ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

盲導犬が可哀想に思う

2017年10月28日 | 日記

記念誌のおかあさんの原稿

ジャネットを貸与してくれている盲導犬協会が設立50周年を迎えたそこで 協会の歩んだ歴史とユーザー238名から手記を寄せて貰い、記念誌を作った。
 出した原稿はプロのライターが編集しなおして、本全体の口調を整えて出版した。
 ここに出したものはおかあさんの元原稿だ。
プロのライターはさすが、美しくまとめている。流石。それは記念誌にお行儀欲収まっている。
 最初、原稿をと言われるから、作文集くらいの気持ちで出稿したら、出来上がってみれば、2500冊印刷して、全国津々浦々の図書館にも贈呈して、全員の顔写真から年齢まで暴露してしまうことになった。。
 え そんな 話は一言もなかったのに。
 本を私達は読むことが出来ないので、どなたかに朗読して貰うことになるが、それをマルチデイジーというネットの図書館にも写真入でアップされる。
 それは困る、嫌だ、個人情報の流出だという意見が出たが、最終的には、見えない聞えないという盲聾のユーザーがそれを点字訳して読めることが分かって、一件落着かな。

 今 なぜ おかあさんがこの手記をここに掲載するかと言うと、盲導犬虐待動画からねじれた方向に向かったネットの多くのマイナス意見に 少しは一矢を報いることが出着るかなとの思いからである。

 先日あるメールにこんな投稿があった。
 その人Aさんが盲導犬とともに交差点の中で瞑想。そのうち、左右から多くの車が走り出した。Aさんは真っ青だ。
そこへ必死の雰囲気で一人の女性が車から降りて、無事に救出してくれた

 Aさん その人は、勿論大いに感謝した。これで終わればめでたしの美談だった。
 その語のお話。助けた女性はたまたまAさんの奥様とと同じ職場の人で、職場に着いてそのエピソードを語った

「もう 犬が可哀想で....。」

え じゃ 人はどうなの?どうなってもいいの?
おかあさんも言いたくなる。
折角の美談だけれど、あんた 何を見ているのよ。 と

 多くの犬好きが辿る落とし穴。盲導犬は特に洋服も着て可愛いので、犬しか見ない。ユーザーが傍にいて初めて盲導犬と呼ばれることを知らないの?
 そう言えば、かって毎年参加した一般人とのウオーク行事。おかあさんは一緒に歩いている15名ほどの参加者がニッキーしか見ていないことに気づいて、ちょっと時間を頂いて演説。
 さきほどの盲導犬とはお母さん達が一緒でナイト つまり 人と犬とが一体でユニットを組んでいるのだから、ユーザーも注目して欲しい。
 かかしが一緒に歩いているわけではないのよと話した。
 すると全員が、目からうろこが落ちたと感想を述べた。

 おかあさんは髪の毛を紫色に染めているから、ジャネットと共に目立つらしいが。その分、何か仕出かすとちょっとまずいのだけれど。だから気をつけて歩いている積もり...。

 少なくともこれを読まれた皆様はどうぞ。よろしくお願い致します。
ものの見方をよろしくです。

ここから元原稿です。

喜び 何故 人ではなく犬なのですか?

 ある小学生からの質問です。えっ これってまるで哲学じゃないの。
 私はこの質問を聞いて 何だか嬉しくなった。だって、これぞ 盲導犬とは何ぞや
の根源なのだから。

 私の答えはこう
 まず 法律で目の不自由な人は白杖か盲導犬と歩くべしと書いてあるんだ。。そし
て、人は24時間 いつも傍にいては貰えない。その点 訓練された犬は素晴らしい
能力の持ち主なのさ。
 そして、いつもそばにいてくれるんだ。
 いつでも好きな時に、行きたいところに自分の意思で行くことが出来たら幸せだと
思わないかな。
 これって人生の、大きな喜びだよね。

