は見ていなくて しかも 他人は まさか おかあさんが 見えない 危うい目で 社会生活を営んでいるなんて 考えもしない。  このギャップ。このはざまで 事故は起きたのだ。  この事故で おかあさんは視覚障害者であることをはっきりと自覚したのだ。  今 こうして書いていても 涙がぽろぽろ。でも 大丈夫。  今日は外出しないで寝て曜日としよう。  幸い ニッキーも大井引きで寝ているから。  この痛みが取れなければ炎症が考えられるので 明日は 眼科へ行って見よう。。

胃カメラ検査

2015年04月08日 | 日記
久しぶりで胃カメラの検査を受けた。  おかあさんの家系は どうみても ガンの家系だ。大分 前からそれを意識して 検査をしてきたが どうも 胃カメラでの検査が好きになれない。  あの アクロバット並みのバリウム検査は若者向きだね。 そこで 60過ぎから胃カメラに切り替えたのは良いがああ 何というひどさ。  では 好きになれる検査があるかと言うと 何となくドキドキしするが 乳がんを除いては痛みは感じないので許容範囲だ。。    胃カメラについては 大分前から 寝ている間に終わるとの話を聞いていたが  生憎 おかあさんが 実施していた検査センターでは いつも意識化でしていた。  緑内障のあるおかあさんは ある朱の麻痺させる薬を使えなかったので 毎回苦痛の種であった。  今回は 寝ている間にしてくれたので良かったが 全く なんとも無かったことはない。  マウスピースを咥えてカメラを入れるが やはり喉の所で 違和感を感じた。  結果は 胃がんや胃潰瘍はなし。逆流性の食堂円が見られ 胃酸が食堂へ上がってくるので 時々 いやな症状が出てくるのだとの事。  その他の血液検査も問題なしと言われた。  と診断されても おかあさんは気温が上がってくると どうも不整脈が出てくる。最近のカーブスでの運動時の脈は脈が飛ぶようになってきた。  さて 今日の検査の予約時間は午前10時半。朝食を抜いて ニッキーのお世話をしても時間があったので つい 横になった。  いつのまにか 夢の世界に入り 夢の中で ふっと 気が付いたら12時半。アレー  予約時間が過ぎたじゃないの。これは大変。 あわててクリニックに電話をかけるところで 目覚めた。 「ああ 良かった 夢だったのだわ」と安堵して 時計を見たら 何と 10時31分。正夢だ....。  あわてて 本物の電話をかけたら 遅刻を許してくれて 20分の遅刻で到着。 個人経営の クリニックだったので タクシーを降りたら 看護師さんが迎えに出てくれていた。  大きな検査センターなどでは 絶対に許されない状況。  近所で親切で 良質の医療が受けられるのは 誠に 有難いことだと感謝した次第。  ニッキーは今日も大雨で外出はならず。大好きなダスキンのおじさんが顔を出したら 遊んでとねだっていた。  こんなにぐずついた天気が続くのも珍しいね。

