ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

ミツバチの逆襲

2016-10-16 | 自然観察

8月末の山籠りから。巣箱の入口に群がるセイヨウミツバチ。1日中キイロスズメバチのアタックに曝されている。


こちらは体色が黄色くないニホンミツバチ。数が少なく細々と活動しているようだ。


1匹づつ連れ去っていったミツバチを近くの枝で肉団子にするキイロスズメバチ。幼虫の餌にするようだ。


ところが巣にあまり近づき過ぎると、キイロスズメバチも大きなリスクを覚悟せねばならない。


ミツバチ達が数を頼りに一斉にキイロスズメバチを取り込もうとする。幾重にも包み込んで熱死させるという説がある。


巣箱の下の地面にはキイロスズメバチの屍が累々と散乱している。


巣箱の反対側でもキイロスズメバチが捕まったようだ。


ミツバチの繋がりが切れそうだ。逃げ切れるか?


と思ったが、自分たちの体を橋にして次から次へとミツバチが殺到する。キイロスズメバチは完全に取り込まれた。


もう一方のサイドでもこの状態だ。まさに殺るか殺られるかの壮絶バトルなのだ。


場面は変わって渓流へ。冷気漂う渓沿いには8月というのにダイモンジソウが開花している。


釣った直後暴れて枯葉にまみれてしまった25cm級のヤマトイワナ。フライは#13のカディスだ。


落差のある大場所が続くポイントでフライ交換をする釣友。この渓は単独での入渓は控えている。遡行が危険な上、クマの出没が多いのだ。


この日は水が少なく、釣果はイマイチであった。


流れの上に倒木が横たわり、そこから何種類もの木や草が成長している。トリカブトも既に開花している。


渓流の帰路に赤花のゲンノショウコを見つけた。


同場所には白花もある。渓流から上がって、何となくホッとするひと時だ。

キイロスズメバチとミツバチの戦いは毎日朝から夕方まで続いている。まさに戦場だ。生きること即ち戦うことを地で行っている小さな生物達の
生き様に、ただ驚くばかりであった。






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潮の香5

2016-10-15 | 自然観察

磯の岩場で伸びをするメダイチドリ。


1羽だけ居たチュウシャクシギ。


探し出したカニをポンと放り投げ。


咥え直す。


水辺のキアシシギ。


固まって膨らむキアシシギ。


帰り道の休耕田に居たアオアシシギ。


この日の休耕田はシギが少なかった。


ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)のピンクの卵塊が写らないように意識して撮った1枚。


畦のシオカラトンボ。数は少ない。


コサギの集団。チュウサギも混じっているようだ。

明日も天気はいいようだ。遠征擦る気も無いし、結局麻機かな。


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潮の香4

2016-10-14 | 自然観察

キラめく波間を飛ぶ。


ミユビシギにメダイチドリが混ざっているようだ。


沖ゆく船の影が朧に見える。


海辺はたまにしか来ないが、いいもんだね。


ちょっと光の角度が変わっただけで雰囲気は大きく変わる。


着陸準備。


着陸。


こちらはメダイチドリのカップルか。


通り過ぎて行くクロサギ。


ややサービス精神に欠けるクロサギちゃんでした。



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潮の香3

2016-10-10 | 自然観察

防波堤のカニ達。隠れるのが早い。ボヤボヤしてると食われちまうもんな。


メダイチドリが低空で移動。


あまり動かないダイゼン。


キアシシギが近づいてきて。


仲良く並んで、長い旅路に思いを馳せているのか。


ミユビシギは集団行動が好きなようだ。


波のきらめきが眩しい。


波間を飛ぶピントズレのキョウジョシギ。


エサ探しに忙しいキョウジョシギ。


1羽だけで寂しげなトウネン。


海岸でも休耕田でも見かけるが、麻機では会ってないような気がする。

3連休は終了。麻機遊水地でミサゴとノビタキに会ってきましたが、ミサゴはなかなかダイブしてくれない。ミサゴの本格シーズンはこれからだね。
それではまた来週。
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潮の香2

2016-10-09 | 自然観察

キアシシギがやってくる。


大股でスタスタと歩く。


波間を飛ぶダイゼン。


脇の下が黒いのだ。


飛ぶメダイチドリ。


2羽で飛行中だが、背景が最低だね。


番だろうか、寸分も離れずに行動している。


3羽並んでいるが一番後ろのヤツはシロチドリかも。


小集団が舞い降りてきた。


着陸準備。


幼鳥っぽいね。


砂浜に座って動かずにいるとかなり近くまで来てくれるのだ。



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