 私は10年前に一頭めの「ニッキー」に出会いました。まだ、夫の裕康が健在でした
 。裕康は光りも見えない全盲だったので、二人で一頭の盲導犬を貸与されました。
つまり、仲良く二人で使用するタンデム犬です。生まれて初めて犬と生活をすること
になり、初めての子育てみたいでしたね。
 ニッキーの初対面の印象は、「おお 何とたおやかな盲導犬だこと。」でした。
 ニッキーの美しさと優しさの魅力に惹かれて、多くの友人・知人が出来ました
どんな場所に行っても、物怖じ一つせず、多くの方に愛されました。
 不幸にして、夫は5年前に急逝しましたが、その後も毎日遺影の前でおやすみを言
ってから寝たものです。それは、引退の日まで続きました

 そして、2頭めのジャネットがやってきました。
 黒真珠さながらの輝く黒ラブさんです。
 とても甘え上手ですが、ちょっと恥ずかしがりやのところもあります。
チャーミングな目の表情に男性はコロリと参ってしまいます。
 先日、1週間別居した時、私は、もう淋しくて、つい ホロリ。ジャネットがかけ
がえのない存在になっていることを痛感しました。
歩行技術も高度。素敵な盲導犬です。

再び、 何故、人でなくて犬なのですか?を考えてみよう。
 犬を盲導犬として役立てようと歴史の中で人が動いた。
 その根底に有る物は、多くの人の優しい心。私は、それを思うたびに感謝と喜びに
包まれる。

 

以上


盲導犬虐待のその後

2017年10月25日 | 日記

 盲導犬虐待の顛末は

 盲導犬虐待のレッテルを貼られた動画が世の中にでまわっててから2週間。その間の悪意に満ちた暴言がネット上にあふれた。当事者を出した盲導犬協会のHPには名前入りで誹謗中傷、さらには 関係の無い分野にまで悪意に満ちた言葉を書き連ね視覚障害者を冒涜するような有様。
 長野のユーザーは歩行中に馬鹿だのめくらだの 中には殴りかかってきた男がいたとその悲しみを書いている。
 この間 雨で外出していないので世間の空気は分らないが、ネットで見ていると、多くの無関係のユーザーが困惑しているであろう。本来 家に引きこもることの無いように 盲導犬を貸与されて、楽しく外出することが目的なのに、これでは、まるで逆。外出がおっ来るになってしまう。
 通勤に使っている人など、毎日気を使いながら歩くことだろう。

 動画の配信後は最寄の駅に当人を特定しようと何人かが張り付いていたとも聞く。

 前回も書いたが、紀元前5世紀くらいの石版に、犬が盲人らしき男と歩いているレリーフがある。盲人と犬との関係は歴史的に見ても長いおつきあいだ。
 訓練センンターで訓練されて、厳しいテストに合格した盲導犬でもロボットではないので、失敗をする。失敗はその時に是正しなければと、時にはきつく叱るユーザーもいるとのこと。
 盲導犬協会によって、その指導方法は異なるので、どこの協会で訓練を受けたかでその盲導犬の失敗を糾す方法は異なるし、ユーザーの中にはきつい性格の人もいるだろう。
 特に一人でがんがん歩いている人は、何か不都合があると命に関わるので、それは必死だ。

 おかあさんは、そんなに必死ではないので、悪ければノと言い、直ればグッドグッドと褒める遣り方で歩いている。
 これは、どこの盲導犬協会から貸与されているかの運命の出会い。協会を変えたら、眼からうろこ との話も聞く。
 そのくらい、訓練方法には違いがある。
 しかし、盲導犬として出発する時は、どこの訓練所を卒業しても立派な盲導犬だが、ソノ次点から、新たなユーザーと生活を共にするのだから、又 新人となる。
 そこには 幾つ物言うに言われぬ闘いがあってこそ、それぞれが一人前のユーザーと盲導犬になれる。しかし、歳を経るに連れて加齢と言う年齢の壁があって、人は老い、犬は引退してゆく。まるで 月みたいだ。新月からフルムーン、そして 又欠けて行く。盲導犬ライフとはその繰り返しである。だから、本当に良い次官と言うのは少ないと思う。
 しかし、周りで見ている人は、そのような人生の過程は知る由もないので、一つの完成品としてしかみていない。
 そこに私達の落とし穴が待っている。

