東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

映画:「夜のピクニック」

2009年01月15日 09時31分14秒 | 映画の話
休日にビデオを借りて来た。しかしなかなか見たい映画が見つからずに結構な時間を掛けて店内をうろついていた。棚の一番下に遠慮がちに陳列されていた「夜のピクニック」。以前から読みたいな~と思っていた第二回本屋大賞受賞作品が、映画化されていたとは知らずに、借りて見た。



解説: 全国の書店員が選ぶ第2回本屋大賞を受賞した、恩田陸の同名ベストセラー小説を映画化した青春ドラマ。24時間かけて80キロを歩く学校行事を通し、高校生の友情や葛藤を描いたのは、『ココニイルコト』『青空のゆくえ』の長澤雅彦監督。出演は『HINOKIO ヒノキオ』の多部未華子、『蝉しぐれ』の石田卓也、『花とアリス』の郭智博など、期待の若手俳優たちが顔をそろえた。ひたすら歩き続ける中で自分と向き合い、成長していく彼らの姿が清々しい。

あらすじ: 高校生活最後の伝統行事「歩行祭」を迎える甲田貴子(多部未華子)は、一度も話したことのないクラスメイト西脇融(石田卓也)に話しかけようと考えていた。2人は異母兄妹の間柄で、そのことは誰にもいえない秘密だった。一方、融も貴子を意識しながらも近づくことができず、事情を知らない友人たちが勘違いして、告白するようけしかける。

作者恩田陸の出身校である水戸第一高校の行事「歩く会」がモデルになっている。以前からこの行事(正式名称は「鍛錬歩行祭」)が気になっていたので、楽しみにしながら、本編再生前に、特典メニューの劇場予告編を観たのだが、その中で映画の「キー」となっている大事な部分が映し出されていた・・・そりゃないよ



24時間かけて80キロを歩く学校行事なんて最近の子供に優し~い超過保護な方たちからはあーだこーだと批判が出るようなイベントである。



私は歩く事が好きだ。車や自転車では見過ごしてしまうような小さな発見が出来る。それをひと晩かけて友達と歩くなんて本当に素敵な学校行事である。この映画では大きなクライマックスも出てこないのだが、映像から溢れ出る「青春」の欠片が何とも羨ましくも、懐かしい。恋愛に不器用な若者たちが初々しいったらありゃしない。

青春っていいもんだ。

有限会社やな瀬不動産
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