ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

初めてのパンデミックと手洗い

2020年03月16日 | 日記

始めて経験するパンデミック さて 手洗いは

 今日現在の感染者数が166000人を超え、死者数が6490人と発表された。イタリアの感染者数は、中国を上回ったと報道された。
 世界の147国に感染者が出ている。
 日本では感染者数の発表が少ないが、この数字は全検査をしていないからではないかとの憶測が飛んでいる。
 今日みたいに感染者が一桁なら、外出しても怖くないが、無検査の人がうろうろしているのではないかとじ邪推したくなるのも人情だ。
 おかあさんの周りでは皆様元気で過ごしているが、散歩に出ても人に会わない。
 ところで感染予防に有効とされる手洗いだが、今日の報道では、界面活性剤の化学石鹸について言及。ウイルスは脂質にくるまれているので界面活性剤の石鹸で除去されるとのことであった。
 おかあさんは脂を取りすぎる石鹸は使わずに、固形石鹸を使っている。これではだめなのかなあ。
 固形石鹸だって手の脂分を取るのだから同じではないかなと思っているが。

 手をきれいに洗うということについては 盲学校時代にこんな体験をしたことがある。
 手をきれいに洗って寒天の培養液にそっと付着させて数日置いた。その後寒天の様子を観察したら、何と赤や黄色や白い黴高金高
分からないものがうじゃうじゃ生じていた。
 手は石鹸やヒビテンやその他何だったか忘れたが、きれいにきれいに洗って衛生検査をしたのだった。
 衛生研究所の人いわく「僕も家では奥さんに食事の前の手洗いをうるさく言われるけれど、ちょっと洗っただけではあまり効果が無いので洗った振りをしたりするんです。」とわらわせてくれたものだ。

 とはいえ、今おかあさんは外出から帰ったら固形石鹸でよく手を洗っている。だって パンデミックだものね。