H氏奮戦記

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「タンホイザー」

2020-09-29 22:18:58 | 日記
6月末に鎌倉新フルート合奏団のI先生からお借りしたレーザーディスク(LD)装置で始めたLD→HDDダビングは今日で51曲になりました。

全部2時間半ぐらいかかるオペラですから相当な時間になるし、ダビング始めたら途中で止められないので、まとまった時間が必要です。
コロナ禍のためのステイホームだからできたというべきでしょうか。ステイホームは元々やっているので、主宰するフルートアンサンブル団体を休止していいて、楽譜の準備や連絡などの雑用(?)が無いからかもしれません。

このところ(ヘンデル)「クセルクセス」、(モーツアルト)「アポロとヒヤキントス」、(ヴィ゙ヴァルディ)「オルランド・フリオーソ」などと観たことも無いオペラをあらすじを頼りに必死で観たのでくたびれました。
その上バロックオペラでは、男性がカウンターテナーで女性の声で歌って男性の役をやったりするので訳わからなくなります。

ということで、今日は「知っているオペラを」ということで(ワグナー)「タンホイザー」を観ました。やっとわが家へ帰ったという感じ。
1978年のバイロイト音楽祭の公演です。写真はこのオペラの中で唯一明るくで、オペラファンでなくても知っている「タンホイザーの大行進曲」の場面です。
近ごろはどうなんでしょう?衛星放送でこういった講演の放映をすることが無くなりましたが、この1978年ごろというのは一番充実していたのではないかと思います。

ワグナーと言えば「ワグネリアン」と言って熱狂的なファンがバイロイトに出かけたりしているようです。
20年前私が退職した頃、ベルリンドイツオペラその他が来て「トリスタンとイゾルデ」や「ニーベルングの指輪」4部作すなわち「ラインの黄金」「ワルキューレ」「ジークフリート」「神々の黄昏」を全曲やりました。私もワグネリアンになれば退職後の生活の中で世界が広がるのではないかと思って全曲観に行きました。1曲5万円ぐらいしたのですが、何しろ退職金をもらった直後だったので気が大きくなって行ったのでした。
しかし、予習をして行って一所懸命観ましたが夢中になるというほどではありませんでした。

やはりバイロイトに行かなければ駄目なのでしょうか?
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「フルートアンサンブル・ルーエ」にデビュー・・ではなく復帰

2020-09-26 21:05:02 | 日記
私とmomoが関係するさいたまのフルートアンサンブル団体「ボン・コラージュ」と「ばらの町フルートアンサンブル」は9月まで、フルートアンサンブル・ルーエ」は8月まで休会にしてきましたが、今回予定通り再開することにしました。

私は6月に80歳になったのを期にかかわりあい方を大きく変えることにしました。

10月から「ルーエ」に参加することにしました。みんなデビューと思うかと思いますがこの団体は私とmomoが始めたのです。
10年ぐらい前、momoが行っていた教会でボン・コラージュの初代の先生のS先生に個人レッスンを受けていた3人の人とmomoと私とで「折角だから月1回ぐらい易しい曲でアンサンブルをやろうか?」ということで小アンサンブルを始めました。それがどんどんメンバーが増えて12人になったところで「先生に来てもらう方が良いんじゃないか?」ということで現在のH先生に来ていただくことになったのでした。
それと同時に私は抜けたのでした。

私がここに再び入ることにしたのは、これまでバスまたはコントラバスフルートばかりやってきたので、これからは普通のフルート(ここではノーマルフルートと呼んでいます)を吹きたいと思ったのと、今まで「ボン・コラージュ」や「ばらの町フルートアンサンブル」ではずっと世話係をやってきたのでこんどは楽譜を提供してもらって「上げ膳据え膳」でやりたいと思ったからです。
・・・と言いながら写真の曲「タイム・トゥー・セイ・グッドバイ」と「ユー・レイズ・ミー・アップ」は私が前からやりたかった曲だったので「ルーエ」やってみたいと思ったところ先生からOKをもらったので提供することにしました。

②「ばらのまちフルートアンサンブ」は10年間やってきましたが、「低音付きのフルートオーケストラはもいいや」ということで辞めました。
なにしろ「鎌倉新フルート合奏団」15年、「フルートアンサンブル・ラルゴ(新大久保)」10年、「もりの笛(茨城)」約10年、「メタモルフォ」2年と低音ばかりやってきましたから。

③「ボン・コラージュ」は20周年を迎えますが、こちらも「上げ膳据え膳」でやることになっています。


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「アポロとヒアキントス」byモーツアルト

2020-09-16 14:52:59 | 日記
昨日(9/15)のLD→HDDダビングはモーツアルトのオペラ「アポロとヒアキントス」(写真)。

この話はギリシャ神話が元らしく:
アポロ神が王女メアリと相愛の仲になる。しかし、メリアに思いを寄せていたゼピュロスは嫉妬のあまり王子ヒアキントスを殺し罪をアポロになすり付ける。しかし瀕死のヒアキントスが「犯人はゼピュロスだ」と言って死ぬので、ゼピュロスは消され、アポロとメリアは結ばれ、アポロは神の力でヒアキントスをヒアシンスの花に生まれ変わらせる・・・という筋書きです。

