ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

真夏の旅はこりごり 神戸と有馬温泉

2018年07月24日 | 日記

 猛暑 酷暑 炎暑 炎帝 などではもう 表現しきれない暑さに日本中 どころか世界中で参っているようですね。
 暑さから火事が発生するのですから、

 22日から24日 今日まで、2泊3日で神戸方面に旅行しましたジャネットとおかあさん。まさか、こんなに暑くなるとは思わないから企画した旅行だが、本当に暑かった。

 22日は神戸ジャズとして名をはせた小曽根実さんが今年2月に逝去され、その息子の啓(ひろし)さん テナーサックス奏者が率いるバンドのコンサートが開かれるとラジオで知って出かけた神戸。
 NHKラジオが地方うの番組を放送しなければ知らなかった神戸ジャズ。バラードが品よく爽やかに演奏されてここしよい時間を持てた。わざわざ横浜から出かけて行って良かったコンサートであった。
 翌日は 一度行ってみたかった有馬温泉。金泉(きんせん)と呼ばれる茶色が買った温泉は日本書紀にも出てくる日本の3つの古い温泉の一つ。秀吉が愛した温泉として有名だ。
 おかあさんはそれほど期待していなかったのだが、地色でなく金色に見えるというその湯質はまろやかで しかも、簡保の湯はかけ流しなのでとても気持ちが良いすばらしさであった。
 朝5時にはジャネットに起こされて散歩に出かけた。この猛暑の中でも六甲山系に連なる有馬温泉は快適な涼しさで、鶯が私たちを迎えてくれた。
 それから ハルゼミ と思われるセミが鳴いていて、ちょっと変わった雰囲気を醸し出していた。

 それにしても 暑かったのは駅。新横浜駅でも神戸駅でも何ともすごい。ジャネットは初日に靴の後ろ脚を1足失くしてしまった。歩いた後を探してくれたが無い。盲導犬の靴はひと足毎に失くした分だけを安く買えるので助かる。早速明日、頼まなくては。

 新刊線は座席をグリーンにした。往復とも横に座る人が来なかったので、ジャネットもゆっくり寝て行けたのが幸いであった。

今日は 新神戸から3時間49分で帰宅できた。だが、最後の洋光台駅から自宅までが地獄の行進。もう暑くて汗がだらだら顔からもいっぱい書いて目にも入ってきた。
 日傘を差したら少しは楽だったが、かわいそうなジャネットははあはあと今まで見せたことの無い暑がりぶり。
 

 予報によると明日は少し気温が下がるとのことだが、横浜はそれほどでもなし。
明日は、アイフォーンを教えてくれる救世主が来る予定。そう のんびりもしていられないおかあさんだ。
 


空耳かうぐいすの無く街炎暑

2018年07月21日 | 日記

今朝の 洋光台の気温は29度くらいだったろうか。空耳かと一瞬疑ったが、春にやってきたうぐいすが鳴いた。炎暑の中、どうやってこの暑さを凌いでいるのだろうか。もう 奇跡としか思えない。
気の毒になる。

 

 あまりの暑さにくじけたおかあさんはジャネットと外出することを断念。昨日は置いて出かけた。4時過ぎに少し陰が出てきたのを見て、健康管理のために動物クリニックへ定例の健康診断に
出かけた。
 靴を履かせたが、その歩行はひどくて「あれあれ どうしちゃったのかしら?」
ガイドヘルパーさんが見つけてくれた影を何とか歩いて行った。
 出がけに検査用のワンをしたが大きい方は無いとみた。
 これが失敗のもとだったかな。
 体重が普段より140ぐらむ多かったが、帰り道に突然止まってコロンコロン。そうね100ぐらむはあったかしら。
 体重が増えたと先生が言われた分よりは少なかったが、体重管理もばっちり。その他にも問題はなさそうであった。
 だが、夜、大好きなY君が来て大興奮。その後、 フードを吐いた。今日は心なしか元気がない。
 ジャネットのケージはパソコンの前にあるので暑くはないが、犬だって疲れるわね。

 聞けば何人ものユーザーが早起きをしてパートナーと散歩をしている。おかあさんは朝は5時台に起きるけれど散歩には出ない。 熱中症で何人もの人が亡くなっている朝 早く歩いても長時間では熱中症の危険要素はある。夜の散歩の方がおかあさんには会っている。

 さあ ジャネット出かけるよ。

 


盲導犬協会へ寄付するよと主治医から手渡された

2018年07月17日 | 日記

思わぬ寄付にびっくり

 おかあさんの通っている内科クリニックの主治医は歌が大好きだ。
 昨日もカラオケでカンツオーネやマイ ウエイ 他なん曲も歌ってきたとのこと。それも大きな声で歌うと爽快とのこと。
 フランス語でも歌うそうだ。
 肩書を見ると ○○大学の名誉教授となっている。日々の診療と休みの日の煩雑さの中で、好きなことを楽しんでおられるのがよく分かる。。
 今日 、おかあさんは我が家で開催する「第8回ジャネットと共に盲導犬チャリティホームコンサート」を開くことを話した。
会費は、盲導犬協会に寄付の1000円。プロへの出演料はおかあさんの社会貢献なんです。 と言ったら、何と2000円を盲導犬のためにと言って寄付してくれた。
 おかあさんにはそんな気は一切なかったので驚いたが、先生の優しさを素直に受け取った。 今年の吉川英治文化賞をにっぽん盲導犬協会が受賞したことは、殆ど知られていない。
 この賞は社会の片隅で人にあまり知られることもなく頑張っている個人や団体を表彰するものだ。
 その団体の一つに選ばれたわけだが、授賞式で文化賞側が驚いていたのは、盲導犬が無償貸与されていることだったそうだ。
  盲導犬を育てるにはそれこそ多くの団体や個人からの寄付が大きな金額を閉めている。
 おかあさんはそれを知っているので、出来るだけ寄付の形で協会に渡せるようにコンサアートを開いているので、先生からの思わぬ寄付はとっても嬉しかった。
 今回は盲導犬が3頭と、さて 訓練権が何頭やってくるのだろうか 楽しみにしている。


