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秋田から発信されるアグレッシブインラインスケートのブログです!!

最強のJC

2014年11月02日 | 日記

今年もやってきた南郷パークでのスケートコンテスト。
ここ数年の南郷大会はどおいうわけか猛烈に雨確立が大きく、去年の秋・今年の春、と雨で中止に追い込まれている。
そして今日も非常に雨が隣人になっていて、いつコンニチワするかわからない状態だ。ぶっちゃけボクも今日は来るのやめようかと思ってた程だ。
昨日降った雨もまだ引いてなくて路面も濡れたままだ。


しかし幸運な事に天気はなんとかもっている。なんとかもっているが本当にギリギリ。
本当にリギリギだ。微妙に小雨も降るしまさに首の皮一枚でもってる状態なのだ。
しかし完璧にダメよりはずっとマシ。せっかく来たのだからやはり大会はやりたいものだ。
ボクはともかく、関東からわざわざ来てくれたお馴染み・タケダプロとその仲間達、そして今回初出場の女子中学生・マミたんに残念な思いをさせる事だけは避けたい。


大会はスケボーとの合同。ってわけで一応スケボー君もピックアップ。
って言っても今回MCではゼッケン番号で呼ばれていたので名前を聞けなかったんだよね。だから「この人」って書き方しかできなかったり・・・・
で、「この人」は去年も出てたかな?トリックの安定度が高い。
やっぱし素人目には高難度トリック一発よりも高成功率の方が良く見えるのだ。
の、だが、惜しくも?今回入賞ならず。上手いと思ったんだがライバル達も上手かったのだ。おそらく4位だったとミタ。


御馴染み常連大将様。
なんか大会時はパワーダウンしてる気がしないでもなかったが、今回は中々実力を出せたんじゃないだろうか?


最近結構見かけるかな?若いのに往年のスポーツセダン・チェイサーに乗っている好青年だ。
こちらは「いつもより実力を出し切れてない」タイプだったかな?普段は全然もっと上手いのに。
ボクが思うに大会慣れしてないと思われる。「普段だったら○○なのに」って事がおこるのが大会なんだよね。
やはり思うに大会で実力を発揮するのは「慣れ」だ。単純に上手ければ大会でも上手く滑れるかと言えばそうじゃない。
「大会への慣れというスキル」は確実に存在する。


こちらも大将同様、南郷常連スケーター・タニカワんだ。
彼は去年辺りから猛烈に上手くなった印象を受ける。
いや、元々上手かったんだと思うが、難易度・メイク率共に「あれ?この人こんなに上手かったっけ?」と思う事多くなったんだよね。
それは大会でも衰える事なく、普段の滑りを出せてたと思う。
だので2位。スケボー兄弟・イノウエオトウトを抑えての2位だ。


で、イノウエアニ。
小中学生?ぐらいの兄弟で大会には毎度出演している強キャラだ。
上手い。エアも上手いしメイク率も高い。今回「も」一位ではある。
が、なんか勢いのようなものが感じられたかったのは気のせいだろうか?


そのイノウエオトウト。
兄同様勢いが落ちてるような気がしたのは天気のせいかなぁ?


さてイソライソだ。春に来てくれたにもかかわらず雨で出場できなかっただけに、今回南郷大会初参加のホリグチん。
こんな田舎に来てスピード違反で捕まったという素晴らしい体験をしたようだ。
練習を見ればやっぱし上手いのだが、コンテストとなると中々決まりにくいようで・・・・
スピード違反でMP吸い取られたとか?


だがフロントフリップ!!
・・・・大会後に。
本番でやれば良かったのに・・・・


大会は余裕らしいシンタソ。プロは練習しなくても本番で決める事ができるというシンタソ。
余裕のトゥルースピンは余裕で失敗しまくり。さすがプロ!!!!!!!
あんま調子良くなさそうですなぁ・・・・。
だって大会一ヶ月前に、ブーツ、変えたり、しちゃったり、する、から・・・・


練習では滅多に見ないミスティ?・・・・ミスティ?
ハンドプラントの亜流的ミスティ?関東勢から「アレはミスティじゃない」と突っ込まれてました・・・・


こちらは岩手のタカパチんのミステー。彼の必殺の技でもある。


イソライソの部・最年少のイッキクム。
イソライソ始めてわずか数ヶ月の彼が大会に出場するとは素晴らしい事だ!!
もちろん数ヶ月故にトリックの少なさは否めない。
けれど早いうちに大会を経験するのは絶対に良い事だと思う。
普段の練習というか、遊びというか、そおいうのは単発の技術を鍛錬する事であり、それでも十分盛り上がる。
でも大会ってのは「技のカード」を沢山所有する必要があるんだよね。
大会に参加したからこそわかる「カードの少なさ」を痛感する事はいい経験だと思う。
大会はいかに「自分の持ってるカードを有効に使えるか」を試す場所だと思う。
だから今後、技を得ようとするモチベーションにも繋がるはずだ。