 あのホーム上で盲導犬に足をあげてまるで虐待を思わせる行動をとった元ユーザーは、その後の思いも賭けない事の顛末に生きた心地がしないでいることだろう。言うならば。日本の盲導犬事業にまで暗雲を投げかけることになろうとは...とは思いもしなかっただろう。これもネットの世界に生きているからだ。見えていない視覚障害者は、この変のことには鈍感なのかも知れないね。。
 それにしても、我々は盲導犬の肖像権を持たないが、未知の第三者が勝手に動画に配信しても許されるのだろうか。
今後行政や警察なども含めて、今回の一連の騒ぎを収集してゆくのか、
と思うが、 日本では まだまだ 盲導犬が少ないので歩けば目だってしまうおかあさたち。んは 出着るだけ周りの目を気にしながら歩いているが、思わぬところで、動画や写真を撮られないようにしなければ。といっても、目が見えないので気をつけようがないのですが。

 今、おかあさんからジャネットを取り上げられたら、もう 立ち上がれないかも。。
 今回の当事者は通勤も盲導犬を使用していたようだが、今 どうしているだろうか。


盲導犬虐待の行方

2017年10月25日 | 日記

 盲導犬虐待の顛末は

 盲導犬虐待のレッテルを貼られた動画が世の中にでまわっててから2週間。その間の悪意に満ちた暴言がネット上にあふれた。当事者を出した盲導犬協会のHPには名前入りで誹謗中傷、さらには 関係の無い分野にまで悪意に満ちた言葉を書き連ね視覚障害者を冒涜するような有様。
 長野のユーザーは歩行中に馬鹿だのめくらだの 中には殴りかかってきた男がいたとその悲しみを書いている。
 この間 雨で外出していないので世間の空気は分らないが、ネットで見ていると、多くの無関係のユーザーが困惑しているであろう。本来 家に引きこもることの無いように 盲導犬を貸与されて、楽しく外出することが目的なのに、これでは、まるで逆。外出がおっ来るになってしまう。
 通勤に使っている人など、毎日気を使いながら歩くことだろう。

 動画の配信後は最寄の駅に当人を特定しようと何人かが張り付いていたとも聞く。

 前回も書いたが、紀元前5世紀くらいの石版に、犬が盲人らしき男と歩いているレリーフがある。盲人と犬との関係は歴史的に見ても長いおつきあいだ。
 訓練センンターで訓練されて、厳しいテストに合格した盲導犬でもロボットではないので、失敗をする。失敗はその時に是正しなければと、時にはきつく叱るユーザーもいるとのこと。
 盲導犬協会によって、その指導方法は異なるので、どこの協会で訓練を受けたかでその盲導犬の失敗を糾す方法は異なるし、ユーザーの中にはきつい性格の人もいるだろう。
 特に一人でがんがん歩いている人は、何か不都合があると命に関わるので、それは必死だ。

 おかあさんは、そんなに必死ではないので、悪ければノと言い、直ればグッドグッドと褒める遣り方で歩いている。
 これは、どこの盲導犬協会から貸与されているかの運命の出会い。協会を変えたら、眼からうろこ との話も聞く。
 そのくらい、訓練方法には違いがある。
 しかし、盲導犬として出発する時は、どこの訓練所を卒業しても立派な盲導犬だが、ソノ次点から、新たなユーザーと生活を共にするのだから、又 新人となる。
 そこには 幾つ物言うに言われぬ闘いがあってこそ、それぞれが一人前のユーザーと盲導犬になれる。しかし、歳を経るに連れて加齢と言う年齢の壁があって、人は老い、犬は引退してゆく。まるで 月みたいだ。新月からフルムーン、そして 又欠けて行く。盲導犬ライフとはその繰り返しである。だから、本当に良い次官と言うのは少ないと思う。
 しかし、周りで見ている人は、そのような人生の過程は知る由もないので、一つの完成品としてしかみていない。
 そこに私達の落とし穴が待っている。

