徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

運営

2011-10-31 16:38:19 | Weblog
 午前中の日差しが嘘のように、午後になると北西から鉛色の雲が流れ、初冬のたたずまいだ。例年に比べて木々の色づきが悪く、季節が止まったようだが、確実に冬が近づいている。午前中、前の家に探しものにでかけた。移って2年になるが、生活をそくり残してきた感じで、私にとっては1週間ほどの旅から戻った、そんな感じだ。2人の娘の珠算の合格証が飾ってあるし、学生時代読んだ書物もそのままだ。何時か整理しなければ思うのだが、なかなか実行に移せない。

午後、郷土資料館運営委員会に出る。職責で座長を務めたが、運営から資料館の目指す方向性まで議論が及び、それなりに成果はあったのではないか。座長が質問を繰り出すので、当局も困惑したのではと思うのだが、昨夜会議の資料が届き、伏線を付けていったのだから仕方がない。おかげで幾つか課題も見えてきた。地元との問題も提起されたが、やはり、首を突っ込まないと肝心なところまでは解らない。

そうだ、インターネットで資料館を検索しなければ。

時代

2011-10-30 17:23:14 | Weblog
 2年続けて雨の秋季点検となった。昨年は豪雨、今年も10時過ぎに降り出した。予報では午前中は大丈夫のようだったが、前線の動きが早まったのだろう。昨年の経験もあるので、防寒と雨対策はしっかり準備して行った。会場では、急遽テントが設置され来賓は濡れずに済んだが、団員と婦人方に気の毒でした。雨の中、整列して挨拶を聞くのも大変だったろう。点検という一つの儀式で、省略するわけにもいかないが、兎も角、12時に無事終了。

終了後、区長と一緒に地元の分団の懇親会に顔を出す。宴席を一通り回って1時間ほどで失敬したが、自分たちの時代に比べると随分品行方正だ。当時は2次会が分団長の家で終れば上出来で、タガが緩んで上田まで繰り出したこともある。振り返れば、高度成長の時代を反映していたということだろう。兎にも角にも、ご苦労さまでした。

雨も上がったようだ。

野菜

2011-10-29 16:43:31 | Weblog
 今朝も一面霜に覆われた。前橋から姉夫婦が馬鈴薯やキャベツを取りに来た。私が午後1時から葬儀に参列しなければならないので、早めにと言ったら8時半には到着した。義兄は器用なので、何かと手伝ってもらっている。家内の信任も厚く、私が嫌な顔をすると前橋に頼むというのだが、それはそれで結構だ。私もそれなりに気を使っているし、向こうにとっても気晴らしになっているようだ。

冬越し用の野菜を「室」に入れてみた。昔は、日当たりのよい場所に穴を掘り、人参や大根を土に伏せ、ワラやムシロをかぶせ凍みか野菜を守った。祖母や母もそうしていたが、今ではそんな場所もない。この夏、駐車場の中に発砲スチロールで囲った「室」を造った。土を入れるか否かで家内と大いにもめたが、結局、入れることになった。無論、入れると言い出したのは家内だ。

彼女は彼女で実家の「室」を思い出していたのだろう。ただ、私の方はコンクリートの室は発泡スチロールの方が相応しいと思っただけだ。

明日は消防団の秋季点検。

昨今

2011-10-28 08:25:00 | Weblog
 今日は義弟の母親の葬儀に出かける。数日前に状況が良くないという電話を貰い、日程の心配をしていたのだが、出席できることになった。妹夫婦にもいろいろな面で世話になってきた。その義理は果たさなければと思っていたので助かった。

昨日に続き今朝も凍みた。朝、コースを変えて栗平に上った。昨日の夕方、地元の農家から畑を耕起してくれるという電話があった。幸い、肥料も撒いてあったのでお願いした。黒々と耕起された畑を見て、1シーズンが終わったことを実感する。

田代の農家から馬鈴薯を貰ってきた。ドックの検査が終わり、病院を出たところで携帯が鳴り、帰り道、軽トラックに積んできた。厚かましくも、白菜に失敗したので冬越し用を頼んだ。数株あれば充分なのだが、やはり戦後の食糧難に育ったせいか、無ければ不安だ。

冬を目前に控え、人の情を感じる昨今だ。

現場

2011-10-27 18:01:08 | Weblog
 午後1時過ぎに人間ドックから戻る。今日のところは異常なし。胃カメラもすんなり入り、ストレス性胃炎もなさそうで、結構、ストレスには強い性質なのかも知れない。後日、送られてくる検査結果もあるが、昨年と変わらないようだ。人間の体は結構頑丈にできている、といえば言いすぎ。

夕方、農業の廃資材を高原フレッシュセンターまで運んだ。そこで農家から農道の側溝が詰まって畑に流れ込んだので見て欲しいと言われ、そのまま現場に行く。昔、苦労した現場なので聞いただけで状況は解ったが、何年か振りでみる風景は当時と変わっていない。沈砂池が掘られているが横断暗渠が詰まって飛び出したようだ。当初から構造に無理があったのかも知れない。

