ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

刷り込みを防ぐ工夫(丹頂鶴の場合)

2019年10月30日 | 日記

昨日は  夕方には晴れるとの声を信じて、雨の中を上のまで出かけた 目的地は東京都美術館。バード カービングのコンクールの中でバードを触らせてくれて、しかも 専門家の説明があるとの情報を得たおかあさん。野鳥が大好き。鳥の声帯を詳しく知りたいおかあさん。

 説明の中で興味深く聞いたのは、鶴の哺育方法。  鶴には刷り込みという習性があって、親の鶴が育児放棄したり、何らかの理由で子供の鶴が親鳥から離された時、その卵はふ卵器で孵されるそして孵化して最初に目にしたものを親として認識する。動物園などで飼育員に育てられた子鶴はもう 野生の群れには決して戻れないそうだ。

 そこで工夫されたの が「ハンド ピペット」という物。  鶴の頭に くちばしを付けて後ろからそのくちばしを上下に動かす。人間の方は姿を白い布をかぶって見せ無くして、決して声を出さない。鶴の声は録音で流して子供の鶴の反応を見ながら すりえをやり、地面を掘ってみみずを取って食べさせたりして野外で餌を探すことを覚えさせる。  鶴も賢いので、一度みみずが食べ物だと教えると後は自分で地面をつついて食べられるようになるそうだ。このようにして育てたはぐれ子鶴は、野生の群れにすっと溶け込める由。この時に給餌用として使う ハンド ピペットは説明をしてくれた先生がアメリカに送っているとのこと。子鶴の未来を野生で暮らせるようにとの優しい配慮だ。

 鳥島に生息するあほうどり。江戸時代の末期にひどい商人の手にかかって、絶滅寸前まで追い込まれた。上等な羽毛として江戸時代末期から明治初めにかけての日本から欧州方面への大きな輸出品の一つであった。あほうどりは羽を広げると3めーとるもある大きな鳥で羽は真っ白で組から上は金色の美しいとぢだそうだ。白い羽毛の中に金色の羽が混ざっていると当時は大評判の売れ筋商品だった。そこで乱獲しすぎた結果たった15年で絶滅じょうたいにまで陥った。

しかし、今では復活して5千羽以上となり心ある人々の手で少しずつ増えてきているとのことで良かった。 このどりを彫るのは大変。何しろ大きいから

 

 自然界の生き物は人間と共生しているが、人の欲得から悪影響を受けて絶滅にひんすることがある。巨大な台風で多くの野鳥が死んでしまった。  又 来年こんなことがあると、恐竜時代から生き延びて来た野鳥たちがいなくなることに気づいている人はどのくらいいるのか。  今日 NHKの番組でフィジーの村の農園の猫をうつしていたが、おかあさんには、BGMのように聞こえていた小鳥の歌声が耳に心地よく聞こえていた。  賑やかな、しかも 音楽的にも楽しく聞ける鳴き声であった。  いつか行ってみたい場所の一つとなった。


王者と挑戦者の心がけ

2019年10月26日 | 日記

王者と挑戦者

 ラグビーのワールド カップも準決勝。  流石の4ちーむが残った。 今イングランドとニュージーランドが戦っている。おかあさんは後半から見ている。その時点で何と イングランドが10体0でリードしている。前評判から考えると、何かの間違い化と思うが、イングランドの戦いぶりがが優っている。 その後の戦いを見てもイングランドがボールを保持しているし、ニュージランドは販促が多い。  あと5分だ。え もう先が見えた。イングランドは一度もニュージーダンドに勝ったことが無いと言うのにこの戦いぶりはすごい。  残り1分だ。30秒を切った。最後はニュージーランドのボールだ。ニュージーランドはチームとしてのプレーが出来ていない。 ノー サイド。イングランドが初めて買った。ニュージーランドの3連覇を阻止して決勝戦に躍り出た。。  おかあさんは 今年の2月にラグビーのルールを学んでからワールド カップがはじまるのを心待ちにしていた。本当は 一度でいいから会場に足を踏み入れたかったが、かなわなかった。  日本の活躍と共に 今日のイングランドの快挙を見ていると、王者と言われるチームと挑戦者の精神的な面での燃え方が違うのだろうかと思う。  それとも、4年間の年月が あるチームは進化して、王者と言われるチームは旧態依然でここまでやってきたのかなと素人ながら考えざるを得ない。

 今日 カナダでフィギャースケートのカナダ グランプリが開催された。昨年羽生結弦選手はシーズンの途中でけがをして、世界選手権はビンメダルに終わり、トップと20点差となった。  今日は挑戦者として臨んだとのことで、ショート プログラムでトップ。明日はフリーが行われる。  見ていると、次から次へと若手の台頭が著しい。 王者と言えども自分の挑戦者としていつもいつも上を見ていかなければならないのだ。  今日のニュージーランドはチームとしての体裁がならなかったようだ。ワールド カップは長期戦だ。気が緩んでしまうなんてことがあるのだろうか。それも影響するのだろうか。さて 明日は 南アフリカとウエールズ選。楽しみに観戦しようっと。  明日も晴天でありますように。