タケプロの刺客・その2人目である彼。イッキクムの間逆で、大会出場者においての最高齢者だ。
我々にも希望が持てる(ナニガ?
練習ではトップ系もバソバソ決める彼なのだが、正直大会本番では全くいい所が無かったような・・・
う~む大会慣れしてないのか・・・それとも慣れてないパークに苦戦してるのか・・・・


今回の決勝は一人1分、一人で滑るスタンダードなコンテストだ。
今までジャム式だっただけに、ひさびさに滑る一人の戦いは中々新鮮だ。
ジャム式はどっちかとゆーとルーティーンより単発の「ワンメイク」が重視される気がする。
逆にオンリー方式はルーティーンや成功率など、総合的な技術を問われる。
なにより1分滑りきらないといけない。ペース配分も気を付けないといけないんだよね。
ただ今までジャム式だっただけにどうしても撮影が難しかったんだけど、
今回は個別競技なだけに落ち着いて撮影できる。また自身の滑りも誰かに撮ってもらう事もできる。
・・・・できるのだが。ボクが撮れてるのはこんだけ。こんだけ。こんだけ。
タカパチクムは回っていないカメラで一生懸命撮影してくれました。本当にありがとうございました。


しょうがないので大会後に遊んだシンタソとのユニゾンで。
あれー?一度くらいは成功したような気もするんだけどなぁ~?
ちなみにボクは2位。撮れてない人が言うのもなんだが、お決まりのルーティーンで正直「つまらない滑り」だったと思う。
でもまぁどうしても安定に逃げちゃうよね。まずは決めれるものを決めてから・・・と思っちゃうのが平民による平民スケーターの滑りなのだ。
大会前は「余裕が出てきたらここで挑戦的な技をして・・・」とか思ってたんだが、大会は最初の30秒ぐらいで体力を使い切っちゃう。
だから後半はそんな気力が無くなっちゃうんだよね。
今回はファーストランがラストランでもある。一発勝負だ。元からそおいう予定だったのか、雨の危険性から1回にしたのかはわからないけど、
セカンドランがあれば二回目はもうちょっと変わったルーティーンにも挑戦できたかな?って気もするのだ。
で、その二位ってのはまさしく「消去法」から来た順位であり、ぶっちゃけみんな技全然成功してなかったりするのだ。
そう、どっちかとゆーとみんな自滅した、っていうか・・・・


正直全然ダメだった系と言わざるを得なかったのがタケプ。決勝では転倒せず決まった技はトークスライド一つだけだったような・・・
あんま滑ってなかったからね。タケダプロの本気を見せるのです!(電ちゃん風に


今回の注目株。関東から来たマミたんだ。中学生。
中学生ながらその実力はプロレベル。アメリカの大会で優勝したんだとか?
この子もタケプロ繋がりで来てくれたようだ。こおいうスケーターを地元で(?)見れるのは非常にラッキーだ。
女子の「超上手い」スケーターってのは今まで見た事なかったからね。「じょしーの上手いスタイル」ってどんなものなのか舐めるように見なければ!!!


なんとフルキャブアリウープトップサイドソウル(長い!!)を決めるのだ!!
アリトップソウルは上級者の玄人技。アリウープフィッシュよりも難しいと言われる技だ。
それをミスなく決められるだけでもやはりプロレベルか。


これはフェイキーバイオ?かなぁ?正直ボクはバイオって技を普段見る事がないのでバイオという技がイマイチわかんなかったり・・・
いわゆる3D技ってやつだ。
スタイルがバートライダー的なのは普段バートで滑ってるからだろうか?


バックフリップ!!ファンボックスでのエアも凄いぜ!!
玄人も納得なグラインドに素人も納得のエアも持ってるという、まさにパーフェクト!!
さすが国際基準?・・・なのだが、ただ妙な所が危なげ。
どんな技も危なげなく決めれるように見えて、なんて事ない所で非常に危ない転倒もしてたりする。
勝手知らざるパークってのが大きいが、モヒカンの崖から背中から落ちたり、クォーターの長さが足りなくて地上に落ちたりと、
妙な所でデンジャラーだったりする。これは不思議と言えば不思議。


南郷のファンボックスはマミたん的にも気に入ったみたい。
ミスティはまだ練習段階のようで、まだまだ怖いみたいだったけど、今回のファンボックスでだいぶ上達したようだ。

もちろん優勝は彼女だ。
う~むこれがプロ級の女子スケーターってやつか・・・・
今までこんなレベルの女子スケーターを見た事ないだけに貴重なものを見れたよ。


順位は・・・・
スケボー
一位 イノウエアニ
二位 タニカワン
三位 イノウエオトウト

イソライソ
一位 マミたん
二位 ボクな人
三位 ホリグチン

ってな感じだ。
やっぱ大会はいいなぁ・・・・
だって「本番ができる」ってステキじゃない?
普段どんなに技を鍛錬しても、それを「本番」として発揮できる場所って大会ぐらいだと思うんだよね。
そして今回のように凄いスケーターとも一緒に滑れたりするし、大会はとっても面白い。
みんなシドシド参加した方が面白いと思うんだけどなぁ。