徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

予算

2008-02-29 18:29:21 | Weblog
 先ほど議会事務局から嬬恋村の20年度予算書(案)を貰ってきた。ずっしりと重い。村のおかれた財政状況を考えれば、書類の重さ以上に気も重くなると言うものか。

早速ペラペラとめくってみる。なかなかのボリュウムである。我が村の新年度の方向性が決まるのだから当然と言えば当然だが。

議会日程がFAXで入ってきた。6日から18日までの会期である。チョット安堵だ。19日には吾妻県民局の第三者委員会が入っていたので、最終日が19日になるとそちらを欠席せざるを得ず、気にしていたのだ。

原則年2回の会議で6月は母親の葬儀と重なり出席出来なかった。今回出られなければ辞表ものだ。まさか議員になるとは考えてもいなかったので、土地改良のプロパーということで、現役時代世話になったお礼のつもりで承諾した。

会議に出てみると県の事業に対する姿勢は勉強になる。時代の趨勢だろうが。

庭の雪が大分溶けた。

功罪

2008-02-28 17:42:19 | Weblog
 急遽予定を変更して、30年以上付き合いのある知人のご母堂の葬儀に参列した。昨夜友人から話を聞くまで知らなかった。現役の時は直ぐに情報が入ったのだが、職を退くとこういう事に疎くなり、知らないうちに不義理を重ねているのかも知れない。

午後は開拓組合の出納を整理する。一応会計を預かっているのだ。老眼が進み手書きでの記帳が苦痛になり、数年前エクセルで出納帳を作った。幼稚だが結構自分では気に入っている。入力をすると決算費目まで飛ぶやつだ。パソコンスクールに毎日通っていた頃の作なので、今では出来ないだろう。

60歳近くの手習い。残念だが、覚えるのが遅くて忘れることは早い。

そうそう。今、情報モラル教育について調べている。上手く構成出来ればこれについての取り組みを質したいと思う。

ネット社会の功罪。

勿論

2008-02-27 17:32:45 | Weblog
 少し3月議会の準備をしようと思い、朝一番で教育委員会を訪問する。この時期に私が顔を出せば、一般質問の資料請求と思うに違いないのだが、煙たがらずにこやかに対応して貰う。上手く構成出来るかどうかは資料次第だ。

4回目の定例会である。29日に議会運営委員会があり、そこで日程が決まる。初めて村の予算「案」を手にする。読み切れるか不安でもあり、楽しみでもある。厳しい財政事情の中でも、トップが代わったことにより、いくらかでも政策の転換が図られているか。

携帯がなる。東京の知人からである。A氏を知っているかと言う。知り合いの女性の結婚相手がA氏の息子らしい。勿論、私はよく知っている。若い頃からお世話になっている方だ。

こんなことで電話を貰い嬉しくなる。私の友人、知人は嬬恋が好きだ。嬬恋の自然や人が好きなのだ。このことは忘れまい。

こんな財政事情の中でも。


税金

2008-02-26 21:22:18 | Weblog
 吾妻県民局主催の農政懇談会に出席し、この地域における農業の進むべき道について、意見交換を行いました。少なくても、行政と県民の目線の違いを埋めようとする試みだと考えています。それが例え形式的であったとしても、発言の場が持てると言うことは貴重です。

余り発言の機会も無かった訳ですが、それぞれの委員の考えの一部でも政策に反映されれば、試みとしては正解でしょう。従って、出来るだけ出席するようにしています。

「市民オンブズマンと仲良くなれ」片山さんの言葉ですが、これは含蓄に富んだ言葉です。税金を納める人がいて国家が成り立ち、村が運営出来るのです。税金を納める人に先ずは感謝です。

昨日の続き。

「完成していないのに雪を流せば溢れます。回覧で流したでしょう」
「何故下流からやらないのですか。横断が無理らしいと言うことですが。」

立場

2008-02-25 18:15:53 | Weblog
 急に中之条まで知人を送っていくことになった。突然電話がかかってきたので、何かあるかと思い借家を尋ねると、いつもと様子が違っていた。一人でおくのも心配なので、軽トラックの横に乗せ、ひと走りしたと言う訳だ。

昨日は東吾妻町、今日は中之条である。その上、明日は午後から吾妻県民局で会議だ。忙しい話だが、結構楽しんでやっている。ただ、3月議会の準備が出来ないのが心配だが。

午前中は「例月の検査」を行った。検査前の意見交換で、大雪の対応をめぐり議論を戦わせた。お互いに立場は理解できるのだが、始まれば熱いバトルである。行政の目線と村民の目線にある落差。難しい課題だがこれを埋める努力が必要だ。

「水路がつまり水が道路に溢れているので水路に雪を流さないで下さい」
「雪を流すために工事をしたのにこんな時に使えないのでは意味がない」

これはサワリです。皆さんどう思いますか。


調査

2008-02-24 17:52:48 | Weblog
 朝6時から雪かきだ。2時間ほど目一杯格闘する。気温が下がっているせいか、動いている割には汗をかかない。目先が見えないほど吹きつけられてはお手上げである。作業途中で朝食にあがった。