 あのホーム上で盲導犬に足をあげてまるで虐待を思わせる行動をとった元ユーザーは、その後の思いも賭けない事の顛末に生きた心地がしないでいることだろう。言うならば。日本の盲導犬事業にまで暗雲を投げかけることになろうとは...とは思いもしなかっただろう。これもネットの世界に生きているからだ。見えていない視覚障害者は、この変のことには鈍感なのかも知れないね。。
 それにしても、我々は盲導犬の肖像権を持たないが、未知の第三者が勝手に動画に配信しても許されるのだろうか。
今後行政や警察なども含めて、今回の一連の騒ぎを収集してゆくのか、
と思うが、 日本では まだまだ 盲導犬が少ないので歩けば目だってしまうおかあさたち。んは 出着るだけ周りの目を気にしながら歩いているが、思わぬところで、動画や写真を撮られないようにしなければ。といっても、目が見えないので気をつけようがないのですが。

 今、おかあさんからジャネットを取り上げられたら、もう 立ち上がれないかも。。
 今回の当事者は通勤も盲導犬を使用していたようだが、今 どうしているだろうか。


盲導犬虐待記事に思う

2017年10月20日 | 日記

 盲導犬の虐待とツイッターの言葉の持つ毒

 今回 駅のホームで盲導犬のユーザーがパートナーを蹴飛ばしているとの動画が出て、海外にまで配信されたとのことで、何も知らなかったおかあさんも、ちょっとネットを覗いてみた。

 見えないので動画は人に見てもらった。その人いわく、犬が行くべき方向が分らないので、それをユーザーが足の甲で教えているといった感じだと行った。

 実際にそのユーザーの日常を見ていないので何ともいえないが、人前でもそうした行動を取っているのは日ごろからやっているのだろうと想像する。
  しかし、それが虐待なのかどうかはその場の雰囲気が動だったのかで分る。

 恐ろしいホームの上で足を上げるなんて不安定で怖いよね。
 ホーム上では特に盲導犬の目が頼りなのだから、そんな危ないことは考えられない行為だとユーザーが思うであろう。
 そう考えるとホーム上で便りとするパートナーを虐待できるだろうか。
 ただし 該当ユーザーの行動が荒々しい人であったなら、そういった行為を人前でもするかもしれない。

 でも真相は ご本人が話していないのだから、輪からないと言うのが現状だ。

 その記事に書き込まれた多くのツイッターというのかどうか知らないが、多くの投稿が実に心無い盲導犬ユーザーだけではなく、視角障害者全般にあてての罵詈雑言。
 おかあさんは聞くに堪えなかった。
 見えないからと言って なんをしてもいいってことはないんだよ とおっしゃるあなた。それとこの記事とはどこで話がつながるのですか。
 
 盲導犬は可哀想だとか、反対だとか言うけれど、マル一日留守番をさせられているペットはかわいそうではないの?
 野生でのびのび生きている動物をつかまえてきて狭い檻にいれて見世物にしている動物園や籠の鳥は可哀想ではないの?
 これらは全て 人の為だということで許容されているけれど、本当はかわいそうだ。

 盲導犬や聴導犬は視覚障害者の目となり、耳となりして社会に出て、パートナーが人として社会人として普通に暮らすための大きな手助けをしているんだよ。
 そして 99.99999%のユーザーはいつも一緒にいてくれるぱーとなーーを自分達よりも愛して大切にケアして一緒に人生を送っているのだ。

 そういう素晴らしいお仕事をしているのに物をわきまえる事を知らない一部の人たちにあれこれ行っても来宅は無い。というのがおかあさんの本音。

 かと行って 今回の記事のように炎上してしまうと、本当の正義とは何かが社会に届かないように思うが。
 
 世の中には多くの殺人事件が起こり、いじめで若者が自殺する事例に、人々が単純に炎上しているのだろうか。

 そんなことを言うと 何もいえなくなると反論があがるかも知れない。

 しかし、もっと成熟した社会なら 今回の盲導犬虐待事件がどのように報道されて、どんなツイッターが投稿されたのか興味深いところだ。

 とは言うものの、盲導犬協会の訓練方法のやりかたはそれぞれ違うとの事で、おかあさんのジャネットを貸与されている協会は、ほめてほめて喜びを持ってユーザーと共に生きるという指導方法が取られている。
 
