H氏奮戦記

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「振ると面食らう」?

2020-12-29 15:37:08 | 日記
先週コロナの検体を出した後、熱も下がって気分も常態に戻ったのですが、コロナ感染の結果待ちの間に出歩くわけにもゆかず、家で久しぶりにレーザーディスク→HDDのダビングをしました。

ディスクは映画「フルトヴェングラーと巨匠たち」(写真)。1954年に制作された映画です。
フルトヴェングラーはフルート仲間でも「誰?それ」という人が居て驚かされますが、往年の名指揮者で、フルトヴェングラー協会と言うのが出来ていたり、彼に関する本(岩波新書だったか?)が出版されていたりしました。

フルトヴェングラーは1889年~1954年の人ですから動画が見られるだけでも有り難いのですが、「・・と巨匠たち」と付いているように、このディスクではその他に、リヒアルト・シュトラウス(!)、ブルーノ・ワルター、ハンス・クナッパーツブッシュの指揮ぶりも見られます。

話はそれますが、私は51年前この映画を会場(たしか新宿の文化センター)で観たのですが、それがmomoとの最初の出会い、というかお見合いでした。私の妹(もう亡くなりましたが)が同じ会社でmomoを知っている人と結託してmomoと私と会わせようとしてそれぞれチケットをくれたのでした。
その日私は会社で午後5時に突然来客が有り会議が始まったのです。「猛烈社員、根性、やる気!!」の時代でしたが、すっぽかすわけにも行かず「初めての人と会う約束が有って・・むにゃむにゃ・・」と言って飛び出してギリギリに駆けつけました。
momoはmomoでこの映画分かりそうもないならそっちの方詳しい友達に譲ろうと思っていたそうです。確かに「この映画面白くなかっただろうな」と思います。
ということで、もうちょっとの所で二人とも別な人生を歩んでいるところでした。

ところで、フルトヴェングラーは最初両手がブルブル震えて始まるのでどこから出て(アインザッツ)良いか分からず「振ると面食らう」と言われたりしました。(もちろん日本でだけでしょうが)
フルトヴェングラーの指揮姿を観られるのは、ほかにザルツブルク音楽祭での「ドン・ジョバンニ」序曲部分も有るのですが、どちらもきちっとしたむしろ分かりやすい指揮だと思います。出だしが分かりにくいのはプロの演奏会ではみなそうで、あれでどうやって出るのだろうか?と思います。
ただ「振ると面食らう」のはどこにでも有るらしく、私の初めのフルートのI先生は当時有名だったY指揮者が「自分で音楽に酔ってしまって何やっているのか分からないんだよ」と言っておられました。
我々アマチュアには「振ると面喰う」は困ります。盆踊り風でも良いですから「小節の頭は振り下ろす。小説の頭以外では振り下ろさないように」していただきたいものです。
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思いがけない一週間

2020-12-25 20:08:59 | 日記
今週月曜日(12/21)夕方何か気配を感じて体温を計ったら37.2℃有りました。
私は風邪をひいても37.0を越えることはあまりないので「これはやばい」と思って売薬を飲んで寝ました。
翌日(12/22(火))昼はは少し下がって36.5℃前後でした。
私の平熱は36.0℃以下なので少し高めでしたがこのまま下がると思いましたが、夜になったらなんと37.8℃になりました。

これが夜じゅう続いたので翌日(12/23(水))朝、かかりつけ医に電話したら夕方17時に来るように言われました。行ってみるといつもとは違う部屋でテレビでよく見る防護服を着たお医者さんと看護師さんが待っていました。

そこで看護士さんの聞き取りが時始まりました
Q:咳、鼻水、のどの痛みは有りますか? A:通常と同じです
Q:カラオケや接待を伴う飲食店に行きましたか? A:No 
Q:人が大勢集まるところに行きましたか? A:これはNoとはいいがたいのでいくつか挙げました。12/18(金)のフルートアンサンブルのボン・コラージュも挙げたか?忘れましたが   などなど

そしてお医者さんが喉を観て、聴診器を当てて終わり。

それでお医者さんに「これでコロナに感染しているか分かりますか?」と訊いたら「全く分かりません」
私も皆目分かりませんでしたが、「風邪の症状が無いのに高熱が出ている」というのが不気味だったのでコロナの検査をやることになりました。

