BSで放映されていた「北の国から’92巣立ち」を録画して観た。それも後編だけ・・・
純が彼女を妊娠させてしまい、彼女の叔父さん(菅原文太)が激高し、五郎が北海道から謝罪に来る・・・シーンのある回である。以前観た時に非常に違和感のあるシーンが、双方合意の上での行為にも関わらず、彼女側が被害者として扱われるシーンだったが、20年経過したもののやはり違和感があった。
「誠意って何かね?」と文太は言うものの、そもそもが成人男女の「お互いの自己責任」ではないかと思う。だから「その立場になったと真剣に想像してくれ」と言われても答えは同じだ。文太が五郎の持参したかぼちゃさえ受け取らないのは礼儀としていかがなのか?純は五郎が叱らないことにがっかりしていたが、それが父親ってもんだと20年の時の流れはすっかり私を五郎目線にしていた。
連続シリーズ時代から観続けていたが、回を追う毎に重い空気と暗い内容になる気がする「北の国からシリーズ」。巣立ちの後にも「'95秘密」「'98時代」「2002遺言」の三つのシリーズがある。放映されたら予約するのだろうか?でもちょっと気が重い・・・