 それと 盲導犬はスーパードッグではないので、歩いていて、もらすこともあるし、そそうはする。でも、あっても、あわてず さわがず 始末をするのが私達ユーザーなのである。
 
 社会に生きている皆様、障害に対する偏見と真実を見極める優しい心で見ていてください。
 見えない目で外を歩くことはそれはそれは大変なのです。
 ちょっと、試してみて下さいな。数歩と歩けないと思いますよ。
 そこで 安全歩行のための選択肢として盲導犬があるのです。
道路交通法では視覚に障害が有る者は、白杖か盲導犬を同伴しないと単独歩行が認められていないのであります。
 多くの人が、白杖歩行が段々と大変になるので、盲導犬との歩行を選びますよ。
 それと 盲導犬は寿命が短いと言うあなた。どこからそのデーターを持ってきたのか教えて欲しい。
 下に上げる様に日々健康チェックをしているので、寿命に差は無い問い言うデーターが出ている。
 ただし、盲導犬として使用する犬種 ゴールデン レトリバーとラブラドール レトリバーは癌の発生が多いと聞いている。

 先ほども書いたようにほめて訓練をするので、どの犬も明るい。嘘だと思うなら、見に来て。
 少なくとも 1ヶ月に一階は獣医さんの検診を受けて、尿のPHを検査。年に一度は血液検査をして 体全体の調子を整えている。
 毎日のブラッシング、シャンプー駅を薄めて3日に一度は毛の汚れを落とし、毎月の全身シャンプー、毎日の歯磨き 耳掃除と口やお知りをきれいにすることなど、まあ毎日忙しいのです。
 盲導犬との生活を本に書いているユーザーは何人もいる。くだらない炎条文にかまけるより、そんな本の一冊でも読んで、眼から鱗を落としてくださいませ寝。

 今日は辛口のおかあさんでした。

 


ジャネットの逆襲か

2017年10月18日 | 日記


久しぶりの晴れに助けられたおかあさんだが

 昨日のこと、おかあさんとジャネットは午後5時前に外出から帰宅。ジャネットの排泄をさせて、午後5時にご飯を食べたジャネットを置いて、おかあさんは選挙と買い物に出かけた。
 お留守番をよろしく。

 戻ったとき、ジャネットが何かから飛び降りた。おや と思って ベッドを見ると、あれまあ ぐちゃぐちゃになっているではないか。
 ジャネットがおいて置かれた腹いせ???

 おかあさんがベッドメイクをしようとした時、あれ 濡れてい、やや これは やられたかしら?直前の尿量が多くなかったのは確かに...。
 取り替えた蛾ばかりのアッパー シーツまで濡れている。幸い布団には被害は無かったが、ベッド カバーともども洗濯物がどっさり出たああ。

 急いで洗って、夜だがベランダに乾して寝た。。満艦飾のベランダとなった真夜中の我が家のベランダ。。
 そして 今日のお日様のお陰で 感嘆に乾いてくれたので、シャンプーをして出た、これまた 沢山の洗濯物がスムーズに乾すことが出来た。。
 感謝 感謝、お日様に感謝。

 それにしても、随分ベッドに乗らなかったのに、どうしてなの??

 

 まるで 小さい子を持ったのと同じだ。)

 こんな時、他の人ならどうするのだろうか。現場に連れて行って顔をこすりつけて「ノー」、()と言うのか。
 おかあさんは、言葉で「駄目だよ。」と言っただけ。
 もう させない工夫をする方がベターかなと思うのだ。
 つまり 部屋の扉を閉めたり、ケージの鍵をかけ足り遣り方はある。

 しかっても分るかどうか、それが問題だ。

 色々な面でとても気遣いや心配りが出着るのだから、しかれば分るのか。なんだか その辺の理解力がはっきりしない。

 最近 初めて知った盲導犬がらみの事件。埼玉県で常習的に盲導犬を蹴っていたユーザーが動画に撮られて物議をかもしているそうだ。
 どこの盲導犬協会かは知らないが、そのユーザーから盲導犬を取り上げた。

