平成29年11月20日(月)東京国際フォーラム(ホールA)で「地方自治法施行70周年記念式典」が天皇皇后両陛下の御臨席のもと、厳粛に開催されました。その席上、地方自治に功労のあった団体・個人が総務大臣から表彰されました。
富岡製糸場世界遺産伝道師協会は「都道府県及び市町村の行政に積極的に参画し、又はコミュニティづくりに熱心に取り組んでいる民間団体、住民自治組織等」として群馬県から3団体の一つとして表彰されました。総務大臣からの招待状ををいただき会長が代表で式典に参加しました。群馬県で表彰された他の二つの民間団体は、群馬県地域婦人団体連合会と群馬県地域づくり協議会でした。
「自らの創意工夫により、優れた施策を実施し、地方自治の充実はってに寄与した市町村」として表彰されたには群馬県からは富岡市・嬬恋村・昭和村でした。
式典は、元群馬県副知事でこの式典の担当課長の吉川課長でした。懐かしい顔にお目にかかりました。以下の次第により進められました。25分間の式典でしたが、張り詰めた空気の中程、心地よい緊張感のある立派な式典でした。
地方自治法施行70周年記念式典次第
日時 平成29年11月20日(月)
会場 東京国際フォーラム ホールA
1 開場
2 天皇皇后両陛下御臨席(ご起立のまま)
3 国歌吹奏(終わって着席)東京消防庁音楽隊
4 開会の辞 総務副大臣
5 式辞 総務大臣
6 地方自治功労者表彰
(1)団体票表(代表)
(2)個人表彰(代表)
7 祝辞 内閣総理大臣
衆議院議長
参議院議長
最高裁判所長官
8 決意表明 地方公共団体代表
9 閉会の辞 総務副大臣
10 天皇皇后両陛下御退席
式典終了後「地方自治法施行70周年記念シンポジウム」が怪異際されました。
大変いい勉強もさせていただきました。
富岡製糸場世界遺産伝道師協会は、世界遺産登録運動を進めてきただけでなく地域に誇りを持ち、地域を大切にし、地域を活性化させることに大きな役割を果たしてきました。そこで、群馬県mンからは総合表彰、そして、全国的視点からはサントリー文化財団からサントリー地域文化賞をいただいてきた実績があります。
シンポジウムでも冒頭の発言で西尾勝東京大学名誉教授は地方自治は「住民からまず動いてもらう、住民から自治体へ」と住民自治の活性化について述べていました。①行政の質を上げる。②地域の個性を生かした町づくり。③住民の主体的参加が大切と発言されていました。
サントリー地域文化賞の表彰での選評の中で、伝道師協会の活動について次のように評価されていました。
富岡製糸所世界遺産伝道師協会の活動は「きっかけは世界遺産登録であったが、この活動は世界遺産が衰微せず常に新しい活気を作り出していくために、今後、各地で必要である。また、世界遺産に限らず、たとえば限界集落や、移住誘致をする地域においても有効である。日本各地には無数の誇れる要素がある。必ずどこでも行うことができる。
このように、伝道師協会は普遍的な価値を持っている。(田中優子<法制御大学総長>評抜粋)
民間が動くことで地方文化の覚醒、地方自治の発展につなげてい行けるよう、今後とも伝道師協会は地道な活動を展開していきたい。