それを言っても始まらないので、何とか解決策を探す。何十年経っても、自分が関わった仕事には違いない。

用事

2011-10-26 21:06:27 | Weblog
 町村議会議員研修から先ほど戻った。もっと早く帰る予定だったのだが、夕食をとることになり遅くなった。朝とったネギを干していたので、車のライトでまとめて家に入る。戻る途中、気温は7度を表示していたが、総合グラウンドでは澄んだ灯りの下で、消防団が点検の訓練をしているのが見えた。毎年、10月の最終土曜日に高校の同級会があるのだが、30日が点検でここ何年か出席できない。

今年は出かけて当日前橋まで戻り、30日の朝嬬恋まで帰ろうと考えたのだが、結局取りやめてしまった。結果的には28日にも用事が入ったので正解だったが。何人かに電話をしておこう。来年は何とか出席したいと思っている。

研修会は軍事アナリストの小川和久氏。日本にかけているもの「外交、安全保障、危機管理」テレビの印象とは大分違っていた。

講習

2011-10-25 17:37:20 | Weblog
 11月の日程が次々に埋まっていく。今も役場の担当から「煙火従事者の講習会」をどこで受けるか、問いあわせてきた。11月10日か15日どちらかという文書を貰っていたが、連絡をするのを忘れていた。9日から委員会活動で外に出るので、15日中之条役場六合支所と申し込んでおいた。煙火従事者と言っても、野猿退治の「轟音玉」の講習会だが、この講習を毎年2000円出して受けないと、「轟音玉」が取り扱えない。

今年は登録会社が倒産という事態も生じ、この講習会には疑問があるのだが、住民にサル対策をお願いしている身では受けない訳にはいかない。今年は1度も轟音玉を使う機会はなかったが、これは追い払い人が頑張ってくれたことによる。そういう意味では行政の努力を認めなければいけないが、何時までもこのやり方が続けられるとは思わない。やはり抜本的な解決策をとる必要がある。

来年に向けて協議していこう。

明日は10時から県町村議長会主催の研修会。

評判

2011-10-24 17:32:50 | Weblog
 田代の農家から馬鈴薯を分けて貰う。長い付き合いだ。馬鈴薯を作るのも年々大変になった、と話すので、来年も是非とお願いしておいた。以前は、田代では凍みるから早く取りに来いと言われたのだが、今では全くそんな心配はない。逆に大前まで下げると「芽」がでないか心配だが、生産者に言わせると田代産は大丈夫ということだ。キャベツに劣らず馬鈴薯の評判はいい。

都会の友人、知人に毎年送っているのだが、大いに喜ばれている。以前にも書いたが、これは私が田舎で元気に暮らしているというメッセージでもある。30年くらい続いている筈だ。この春、そのうちの1人が亡くなった。これからは増えることはなく、徐々に減っていくことになるのだが、馬鈴薯が手に入るうちは続けようと思っている。

多くが青春時代に関わった人たちだ。毎年、送り状を書きながら、それぞれの出会いを思い出している。学生時代からの仲間もいるし、元の会社の同僚もいる。何かを私の心に刻んだ人たちだ。

夕方、議会事務局で「議会だより」の発送作業を手伝う。出来栄えはどうだろうか。

選手

2011-10-23 17:21:39 | Weblog
 昨夜は「チーム北村」の打ち合わせに参加。11月3日文化の日に、このチームが駅伝を走る。何故「チーム北村」かというと、選手全員が北村に住んでいるという訳だ。それぞれ仕事に追われている中で、どんな状況か確認しあった。参加することに意義があるといっても、走る選手は少しでもタイムを縮めたいと思っているので、その気持ちは買ってやらなければならない。

ひょんなことから、このチームに首を突っ込んだ。始めると熱の入るタイプだが、自分が走れるわけではないので、裏方が私の仕事だ。選手からメガホンを持って監督車に乗ったらと冷やかされたが、そこまではやらない。でも、チームが無事ゴールするまでは見届ける。何といってもエースが還暦過ぎのチームだ。気負わず走ってください。

収穫の終えた畑に肥料をまいた。篤農家に教えて貰ったとおり、菜種油のかすと豚フンを10袋づつ投入した。

行事

2011-10-22 17:28:37 | Weblog
 11月の日程が次々に入ってくる。今朝も1件FAXが届く。手帳を見ると親戚の法事が予定されている。農作業が終了し控えていた行事が一気に動き出す、そんな感じだ。無論、議会関係が最優先だが、こちらも中旬にかけて連日埋まっている。月末には議運があり、12月定例会の準備が始まる。月が変われば、合間をぬって各種団体の忘年会。既に声をかけられているものもあり、体調管理も必要になる。

その前というわけではないが、来週は人間ドックに入る。昨年は大した問題もなかったが、今年はどうだろうか。年明けから結構なストレスにさらされたので、そのあたりが気になる。以前に比べれば年相応に大人しくはなったが、体力は残っているようだ。昨日、1日農作業に精を出したが、疲れたという感覚は残っていない。

午後、集落を1周した。冬越し用の白菜や大根が青々している。