ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

日本の歴史のあけぼのにユダヤ人の影があるってほんとう???

2018年11月21日 | 日記

やっと札幌に雪が降った。
初冬らしいきせつになった。
 11月に入っても、その季節らしさが到来しなかったので、
ほっとした人が多かったであろう。
 人は、毎年、恙なく日々を送ることを願っている。

 今日俳句の本を代読してもらっていると、突然土筆が季語と思える国ぶつかった。
 秋の季語の間に突然春の土筆が出てきたのには驚いたが、季節外れに出てきた土筆も周りの様子が春とは違っていて驚いたのではなかろうか。
 おかあさんもあちらこちらで桜の返り咲きを見たのだから土筆だってたんぽぽだって出て来てもおかしくはない。


 しかし、空きたけなわの季節にそのまま俳句に使うのはどうであろうか。
 話は変るが、先日世田谷区の下北沢に出かけた、おかあさんが以前参加していたあるフォーラムが解散することになった。

6年続いた会は教養講座として、半分はおかあさんも通わせてもらった。そこに集っていたのは、学びが大好きな素敵な方ばかりであった。その方々にお会いしたくなった。行くには1時間40分はかかる。今回は藤沢から懐かしい小田急に乗った。昔、百合丘に住んでいたので、小田急は馴染みがある。
さて、昨年、京王プラザホテルでの盲導犬の催しに力を必要としてお願いしたのが、こちらのメンバー。皆様大変な犬好きであるのも助かった。100頭近くの盲導犬を連れたユーザーの面倒を見てくれたと言うより、仕切ってくれたのがここのメンバーであった。
このフォーラムに通っていたメンバーとの関りは不思議な関係だ。。 
 人と人との信頼は時間ではなくて、その深さに寄るのだなと分からせてくれる不思議な付き合いの出来たフォーラムであった。
 だから、最後だからと言ってお別れを言うのではなく、再開を約束する再開であったことが嬉しかった。又お会いしましょうね。
 ジャネットが大好きなメンバーさんたちに挨拶をしてまわっていた。目の見えないおかあさんが握手を求めに行けない所を、ジャネットがしっかりとカバーしてくれているの が愉快で面白かった。。

最期の日でもフォーラムとしてやることはやる。その日、 そこで聞いたのがユダヤ人のお話。
 昔々、日本列島に人が住み始めた頃、 ユダヤ人が
日本列島に渡ってきて色々な足跡を残しているのだそうだ。
これを聞いておかあさんは もう目が点になってしまった。エ ほんとう?

その証拠の一つが言葉。 今でも使われている日本語にその足跡は残っているらしい。
 例えば エッサ というのはその当時のユダヤ人の言葉で おみこしをかつぐ などのカツグという意味であった。おかあさんはとっさにある動揺を思いだした。
エッサ エッサ エッサ ホイ サッサ おさるの駕籠屋はホイ サッサ 。
あれ このエッサ はかつぐという意味なんだよ。本当に。

 話はもう旧約聖書の時代になる。バビロンの捕囚などでイスラエル国外に出たユダヤの12の部族の内、無事に国に帰れたのはたったの2部落だけで、後の10民は世界中に散っていった。そのうちの一部が日本にもわたってきたのだそうだ。
文化人類学が大好きなおかあさんだから、日本の歴史が聖書とつながりがあったというのは、これをおかあさんはああそうですかと聞き捨てに出来ないのである。
 さて、どんな本を読めばこのことを知ることが出来るのか。
 もしも日本の曙の時代にユダヤ人のお陰で何かを得ていたのなら、第二次世界大戦で日本の外交官の杉浦千畝さんが多くのユダヤ人の為にビザを発行した事はユダヤ陣への御礼みたいなものかしら。
歴史は面白いね。 
 出かけてゆくと新しい発見があり、面白い事を教えてくれる人がいる。
 今度は自分の身近なところでこんな勉強がしてみたいものだ。