今回も爆弾低気圧だ。ガラス戸の隙間から飛雪が吹き込み、狭い玄関は白銀の世界だ。妻に見つかればいろいろ言われそうなので、懸命に箒で掃きだすが、一陣の烈風で元のもくあみだ。こう言う時には廃屋の悲しさが身に沁みる。妻でなくても何とかしろと言うだろう。

防災無線が側溝に雪を流さないよう繰り返している。心配になり国道に出ると、側溝から噴き出した水が凄い勢いで路面を流れている。消防ポンプが出動していた。区長の携帯を押す。あっちこっちで溢れているらしい。

不便なところで雪をかいていたもので、完全に出遅れたしまった。罰金ものである。溢れた水が家に飛び込みそうで、必死に「水みち」を変えていた区民が私を見て言う。「こんな時に使えない水路なんですか」

これはもうおっしゃる通り。原因を調査して貰います、と弁解する外はない。これからのこともある。良く相談してみよう。

再度、作業途中でリタイヤ。所要がある。

ハードな一日であった。

状況

2008-02-23 16:48:09 | Weblog
 昨日とは一転、待つ間もなく2月に戻ってしまった。少し早いが、少し湿った雪を掃き雨戸を閉めた。昨日、一昨日の気温の上昇で、日当りの良い場所では凍みが解け、箒が土を巻き上げる。せっかく緩んだというのに、この寒波で後戻りか。

朝一番で「非日常的な出来事の後始末」に家を出る。昨夜は寝ながら幾つかの展開を考えようとした。しかしながら、考えたところで自分の意志で動かせる問題ではないと思い至り、早々と思考を停止する。

結局、自分自身の自己満足の要素も含んでいる。誠実に出来ることをやると言うことだ。どこまでも踏み込めないのも解っているし。

直ぐその気になってのめり込んで行く自分を知っている。気がつくと足が抜けない状況で「何で」と思いながらもがいている。

妻はそんな私を見て何も言わない。きっと呆れているのだろう。これは私のひがみか。

早く、「日常的な」そんな報告が出来れば良いのだが。


判断

2008-02-22 22:09:13 | Weblog
 早春を思わせる一日でした。北側の屋根の氷が滑り落ちました。下は道路で時々隣近所の人達が通ります。考えると非常に危険な瞬間でした。何事もなく幸いでした。例年だと彼岸ごろ落ちてくるので、その頃、頭上注意の看板を立てるのですが。

これで終わればよかったのですが、午後突然の電話から、非日常的な出来事に直面し、先ほど帰ってきました。夕方、予定があり楽しみにしていたのですが、残念ながら欠席と言うことになりました。

判断の基準をどうするか。自分の置かれた立場をどう考えるか。難しい局面での対応を改めて考えさせられました。消極的になるのか、積極的に対応するのか。

多分究極の状態での判断、これが人間の器を決めるのではないでしょうか。

少し考え込んでいます。

感謝

2008-02-21 17:36:04 | Weblog
 パソコンを開いたら、先日30数年ぶりに会った旧友からメールが届いていた。日本でも有数な企業で活躍している半生が綴られ、少なからず感動を覚えた。私は都会での生活に挫折して、どちらかと言えば傷心の帰郷であったので、尚更そう感じるのかも知れない。

集まった仲間に元プロ野球選手がいる。ドラフトの前日、友人宅に集まり麻雀をしたことが話題になった。誰の記憶が正しいのかは定かではないが、つなぎ合わせるとドラフト前日の興奮が生き生きとよみがえる。

彼はアルコールも飲まないのに、最後まで付き合ってくれた。人柄の良い旧友に感謝である。

それぞれが還暦を迎え、人生の節目に差し掛かっている。タイミングの良い再会であった。この縁も大切にしたい。

僕ら団塊の世代。

2冊

2008-02-20 16:00:17 | Weblog
 朝から開拓組合関係の雑用で飛び歩いている。昭和28年に設立された組合が未だ存続しているのだ。県の指導を受け何とか組織の解散に持ち込みたいと、ここ数年勢力をつぎ込んでいる。ようやく先が見えてきたと言うところだ。

今も税金関係について会計事務所と打ち合わせをしてきた。税金だけは待ったがきかないので、最後まで面倒を見てもらうことにした。私自身公益に近い法人で大部分過ごしたので、財務関係はウイークポイントである。

昨年、監査委員の選任を受け、意気込んで財政関係の本を2冊ほど買ったのだが、余り頭に入っていない。先日上京した折も、少し勉強しようとバッグに入れたのだが、中之条辺りで睡魔に襲われてしまった。結局数ページ開いただけで持ち帰りである。

今朝もマイナス12度まで下がったが、日中は穏やかな1日だった。

夕方は区の役員会に呼ばれている。今月はさしたる報告もないので、もぱっら聞き役に徹しよう。終わり次第懇親会らしい。妻には夕食はいらないと言ってある。