一歩踏み出したおかあさんのスマホ生活

2018年07月15日 | 日記

やっと動き始めたおかあさんのスマホ生活
OK グーグル OK ジャネット

 OKグーグルって使っていますか?視覚障碍者にとって口で言えば答えてくれるなんてまるで人間が空いてみたい。便利便利だが、難しいことは分からないので勉強しておきますなんて言って逃げられているのが現状だ。どこまで深く使えるのか今のところ分からないが、時間を聞いたり、ニュースを聞いたり計算をしてくれたり、分からないこと簡単なことを聞いたら答えてくれテイル
 音楽はまだ無料で入れているので、細かい要求をすると、それは有料の場合のみ対応します。ですって。
 著作権の問題があるので曲は途中で切れるし、やはりきちんと払わないと満足度は低いかな。
 
 おかあさんは使っているけれど、こんなに何でもしゃべるだけで出来るのは 頭を使わないので、更に手も使わないので 大丈夫かなあと心配になる。
 ラジオでもなんでも機会は指で押したりしてその行動が脳に伝わり脳を働かせている。
 こんな物ばかりの世の中になると、人間は進化ではなく変化して口ばかりの顔と手の無い人間が出来てくるかも。
 いや それではお化けだ。

 まあ 今でも 実際は手を出さずに口ばかり出している人も まあ 同じかも。

 OK グーグル 今何時?と聞くだけでいいのは便利なのは便利。

 ジャネットはおかあさんがジャネット以外に言葉をかけているのを見て、何をしているのだろ逢花と不思議そうだ。
やきもちをやくなんてことは無い。

 そのうちに 盲導犬のトイレのワンツーコールのアプリが出て、おかあさんがコールを掛けるより、上手に排せつをさせてくれるようになるといいなあ。ジャネットのトイレは時間が掛かるからおかあさんは助かるよ。

 最近は暑くて以前よりも水を上げるし、大好きなスイカ利尿作用でびっくりするほどの大量のワンをする。
 あと4日で5歳になるジャネット。大分 盲導犬らしくなってきた。排せつも落ち着いてきた。
最近は暑くてもちゃんと靴を履いてお出かけ。
 後 5年間 出来るだけ一緒にいようね。可愛いジャネットさん。
 言葉の理解も進んできている。とにかく 犬ってすごいね。頭いいし、せいかくもいいし、パートナーとしては最適だ。
 こちらはAIロボット犬ではないが光るものを持っている。 OK ジャネット ストレート ごー。


梅のアレルギー

2018年07月05日 | 日記

涼しいと聞いて出かけた上の近辺。東京はすごい湿気。 とても蒸し暑くて汗だくだく。おまけにジャネットのトイレ騒ぎで30分以上も御徒町の裏道をウロウロ。小さな公園の一隅にはホームレスと思しき人が住んでいるテントがあるが、最近のような突然の大雨にはどうするのだろうか。ちょっと心配になった。

 さて 昨日のガイド ヘルパーさんのご主人の話。なんと 梅干しのアレルギーだという。幼いころからのものではなさそうである。梅干しのアレルギーは初めて聞いた。
 ある時に 梅干しの2個目を口に入れたら体中に蕁麻疹が出た。
 当初は何が原因だか分からなかったのだが、その後 バラ科の食品が原因だと知れた。桃もダメとのことである。へーそう 桃もバラ科なんだね。

 おかあさんはバラ科の食物は何があるのだろうかと調べてみたら 驚き....。

梅 りんご 桃 あんず いちご  さくらんぼと続々現れた。

 おかあさんは 40歳になったころからアボカドにはアナフィラキシーショックに近い反応を示すようになったので 怖い怖い食べ物となっているので他人事とは思えなかった。。

 メロンは食べると、のどがいがいがする。 大きくて完熟した物でない限り、杏類 アプリコットも思っただけで口内が酸っぱくなる。
 いや これは アレルギーとは無関係の事かな。とはいえ 体が拒否するのだから 何らかの成分に合わないものがあるかもしれない。
 嫌いと言うのはそれを遠ざける何らかの理由があるのではなかろうか。
知らずに食べて具合が悪くなることからの知恵が嫌いと言う感情で表現されているとも考えられる。 それから いちごも好きではない。さくらんぼや桃や林檎は大丈夫。
 今は平気でもいつ裏切られるかわかったものではない。

 この原因とは使用されている農薬も関係しているのだろうか。

 ジャネットは口に入るものなら何でも好きだが、キャベツは大好き。冷蔵庫から出しただけで「あ キャベツだ。」と台所を覗きに来る
硬い所もよーく噛んで食べる。農薬は大丈夫なのかなあと思いながら あげているおかあさん。
 昔のキャベツ畑は蝶々が飛んでいて毛虫がいて 穴だらけのキャベツを見かけたものだが 今のも大丈夫なんですよね 生産者の皆様。
大事なジャネットに安心してあげてもいいですか。