盲導犬のハーネスの改良

2015年04月07日 | 日記
盲導犬のハーネスについているハンドルの改良が 奇しくも日本の東と西で試みられていた。 人間社会には  一つの決まった形のものを改良して 新しい物を作り上げる...  そういう 時期があるらしい。  実は ニッキーの貸与先のニッポン盲導犬協会(本部は 東京都渋谷区)では ここ数年来 ハーネスのハンドルを U字形の物と 新企画の一本棒ハンドルの物も 使えるようにと試みてきた。  一本棒の場合の方が 自然に腕を下げた無理の無い動きになると考えて 改良を続けている。 ただし 全てのユーザーがこれを使用するのではなく 従来型と一本棒とを比べて より 歩きやすいハンドルを選択するようにと指導している。  盲導犬歩行を安全に安定したフォームにするには  使用者側の使い勝手だけではなく パートナーの固体の特長がマッチしないとお互いに疲れてしまうことになる。   最近 新たに訓練を受けて盲導犬を貸与されているユーザーの多くが一本棒を採用しているとか。  お母さんは一度歩いてみたが 悪くは無かった。  今の ニッキーとの歩行でも 一本棒の方が 良いかもと思っている。  さて今日 神戸にある兵庫県盲導犬協会では 大阪工大との共同研究で 新しい形(U字形の部分が左右いびつになっている新型のハンドルを実用化しようとしていると報道された。一年後には採用できそうだと言う。  このハンドルを試したユーザーは 使いやすくて 疲れないと言っていた。  今まで 何年間も  左腕が疲れると思いながら 文句も言わずに使い続けていたドイツ生まれのU字形ハンドル。 。  このハンドルの改良が ほぼ 同じ時期に 日本の東と西で行われていたのだ。  そう 言えば おかあさんも 長時間 ニッキーと歩くと とても 左手が疲れてしまっていた。  一本棒ハンドルは今では 半分の長さに出来るように工夫がされているが この 工夫がなかった時は 長い棒の先端で傷ついたり 座ったときに顔面近くに先端が 近づき怖かったと言う人もいた。  今は 一本棒の真ん中あたりでねじれば 半分の長さになり 電車などで座った市制でも ハンドルが危険な物ではなくなったらしい。 今の形状は丸い一本棒だと思うが 平べったいものなら もっと 犬の背中での座りがいいような気がするが。  おかあさんもニッキーに変る新しい盲導犬との歩行には 一本棒から訓練が開始されるだろう。    さて この一本棒ハンドルと神戸の変形のU字形ハンドルのどちらが 日本を席巻するか。まるで ビデオのソニー方式とその他の方式とのビデオ戦争のようだ。  と言っても こんな戦争が今 ある訳では無いのだが。  ビデオの世界では 折衷案が採用されて事は収まったらしい。  10年後の盲導犬のハンドルに注目してみてください。。  今日のニッキー。昼間 ニッキーのハウスの一部がかなり濡れている。 おかあさんは ヘルパーさんに 「もしかしたら これは ニッキーのおしっこかしら?」と聞いた。  少し前に ハウスをきれいにした時には濡れていなかった。。  おかあさんとヘルパーさんで あれこれ言って笑っていたら ニッキーは立ち上がって ヘルパーさんにキスをしたり 尻尾をブルンブルン振って 「おかあさんには内緒 内緒」とばかりに盛んにアピールをしている。  よだれだったか 尿漏れだったか 真相は闇の中となった。  おかあさんは 昨日 濡れていたから 洗濯したばかりだよ。  お知りは濡れていないから どうもこれは よだれ。 そういうことにしておこう。 いままで おしっこを漏らすことは 殆ど 無かったものね。

学ぶ

2015年04月05日 | 日記
一年前の福祉記事に 学ぶことに関するこんなものがあった。    西宮市に住むNさんは 今79歳。京都大学を卒業して 高校の教師をしていたが 64歳で失明。  それから点字を習い 関西学院大額で障害者福祉について学び 博士号を取得した。  資料や本を読んでくれたのは学生のボランティアだった。  これを聞いたとき おかあさんは すごい人が居るものだと大いに感心したものだ。   これは 平和奈良ではの話。  だが海外では 昨年 ナイジェリアで女子学生が200人も誘拐された。最近はケニアでキリスト教徒の学生が148人テロで殺された。昨年も 確か 同じような事件があったが もう その事件の輪郭すら覚えていない。  ミス マララは全ての子供が教育を受けられる社会にしようとして活動している。 ミス マララがらみで  今 思い出したが 上記のテロはパキスタンで発生したものだった。  殺すことは 殺された人たちの未来の全てを奪うこと。こんなことをするのは悪魔しかいない。  イスラム教の神様もキリスト教の神様も同じ神。 テロリスト達は どこでどうゆがんでしまったのだろうか。  ケニアでは 全ての人をテロの対象にすると言っている。少し前には 日本人も テロのターゲットだと言われた。  穏健で 平和ぼけをしている武器を持たない我々はどう対処すればいいの。  学びたい者から学ぶ権利を奪わないで。  さて 日本では昨年度 一年間で 都立高校を中退した高校生が3000人いたと 聞いた。  退めた理由は分からないが とても もったいないことをしているように思えるおかあさん。  世界には学びたくても学べない子供が沢山いることを思ってみようよ。  ニッキーはこのところの菜種梅雨のせいで お出かけをしていない。  次に外出するとき盲導犬であることを忘れていなければ良いが....。  学んだことは忘れないようにお願い。