 歩いていると犬も間違えるが こちらも間違えるので、足蹴にするようなことは考えられな。これは家庭内の子供の虐待とか奥さんへの暴力と同じではなかろうか。
 
 盲導犬のユーザーになるには、まず 頭が悪くてはなれない。社会的な正義感がないとこれも無理。わがままでもなれない。
ジャントルマン ウーマンになる覚悟がなければ盲導犬のユーザーにはなれない。

 何故なら、盲導犬のユニットは社会の中でとても目立つ存在だからだ。世間は、そのユニットが素晴らしいと思っているのだから、それに反することを少しでもしたら、もう大変。
槍玉に挙げられる。誤解もされる。
 でも 殆どのユーザーは素敵な紳士、淑女がばかりだ。

 こうした事件が起こるたびに、私達は、新たに襟を正して気を抜かずに外出することになる。

 雨が続いた後の外出でジャネットはまるで兎のように飛び跳ねてどんどん歩いてゆく。仕事もきちんとして。
 しかし、全てのバランスが取れるようになるのはいつでしょうかね。ジャネットさん。

 


盲導犬はおかあさんの目であります

2017年10月11日 | 日記

横浜の硬い仲の蕎麦どころ

 近所に美味しい物を食べさせてくれるお店が無いわね がこのあたりに住む人の言葉ではなかろうか。
 知らないだけということかもと思うが、洋食に関してはそうだ。

 だが 和食、蕎麦のお店となるとこれは好みの問題。
果実、テレビで紹介された店「九つ井」 これでここのついどと読ませていると聞いたが、これが横浜の硬い仲の茅葺の店。店舗の周りは木々に囲まれていて、大きな駐車場もあるから、団体客も利用するらしい。

 テレビで見たことを継げて、予約をしようとした。
 すると、盲導犬が同伴することを告げたら、案の定「ちょっとお待ち下さい。」と女店員の声。
 おかあさんは もう うんざり。電話を切ろうと思ったが、すぐに主人らしい男性が現れた。
 盲導犬は法律で断ってはいけないことになっていますよと言うと、途惑った声。創業以来、盲導犬の入店は初めてだと言う。
 この主人は話の分る人手、近いうちにゆくからよろしくと伝えておいた。
 そして、今日電話すると、又 別の女性が「ちょっとお待ち下さい。」である。
出てきた主人に「先日の盲導犬の」と話して了解を取り付けた。

 そして、帰りに店の奥様と会話。既にご主人からその話を聞いていたと見えて、「知らずにいて申し訳ありませんでした。」と謝罪された。
 盲導犬の入店拒否はユーザーである人間をも拒否することになることを話して一件落着。
ジャネットの行儀のよさに感動されていた。
車で行くと25分くらいのところだが、ちょっと不便なところにある。新蕎麦は美味しかったね。

入店拒否に関する話を聞いていると、  世の中の理解の仕方があることが分る。
 盲導犬が犬で亜るというところで停まっていて、視覚障害者の目の代わりの存在であり、ユーザーと盲導犬は切り離せないユニットである。
 一般のお客様に向かって、あなたの目は外につないでくるか、それとも 眼があるから入店できませんと言うのと同じことである。
これを考えないから入店拒否と言う時代錯誤の理不尽な要求を盲導犬ユーザーに向かって堂々と言うことになるのである。
 車椅子の人に車椅子から降りてならさせてあげると言う様なことなのだ。

 補助犬は単なる犬ではありません。障害者の体の一部です。
 こんな事を大声を出して言わなければならない現代社会の影。
 アメリカでも 今田に拒否されるとの事にうんざりしているおかあさん。


盲導犬が182頭終結

2017年10月08日 | 日記

東京のホテルで 盲導犬協会設立50年の記念式典が行われた。
 吾が協会は4つの県に訓練センターがあるので、北は青森県 西は長崎県に渡って、182頭のパートナーが集合した。
記念式典からパーティまで6時間に渡って進められた式。600人二条に及ぶメンバーがあ 
に終結。その中でも一番賑やかだったのは、盲導犬のユーザー。。
 会場を移動する度に、大移動であった。