・ヒアキントスというのはヒヤシンスの連想から女性かと思いましたが王子(男性)です。
・そして何より驚いたのは「ゼピュロス」の名前が出てきたことです。「ゼピュロス」は20数年前私共、特にmomoのフルートアンサンブルの火付け役になった団体の名前です。すっかりご無沙汰していますが、みんなで楽しんでおられることと思います。ゼピュロスはギリシャ神話で「西風の神」ということになっていますがここではどう見ても悪役ですね。

オペラはモーツアルトのなんと11歳の時の作品です。序曲からして「ウオー モーツアルト〜〜」という音楽です。
そして出演者はメリアの父親オイバロスが大人のテノールであとヒアキントス、メリア、ゼピュロス、アポロみな子供です。メリア役の子など見事なコロラトゥーラでした。どういう子たちか分かりませんでしたが、出演者にテルツ少年合唱団と書いてあるのでそのメンバーなのでしょうか。
透明な明るさと無邪気さに満ちた楽しいひと時でした。

蛇足:冷蔵庫に咲く花はヒヤシンス トイレに咲く花はすいせん

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予想外の混雑

2020-09-13 19:47:29 | 日記
9/9(水)~11(金)御代田の家に行ってきました。今回は短い滞在でした。momoが右膝を痛めさいたまの整形外科に行くために急遽帰ってきたたためでした。

そう言えば‘御代田’は「みよた」と読みます。「昭和の御代」(しょうわのみよ)などと言いますが「御代田」を読めない人が結構います。
「御代田町」は「軽井沢町」と「小諸市」の間に有りますが、軽井沢町と小諸市の方がずっと有名ですね。

その御代田町が(私の知る限り)初めてテレビのニュースに登場しました。コロナ感染者が出たためでした。時期を違えて3人。
隣りの隣りの町の佐久市の美容院で4人集団発生にその一人が御代田町の人だったらしいです。
極めて人口密度が低い所なので例えばさいたま市中央区で一人発生したというより気味悪いです。

どこに行っても人が居ないなら良いですが、スーパーマーケットなどは十分に密になります。
写真は軽井沢の11日(金)の昼前の「つるや」というスーパーの様子です。平日だというのに大混雑で15個所あるレジがすべて開いていて列ができていました。7月に行ったときには3か所ぐらいしか開いていなくて、一か所のレジに2人の店員さんが居ました。混んでいるからではなくお客が居なくて仕事が無かったのだと思います。

7月には町内放送で空に向かって「県をまたいでの移動には慎重に対応して下さい。」などと言っていたのに変わりようの激しさには驚かされます。

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思わぬよろこび

2020-09-06 16:08:04 | 日記
御代田の「おじいさんの新しいテレビ」で観たさいたまで録った番組に思わぬ見ものが有りました。

8/23(日)にNHKで放送された「クラシック音楽館」です。
8/2(日)に演奏されたN響の演奏・・ということはコロナ対策をして演奏者の間隔を取って。そのあと、ピアノのレオン・フライシャーの追悼放送。なんとも面妖な組み合わせです。

N響の演奏は指揮者がバスガイドさん(近頃はツア・コンと言うのか・・)のお姉さんのような可愛い人で「こっちに行くと良い音楽が有りますよう~」みたいな指揮ぶりでした。
・一曲目は(ヘンデル)「王宮の花火の音楽」より「序曲」・・これは数年前フルートフェスティバルin埼玉に「ボン・コラージュと仲間たち」という団体51人で出てフルートオーケストラで白熱の演奏を聴かせた曲です。原曲を聴く機会は意外に少ないので興味深かったです。
・二曲目は(オネゲル)「夏の牧歌(だったか?」・・初めて聴く曲でしたが耳当たりの良いBGMかな。
・三曲目は「アルルの女」第2組曲より「メヌエット」と「ファランドール」。「ファランドール」は昨年の「バラのまち笛の会」のアンコールで出演者全員(40人ぐらい)でやりましたが、最初からf(フォルテ)で始まって最後のfff(フィルテッシッシモ)では飽和していました。N響はちゃんとpp(ピアニッシモ)で始まっていました・・・当たり前ですね。
・最後は(サンサーンス)「動物の謝肉祭」。2台のピアノが大活躍でした。この曲フルートオーケストラの楽譜が有って前にメタモルフォが演奏していたのですがピアノのパートはどうしていたのかな?

しかし、私の聴きものはレオン・フライシャーの演奏。前にこの方の演奏で(バッハ)「羊は安らかに草を食み」を初めて聴いて「世の中にこんな美しい曲が有るのか」と思いました。今回もこの曲を演奏されましたがきっとこの曲が好きなんでしょうね。
そのあと(バッハ)「シャコンヌ」。ブラームスの編曲でピアノの左手のためのシャコンヌでした(写真)。レオン・フライシャー氏は難病で30年ぐらい右手が動かなかったそうです。きっとその間この曲(編曲)は宝物だったでしょうね。
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