千葉県多古町の産直農家は頑張っています。

2019年10月23日 | 日記

千葉県多古町の産直農家のお話から

アメリカが処置に困ったとうもろこしからコーンシロップなるものを作って日本に売っているそうだ。  それが何故問題なのかというと、接種することで血糖値がグーンと上昇する砂糖よりもすごい上昇。  それは、味をまろやかにした理、甘くしたりするのに使われている。ペットボトルの甘い飲み物や飲むヨーグルト、オイルノンドレッシングなど普段私たちが手に取ってに取る者ばかりだ。  このとうもろこしはアメリカで遺伝子操作されたとうもろこしから作られている。日本の畜産用の動物たちもこの操作を施されたとうもろこしを食べさせられていることが多い。  今日、産直で販売されている肉の資料としてはこの手のトウモロコシは使っていないと聞いて購入をすることにした。

 ところで日々食べたいものとして まごわ優しい子 と聞いた。  まは豆、ごは胡麻、わはわかめ、やは野菜 さは魚、しはしいたけ いはイモ類  です。  これらは日々 満遍なく食べようとは思っているけれど、なかなか接種するのは難しい。  この標語を忘れないでおこう。  今の自分の心身を作ったのは半年前の食事だと言うさあて、その時の食事は良かったのかどうか。  まあ まあだったかな。

 


台風19号のすさまじい傷跡

2019年10月15日 | 日記

荒川も危険水位まで水が上がりました。

 東日本で今回の台風19号による被害が段々明らかになっている。  東京都の荒川は何と271もの支流が流れ込む川だという。年間に振る雨量の三分の一くらいの雨が降った今回、想定外の被災状況となった。  全国では52河川、73か所が氾濫したとのことだが、荒々しい天候の襲来で、ほんの10分か15分で生活の多くの部分が破壊され、使い物にならなくなる。茫然自失している人を見ていられない。

 半面、被害の殆ど無かったこちらは、買い物に出たり、遊びに出たり。  今日はデパートのダイマル 東京へ行って靴を2足買って、念願のパフェを頂いてきた。

でも 心の中で  遊ぶお金があれば寄付をしたらと心が呼びかけてくる。 は、何だか 申し訳ないような気持がするのだ。  そうだわ、明日は散歩がてら郵便局へ行こう。ところで、日本赤十字は募金や寄付の取りまとめをしているのかしら。

 


線路に落ちた人を見つけたら非常ボタンを押してね。

2019年10月04日 | 日記

線路に落ちた人を見つけたら非常ボタンを押してね。

 9月30日に成田市にある鉄建建設(株)の研究所において、プラット ホームの検証体験会が開催された  なにしろ、20年前には桜木町駅のホームから疲労が原因でホームから線路に転落して、大けがをしたおかあさん。二度と怖い思いはしたくない。  そこで ホームから線路に降りて電車との距離や線路下の構造などをしっかりと触りながら学んできた。  まず非常ボタン。JR東日本なら線路に向かってホーム上の柱 180せんちのところに黄色いボックスがありその真ん中に直径4せんチくらいの丸いボタンがある。赤と白のゼブラゾーが目標だとか。  一度押すと、解除するまで鳴りっぱなしとなる。  危険な状況であると判断したら見える人はこの非常ボタンを押して欲しい。  落ちた人はショックと恐怖で声が出せないのではないかとおかあさんは想像する。押しボタン

 地面からプラットホームまでの高さは130センチ。よじ登ることは不可能だ。所々に足を引っかけるあぶみのようなものがあるが、これもあったり無かったり。古いホーム下は窪みもなくのっぺら棒。 ホームしたの逃げ込めそうな窪みはあったりなかったりで、しかも そう 深くは無いことを確かめた。 線路の幅は1めーとるちょっと、電車の底面と地面との間は30せんちくらいだ。  日ごろからウエストポーチをウエストに巻き、リュックをしょっているおかあさんは助かろうとして線路内にうつぶせになっても、ポーチとリュックの幅で、電車に巻き込まれてしまうことも分かった。  要するに転落したら、非常ボタンを押してもらうほかには助からないことが判明。  20年前に転落した時は失神していたので、転落時の記憶がないのだが、落ちた所迄は電車が通過しない所だったし、止まっていた電車の最後尾に乗ろうとして、転落したので、条件が少し異なる。  とはいえ、気が付いてから味わった転落の恐怖は未だに続木、たとえジャネットと一緒でも一人でホーム上には立てない。  当日の朝、横浜駅で電車に乗ろうとした時、社内にいる人を避けようとして足を斜めに電車に入れたら 右足がホームと電車の間に落ちて、けがをした。それも具合の悪い右膝。  油断していたわけではないと思うが、やはり、十分な注意が不足していたからだろうと思う。  10月からは筋トレを復活しようと考えていたので、とても残念。打撲プラス αの怪我である。又 しばらくは大人しくしていなければならない。

 その翌日 10月1日には、京成線の立石駅で66歳の視覚障碍者の女性が、誤ってホームに落ちて亡くなった。

 先日のおかあさんの受けたような体験会がもっと頻繁に開かれていたら、このような痛ましい事故は減るのではなかろうか。

怪我はしたが何しろ体験会を受けたかったぐお母さん。横浜から成田までの往復4時間と体験会の炎天下2時間を根性で乗り切ったが、帰ってきたら足はかなり腫れていた。

 電車に座ったおかあさんが怪我をして痛む足をなでていたら、ジャネットはおかあさんの膝に顎を載せて来て、「おかあさん 大丈夫? と案じてくれた。 ジャネットの優しさにおかあさんの痛みは半減したのでした。