 盲導犬の事業はまず、お金、次いで、ユーザー そして優秀な職員が必要だ。この3本柱が支えあって、事業はうまくゆく。

 記念式典は和気あいあいとした雰囲気の中で膜を閉じた
 これから、盲導犬を貸与される視覚障害者に良い盲導犬を用意して、あげたいもの。
 182頭の盲導犬が集まった訳だが、この数は全国のユーザー数の5分の一。この数が多いのか、それとも、必要としている人数からすると少ないのっではないかと思う数。
 盲導犬と共に暮している視覚障害者の喜びと幸福をもっと多くの視覚障害者に味わって貰いたいものだ。

おかあさんは182頭の盲導犬がいる所をこの目で確かめたかったと思う。残念。

 


秋 暑し

2017年10月03日 | 日記

秋 暑し
秋暑し という季語があるが、今日は群馬県の4地点で30度を越えた。おかあさんも出かけたら、汗が出た。思いがけない暑さにうんざり。何しろ、暑さは大の苦手なのだ。

 ジャネットを見ていると、思ったより熱がらない。黒は暑さに強いのだとユーザー仲間が教えてくれた、
 それは良かったのだが、テレビではすずめ蜂の大発生を報じていて、黒くて動くものに攻撃を仕掛けてくる由。千葉の市役所の地価の隙間にあった巣の大きさは何と直径80センチ、5段の大邸宅だった。800匹以上の蜂がいるとのことで、煙でくんじょうしようが死なない。最期はどのように駆除したのか分らないが恐ろしい蜂なのだ。黒ラヴのジャネットが襲われたらと思うと、外出が怖いおかあさん。
 害虫でも食べてくれたらと思うが、彼らの主食ってなあに?

 

 話は変るが10月1日に、又、関西で一人の白杖を持った視覚障害者の男性が線路に落ちて死亡した。落ちたとき、たまたま通過電車が通ったのだが、防犯カメラでは、まっすぐ線路に向かって歩いて落ちているとの事。しかも、ホームにいた人が駅員さんを呼びに言った間の出来事だ。
 この情報を聞いて、ホームドアが無かったのが問題だと思うだろうか。おかあさんには、そうは思えない。
 この場合は、わざわざ 駅員さんを呼びに言ってくれれているのだから、その親切を素直に受けて、動くべきではなかったのではと思う。

 確かに、自分ひとりで出着るのに...と思うこともあるが、プラットホームでは常に危険を回避する最良の方法が何かを考えたいものだ。 昨年の青山1丁目のメトロの事故を検証したものを読んだが、どうも 逆のホームに入ってきた電車を自分が利用する電車と勘違いした模様。おかあさんにも思い当たることがあった。
 ガイドヘルパーさんと一緒だったので身体を後ろに引いてくれたが、いなかったら どうなったであろうか。今でも、冷や汗が出てくる。

今の世の中、高齢者となっても どんどん一人で社会に出かけてゆく。高齢者ドライバーの引き起こした交通事故を見ていても分るが、自分の衰えに気が付かない人が多い。判断ミスとか、上記のような勘違いが沢山起こる。

 こう考えてくると、10年位前までは聞かなかった視覚障害者の悲惨な事故が発生するのは当たり前なのかとも思う。
 おかあさんも本当に心を引き締めて、周りをよーく観察して歩こう。

 10日ほど前に、駐車禁止の交通標識に激突。あれ こんなところにこんな標識があったの????
 盲導犬のジャネットはちょっとウロウロ気味で見落としたらしい。脳震盪は起こさなかったものの、又、おかあさんの顔がつぶれてしまった。どうしてくれるのよ。ジャネット。
悪気はなかったのよと言われて見ると、しょうがないわねとなってしまう。
 それからは、その道を通らないで遠回りをしているおかあさん。

 近づいてくる車はエンジン音がしなくて 静か過ぎるし、ああ 平和な道はどこじゃいな。