東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

愛媛へ行って来た~前編

2015年04月23日 09時33分25秒 | ひとり旅の話

雨の羽田空港を飛び立つ。松山空港までの705kmを約1時間15分で飛行機はオーバーランすることもなく無事到着。2006年8月の高知2010年9月の徳島以来の四国へ上陸である。そう言えばひとり旅を始めたのも四国・徳島からだったな~と思いながらリムジンバスに乗り込み25分ほどで松山城のお堀に佇むホテルに到着。小休止をしてから、きっちりと刻まれた頭の中の地図に従って繁華街へと歩き出す。足の向くまま入ったお店でさざえの刺身でひとり乾杯。締めには名物の鯛茶漬けを注文。

翌日、9時過ぎの松山駅発・特急しおかぜに乗車し、朝食の駅弁(穴子弁当)と共に今回のメインである新居浜にある「別子銅山」を目指す。約1時間余りで新居浜駅に到着。駅前からせとうちバスに乗り込み20分ほど山を登ると終点・別子銅山(マイントピア別子)である。11時からのガイドツアーを申し込み、ほぼ満員状態のマイクロバスに乗り込む。バスはどんどん山頂を目指し登り続け、対向車とすれ違うのも困難な細い山道を登って行く。約25分ほどで別子銅山の中心地であった東平(とうなる)ゾーンに到着。東平とは・・・標高750mの山中にあり、大正5年から昭和5年までの間、別子鉱山の採鉱本部が置かれ、社宅・小学校・劇場・接待館が建てられるなど、昭和43年に休止するまで町として大変な賑わいをみせていました・・・とのこと。最盛期は400世帯以上が暮らしており、小中学校を始め病院の分院や生協があり、山を削って校庭を作ったそうだ。

駐車場で降り、ガイドさんの先導で徒歩での見学が始まる。いきなり東洋のマチュピチュと称されている「索道基地・貯鉱庫跡」が眼下に広がる。インクライン跡を利用した220段の階段を下り、真下から見上げる。その後、今降りたばかりの220段を登り、歴史資料館を見学する。住友家の圧倒的なパワーとボランティア精神に感動しながら、表に出ると先程までの晴天が一変し靄がかかっていた。それがまた幻想的な光景で一時間足らずでふたつの表情を見せてくれた。

そして山道を下り、ぴったり二時間で出発地に到着し、見学コースは終了した。時間調整でランチを取り(ビールは飲まず)、新居浜駅までのバスに再び乗車し、松山駅まで戻ったのは16時を過ぎていた。2011年9月に見た軍艦島のように廃墟がほとんど残っていなかったのは残念であったが、達成感と心地良い疲れにその夜の「炭酸水」が五臓六腑に染み渡った。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

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