それで、翌日(12/24(木))検体(唾液)を医院に持って行って提出しました。この日には平熱になっていました。

そして今日(12/25(金))医院から「陰性です」という連絡が有りました。

今回自分がかかわってみていろいろなことが分かりました。
もし今日陽性だったとしたら今日(12/25(金))の埼玉県の感染者数にカウントされるのでしょうが、発症したのは4日前の12/21(月)、感染したのは潜伏期が多くて14日有るということなのでもっと前、最大で20日ぐらい前になります。

そして、迷宮入りしたのは突然訪れて、2日後に何もしないのに去っていった37.8℃の高熱・・あれはいったい何だったのであろうか??
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今年の店じまい

2020-12-19 20:39:36 | 日記
先週12/9(水)~12(土)御代田の家に行ってきました。
冬の間、3月頃まで行かないので家を閉めるためです。
前は若かったのか1〜2月の真冬にも行っていました。雪景色を楽しんだり、温泉に行ったり、軽井沢駅周辺のイルミネーション見物したり。

しかし、冬は家の周辺の気温が-8℃ぐらいになり、家の中に就寝前結露していた水滴が翌朝凍って窓が開かなくなったりしました。
家の中が零下になっていたということです。それで歳を取りさすがにここ数年は真冬は行くのをやめました。

家を閉めるというのは、もちろん戸締りは毎回するのですが、水道管の水を抜くのが主な仕事です。
台所、洗面所、風呂場、トイレの処理をしなければならないので結構大変です。

この家も買って今年で20年になり、いろいろな方が遊びに来てくれました。毎年のように来てくれたのがフルート仲間とゴルフ仲間。ほかに二つのテニスグループ。家内の教会の牧師さんやお仲間、私の大学んぼ同期生のグループなどなどなど・・

退職金で買った家ですが買う時「家を買っても一か所、その金で海外旅行をすればいろんなところに行ける」と言われました。
しかし、この家のお陰でいろいろなお仲間と楽しい時間を過ごすことが出来ました。

このごろはあまりお客さんを呼びませんでしたが、私も家内も~80歳、このあとどれくらいこの家に来られるか分からないので、来年あたりコロナ禍が済んだらからまたお仲間に声をかけようかと思います。

写真は行きつけの温泉佐久市の「見晴らしの湯」から見た夕暮れです。下の方に見えているのが信越道で右の方が長野方面です。


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ギリギリセーフか?

2020-12-07 15:55:16 | 日記
先週12/3(木)〜4(金)話題のGoToトラベルで外房の勝浦近辺のホテルに泊まって連チャンのゴルフに行ってきました。
テニス仲間が企画して誘ってくれました。全部で4人。
今momoは膝を傷めていて我が家はトラベルには行けないので有り難いお誘いでした。
「男もすなる日記というものを女のわれもしてみんとてすなり」と言うのが有ったような気がしますが、ちょうどそんな感じで知り合いも何人かやっているGoTo、ともかく1回だけでも恩恵にあずかることが出来て良かったかな・・

GoToは7月に始まったと思いますが、誘われたのが10月、12/3出発の前日に「65歳以上の人は東京からの発着は自粛を」と言っていました。
さいたま市の北浦和駅を出発して東京駅を通って行くのは「東京から」になるのかどうか分かりませんが、言う方もなんとなく場当たり的に言っているように聞こえるのでまあいいか・・

天気に恵まれ最高のトラベルでしたが、ハイライトは豪華なホテル。外房の国道沿いにある「ホテル三日月」。ずっと前に車で通他ことが有ります。ロビー(写真)も客室も大浴場(露天風呂も)みんな海に面して絶景でした。
そして一人6,000円のクーポン券が配られてゴルフ場の昼食代(生ビールを含めて結構2,000円ぐらいする)、夕食後の酒(ワインのフルボトル)などにみんなで全部使いました。日本の成人の全人口の内何人GoToの恩恵にあずかるのか分かりませんがこんなことしていて良いのかと・・

早く帰りたい人が居たので早く帰って、休むと宣言していたボン・コラージュに間に合いました。
GoToから帰ってその足でフルートアンサンブルのサークルに参加して良いものかどうか考えましたが、房総の海近くでゴルフをやってきたのとさいたまや東京で一日過ごした方々とどっちが危険化は分からないし・・
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