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CSファーストステージで2敗目を喫し、我がジャイアンツの2011年シーズンは静かに終戦した・・・な~んも無かった今シーズンを振り返る。怪我人続出や主力の不調、亀井の復調も無く、頼りない先発陣・・・気が付けば結構「高齢化」が進んでいた。新人・沢村以外の新戦力も出て来なかった。その中でやはり寺内の存在を語らずにはいられない。
今シーズン73試合に出場し、打率わずか.178 打点4 本塁打0・・・それでも原監督は寺内を起用し続けた。今シーズンは二塁に藤村が定着し、あとは三塁だけだったが、古城・脇谷は今年も定着せず、外国人選手は名前を覚える前に姿を消し、期待の大田の3シーズン目も.154の結果に終わり、外野手転向も囁かれている始末である。そのような状況において寺内の一本立ちを願って使い続けたのだろうが、あまりにも打てなかった。びっくりするほど打てなかった。今シーズン、彼が打席に立つ度に「打てないだろうな~」と思ってしまったが、予想通りの結果(特に三振)ばかりだった気がする。彼のヒットの記憶がないので、私の中では打率0である。ピッチャーの方が打てんじゃんと真剣に思ってしまう。これまでのジャイアンツの歴史の中でも、これだけ打てなくてもこれだけ試合に出続けた選手は記憶にないので、私の中で非常に印象深い選手となってしまった。
彼の来シーズンへの飛躍に繋がる起用だったと来年の今頃は思いたいものだが、来シーズンはベイスターズの村田あたりが守っているかも知れない。それが我がジャイアンツなのである。