鳥まり、参る!

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コミックエッセイ『呪詛抜きダイエット』。

2014年07月29日 | 感想文
※関係者からクレームきたらすぐこの記事は削除します※

『母がしんどい』の田房永子さんの新作漫画買いました
  ↓


『呪詛抜きダイエット』…呪詛って禍々しいな
今回も田房さんの実体験を淡々と、しっかりと記録して描いてくれています。



「やせたいやせたいと思っているのに、何かに乗っ取られてるみたいに絶えず食べてしまう」

最初の方に当時の好物とか食べる量とか書いてあるんですけどね。
自他共に認めるデブである私ですら

うっわ~

と思っちゃう内容でした。
私だったらあの量食べきる前に気持ち悪くなるしお腹壊しちゃいそうです。

これタイトルこそ“ダイエット”だけど、テーマはやっぱりトラウマや自己治癒だと思いました。
周りから(もちろん彼女の場合母親を含む)傷め付けられ続け、洗脳されきった人が自分を取り戻していく物語。
きっと彼女のお役目なのでしょうね~。
ヒプノセラピー(催眠療法?)なども出てきますが、スピっぽくないのでスピ嫌いの人も抵抗なく読めるでしょう。

最初

「自分の姿を醜いと思い込んでいて、きちんと鏡も見れない」

ヒロインが段々と自分にかけられた洗脳、自分でかけた思い込み、不安の正体をつかんで自分を受け入れていく姿は感動的です


 ↑
ぜひ本編を読んで、このコマの意味を理解してもらいたい

そうそう、作中

「あの子かわいいからって自惚れててウザい」

「あんなブス顔でよく生きていられるよね」

などと言っちゃうまあよくいる女の子がチラっと登場します。
こういうこと言っちゃうコって深層では自分にすご~く自信がないことが多いので、からかうと面白いんですよー。
(だからってやっちゃダメですよ
偉そうに人のこと悪くいうくせに

「え?アナタごときの顔でそんなこというの?」

などと言われると顔面蒼白になります(笑)
幸せじゃないんだな…かわいそうに…。

「私ってかわいい、最高

って安心できればいいのにね。

細かいエピソードを書くのは気がひけますので、ぜひ気になった方は本屋さんでチェックしてみてくださいね~。


 ↑
大好きなページ。
グラスに書いてある“DAMEDA”の文字が大好き


最後に私の話を。
私も幼い頃、最初の頃のヒロインのように

「何かにのっとられたみたいに食べまくった」

経験があります。
小学校3、4年生の時だったと思います。
親が介護で全然かまってくれなくて淋しかったのと、人間関係のつまりが原因だと思う。
淋しくて不安で、心の隙間を埋めるように甘さや美味しさで気を紛らわしていました。

個人的に辛い過去に効くのはなんといってもおしゃれだと思います。
明るい色のカワイイ服を着ると心が躍る。
メイクもしちゃう。
(思春期の頃はちょっとだけね
髪も不器用なりにいじる。

楽しい

この楽しさが自分を輝かせてくれるって、私は経験から断言できますね。
おしゃれ嫌いって言う人いるけど、アレって心がつまってるだけだと思う。
服の系統なんて数えきれないほどあるんだからさー。

呪詛抜きと合わせておしゃれセラピーもぜひ
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