本当に お転婆 ですね

2015年04月02日 | 日記
お転婆さんというのは 大体 女児に向かって言う言葉だとおもっていたのだが....。  知人の93歳になるおばさんは数年前に転んで 右足の大腿部を骨折して 介護保険のお世話になっていた。  週3回の訪問を受けて 一人暮らしをしのいできた。  しかし この状況に我慢が出来ず 賢明にリハビリを重ね 自力歩行にこぎつけた。その時点で介護保険からは見放され 再び 生活を一人で行うことになった。  すると もう じっとしておれない。近所には 美味しいものを売っていないと言って 自転車で出かけたのが 間違いの元 。 再び 転んで 今度は 左足を骨折してしまった。  これこそ お婆さんが転んだのである。お転婆だ。  気の毒ではある。が おかしくもある。  ご本人は手術をしたから 又 リハビリに勤しむことだろう。  独身を続けたので 子供はいない。だから 健康体になると 今の福祉では 90歳を過ぎていても 一人で頑張らないといけない。  近所の誰とでも仲良く出来る人は いいが 孤独を好む人は 孤立死がちだ。そのうちに 国民の4人に一人が65歳以上の高齢者となり 認知症患者も10人に一人くらいに増えてくると どうなるのだろう。   そうだ。老化をしない薬が既に出来ているってテレビで見た。あの薬は 広く 国民が飲めるようになるのだろうか。  そのうちに 100歳をすげていても 軽やかに チリンチリンと自転車に乗って走り回る時代になるかも。  ちょっと それも怪しい世界。  まだ 90歳を過ぎて自転車で走り回る時代にはなっていないわね。お転婆はやめましょう。  ニッキーも慎重にね。

運転中 異変に気づいたら

2015年04月01日 | 日記
運転中 身体の異変に気づいたら すぐに車を停止出来るのでしょうか?  これは 場所によって 可能な場合とそうでない場合があります。こんなこと おかあさんが言わなくてもお分かりのはず。  下記はおかあさんの防災仲間のご主人の見に実際に起こったことだ。    2年前の真夏 終戦記念日の午後 知人はご主人の運転で キャンピング カーの車中にいた。 知人をBさんと仮称する。  いつもは安全 確実な運転をするご主人の運転がふらふらしている。危険を感じたBさんが声を掛けると ろれつが回らず 左の手はハンドルから離れ 左足も床に置いたままで ブレーキも踏めない状況にあることを知った。 脳出血だ.....。  それでも 目的地までは行くと運転を続けたが もう 限界で Bさんがブレーキを踏んで 赤信号の手前で 追突を避けるために 右へハンドルを切って 対抗斜線に突っ込んで 間一髪で車が止まった。  bさんは その2年前くらいから悪性リンパ腫になり 一時は命が危ぶまれていたが 抗がん剤を何度も打って 病状が少しずつ良くなってきたところだった。  以前は防災活動に力を入れて いたので 危険を察知してすぶに救急車を 呼んだとのこと。おかあさんは この沈着さにびっくり。 緊急停止してすぐに救急車が到着。ご主人とBさんは病院へ。  さてストレッチャーを車から降ろそうとした時 頭部のストレッチャーを持っていた救急隊員ごと ストレッチャーがらっか。当然 病人には大きな衝撃が加わった。  それから 2日後にご主人は帰らぬ人となったそうだ。 63歳の誕生日の 直前であった。  Bさんの大病を全面的にサポートしていたご主人を無くされて   まだリンパ腫が体内にゴロゴロしている身体で その後をいかにして乗り切ったのかを考えると おかあさんの場合など ものすごく太平楽だったなと思う。  それから2年半経った。電話口のBさんの声は前と変らないが ご主人の脳出血の 徴候を見抜けなかったことは 大きな悔いになっている。  大きな交通事故にならなかっただけ 運河強かったのかな。  夏は 熱中症にもなりやすいし 今の日本の気象の変化を見ていると 恐ろしい。  車には必ず 水分を用意しておくことが必須条件。分っていても やらない人 ご注意を。  変だなと思ったら急病かも知れない。 そんな時 停止する勇気を持とう。  おかあさんには車で出張している甥がいるが 無理はしないようにと いつも願っている。  少なくとも自分の病気で事故を起こすことの無いようにね。  今日のニッキー。おかあさんとの宝探しの遊びでうきうきした。  おかあさんが隠したおもちゃをきょろきょろ探す。  見つけたら 多い罵詈で 一目散 駆け足ダッシュで ハウスに戻る。  今日は ニッキーの三連勝。おかあさんは惨敗。  外は満開の桜だ。