2010年、元旦の天覧山……大晦日に寒波が押し寄せたわりには穏やかな
元旦の朝を迎えた。
７年間、毎年元旦に訪れている飯能諏訪八幡神社。
人出の少ないローカルな雰囲気がとてもお気に入りなのです。
参拝するためにワサワサとした人ごみの中、並ぶのはどうも性に合いません。
今年は母と二人だけの参拝……『甘酒飲むかい？』と89歳の誕生日を迎えたばかりの
母に聞くと、嬉しそうに『うん』と……
社務所出入り口の陽だまり場所にある椅子に二人腰掛け、引いたばかりの御神籤を
母に読み聞かせながら、ひと時を過ごす。
帰宅後の食卓『男の手料理』……とは言っても、開けて並べて、切って並べて程度の
ものばかりですが。^^;
正午から午後8時ころまでささやかな宴を催し、後片付けを済ませ部屋に戻ると……
玻瑠からメールが届いていた。
細やかな気遣いをする玻瑠が、客人が来るのを知っているにもかかわらず
メールするなんて……と、気しながらメールを開いた。