階段から7段落ちたおかあさん

2018年11月12日 | 日記

ドドドドド と会談から転落したおかあさん

 そう、昨日の夜半、外出で出来なかった家事をこなしていた時、自分の居場所を見失って2階から階段を7段転落。階段を前に向かってではなく、廊下の右側にある段を踏み外したものだから、右足から7段落ちて壁にぶつかって停止。。そして、右手の薬指を脱臼して、このところ痛みを感じていた右ひざの内側と右足の前面をすりむいてしまった。
 いつもなら、転落防止の策をしているので、きちんと守っていれば発生しない事故。
 まあ こんな程度で済んだから良かったものの、骨折でもして動けなかったら、どうなっちゃったかと思うと、自分の不始末が情けない。
 ジャネットの事を考えると深く反省。
 腫れあがった指は、医者からしょほうされている スミルスティック という塗り薬を何度も塗ったら痛みと熱が取れた。
 あんなに腫れて熱と痛みがあったのに、赤身と膨らんではいるが痛みがない。
 以前はロキソニンの張り薬を頂いていたが、かぶれるので これにしてもらったら、
神経痛からくる痛み迄取れてしまうのだから、この薬は何だろう。魔法の薬だ。
 昔、父親が使っていた整髪用のポマードみたいだが、すぐに乾燥してべたつきが全くないのでとても使い易い優れもの。これも医学の進歩の一つなのだろうかと感心しているおかあさん。


 昨日は好天に誘われて平塚市にある神奈川県立バラ園に行って、うきうきしていたのにね。
 朝、起きて 動けなかったらどうしようと心配したが、今のところ問題なし。
 そこで もう20年来通っている話し方サークルに出かけたが動きに問題なし。
 ところが、少ない人数でやってきたサークルの一人の会員が今日でやめるとのこと。
 おかあさんは頭の体操のつもりでいたので続けたかったが、もう辞めようとの押切に負けて来年3月で終焉を迎えることとなった。。
 来年の11月で俳句の結社が解散するし、盲導犬の使用者の会の会報の編集も今年度で降りるので、頭を使うことから離れてしまう状況となった。
 
 となると、俳句のどこかの結社を探して入れてもらう、そのほかに何をしたいか、何が出来るかをよく考えて見つけよう。盲導犬の講和を定期的にすることもいいね。
以前、主宰をしていた障碍者の防災を考える会を拡大して、地元の高齢者も含めての防災サークルを作りたいと思っていたので、これも候補の一つになる。
我が家の1階のスペースを使えば 人が集まってきてもOK。なんだか楽しくなってきた。
新しいことへの挑戦はわくわくする。
 
 

 


すき焼き鍋

2018年11月04日 | 日記

 筋トレ効果

 筋トレ効果だろうか。以前よりもタンパク質を多く取るようになってから、疲れにくくなり、食事の量も増えた。
 といっても太らないので、これは脂肪とたんぱく質が置き換わっているのだなと勝手に解釈をしている。
 女性の脂肪は皮下脂肪として蓄えられ、男性の場合は内臓脂肪として貯めこまれるとか。
 一人暮らしのおかあさんは、ここ数年 すき焼き鍋をしていなかったが、新しくお鍋を買ってからやってみた。
 両親が存命中は、父が割り下の管理をしていたこととか、色々な野菜が彩りよくお更に並んでいたこととか、おいしそうな肉が用意されていたことなどを懐かしく思いだした。
 一人鍋はちょっと寂しい。
 今回のお肉はとても香りが良かった。
 昔の牛肉は本当に香りがあったことを思いだした。

 この肉の香りと言うのはなんなのであろうか。
 今日はY君の家族と外にすき焼きを食べに行った。
 まず、横浜の歴史のある店に行ってみたいと思ったが、開いていなかったり、電話を掛けても予約で一杯とのこと。やっと5件目に我が家から車で5分の所にある店に行くことが出来た。
 店内はもう、家族連れで満席。待っている人もいておおにぎわいだ。日曜日だから?
 世間は外食好きだね。
 テーブルでの注文はIT活用。
注文用の機器から依頼すると、そこには、すぐにお持ちしますか などという文字が見える。
 これでは、店員さんの言葉の教育もいらないね。。
 視覚障害者一人では注文はおろか、追加注文もままならずね。
 

 
 この店のすき焼きは一人一人一人鍋になっているので、気兼ねなく食べられるのは嬉しい。
 久しぶりのにぎやかな食卓に食欲も増す。黒毛和牛もおいしく頂いた。
 子供との食事はにぎやかでいい。
 さて、又元気に活動できるかな。おいしく食べて元気に活動。
これに優る物はありません。