徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

用事

2008-11-30 15:54:31 | Weblog
 軽トラックにスタッドレスタイヤを積んで出かけた。娘の車のタイヤ交換だが、この前の3連休に彼女が帰宅した折には間に合わず、私の方から出向くことにした。
休みに娘はタイヤの交換にきたのだが、私の判断ミスで間に合わなかったのだ。

当初は使えると思っていたのだが、4シーズン経ち大分劣化していると言われ、急遽新品に履き替えることにした。結局、トンボ帰りの娘の車には間に合わなかった訳である。

子持の知人に馬鈴薯を届ける用事もあったので、8時には家を出た。明け方の気温が下がってきたので、あばら家にに置いておくのも心配であり、片付けることにした。

用事を済ませ11時半には戻った。戻ってきた私を見て妻はあきれ顔である。昼食くらいは済ませてくると思っていたのだろう。しかし私には私のスケジュールがある。昼食を済ませると飛び出し、ただいま帰宅。

同僚からメールが届いている。12月のせわしなさが独特な言葉で表現され、ひどく興味深い。ここに書けないのが残念である。本当に明日から師走だ。

事業

2008-11-29 16:36:07 | Weblog
 在職時大変お世話になった副理事長の1周忌に行ってきた。時のたつのは早いというが、こんな折は余計それを感じる。共に事業を進めた人たちには、それぞれの思いがあるのだが、一緒に最後をまとめたあげた人なので、思いも深い。

昨今、農業基盤の整備などと言えば、無駄な公共事業の典型だというような風潮もあるが、少なくも、指導者の多くは家庭や仕事を犠牲にして取り組んでいた。事業の成功にはこういう人たちの努力は大きい。

隣に座った農家と話をする。今年の出荷量はJAルートで1,700万ケースを超えたということだ。価格的には恵まれなかったが、それでも120億円近くは売り上げたらしい。安定基金の取り崩しなどで、何とか食べていけると言っていた。

住民力はあるのだ。

愛妻

2008-11-28 17:37:22 | Weblog
 「愛妻文化観光会議」というものに出席した。初めて聞くのだが、「キャベツ畑にの中心で愛を叫ぶ」で有名になった「日本愛妻家協会」を仕掛けた人の発案らしい。世界に発信された愛妻テーマを観光などにどう生かしていくか、ということだ。

9月14日、「愛妻の丘」で催されたイベントは参加者70名、観客350名におよび大盛況であった。マスコミの取材も新聞社はおろか、NHKをはじめ民放各局が詰めかけ、その経済効果は6億円を超えるという数字がはじき出された。

「愛妻」の言葉が世界を巡ったということだ。情報のスピードの速さに驚くばかりだが、反面、内側との落差の大きさにも気がつく。私などは仕掛け人の才気あふれる話を感心して聞いていたのだが、情報の価値とすれば今がピークらしい。

次の一手をどう打つか、それが実利に結びつく、そんな感じである。一皮むけて、「愛妻」ブランドを経済の活性化にどうどう生かすか。「妻に恋する財政再建」こんな言葉を聞くと、何かやれそうな気になる。

プロの才能はすごい。

格差

2008-11-27 15:46:29 | Weblog
 昨夜は集落にある5つの共聴組合の代表が集まり、地デジ対応について協議した。何回も書いているのだが、私の地区は難視聴地帯となる。村役場やJAの所在地でもあり、住民は村の中心地域と考えているのだが、そこが難視聴地帯になってしまう。

嬬恋村にも2か所、NHKと民放の中継基地が出来るのだが、肝心要の国道沿いの中心地域が取り残されるのだ。浅間側に中継基地をつくれば問題は解消されると思うのだが、これ以上投資できないということらしい。ただ、どうもそれだけではない理由があるようだ。

現状では、私の集落は共聴組合を再編成するか、CATVに頼るしか選択肢がない。中央と地方に情報の格差が生じ、地方では新たな格差が再生産されている。昨夜、CATVとも意見交換したのだが、CATVを選択した場合、新たに加入金が必要になるということである。

当然この加入金は補助対象にはならないから、経済的な不利益は大きい。そこで、共同アンテナ方式の検討も進めているのだが、どちらにしても、相当な維持管理費がかかることも避けられない。これが未来永劫、NHKの受信料に上乗せされるのだ。

今日は「ギャップフィラー」という「無線共聴」方式の勉強をしてみた。電波法に基づく運用がネックらしいが、我々にとっては、それこそ融通のきく運用が必要である。地域の実情を無視して、机上で計画を推し進めようとする国に対して、憤りさえ覚える昨今である。

外債

2008-11-26 16:57:17 | Weblog
 外国債券の勉強をしようとしているのだが、これがなかなか難しい。株投資もやらない人間には金融の世界は理解が大変である。「円建て外債」「ユーロ円債」とはどんなものなのか、初歩からの勉強である。インターネットで検索するのだが、なかなか頭に入ってこない。

 ガラにも無いことに労力を費やしているのは、村が出資する基金が元本割していると聞いたので、その運用の妥当性について調べている。「確実、かつ効率的に」という観点から考えれば元本が保証されない運用は大いに疑問である。

どのような経緯でことがなされたのか、それは明らかにしておく必要があると思う。参考資料を集めているのだが、役場にも思うようなものはない。結局、事務局が他町村なので、そこまで出かけなければ資料の収集もままならないのか。

やっと、「円建て外債」と「サムライ債」が結びついた。

除雪

2008-11-25 17:17:43 | Weblog
 「雪かき」が地面を擦る音で目が覚めた。隣人が除雪を始めたようだ。時計を見ると6時である。あわてて飛び起きる。カーテンを開けると11月には珍しく結構な雪景色だ。夜半には止んだと思っていたのだが、そのあとも降り続いたようだ。

重い雪である。地温が下がっていないので、地面に近いところは溶けている。「雪かき」が土に食い込み作業がはかどらない。手にマメができそうだ。40分ほど動くと汗が噴き出してくる。

私の家は街道から少し離れている。3軒ほどが通る道の最後なので除雪には気を使う。父親が健在のころは、暗いうちからかいていたのだが、私になってからは隣人のお世話になることが多い。そんな訳で出た時は本気でやる。

12月定例会の日程がFAXされてきた。開会が4日、第2日が8日、12日閉会となる。一般質問の通告期限は8日12時である。当局の見解を質したいテーマは幾つかあるので、準備を始めなければ。

忠告

2008-11-24 17:49:03 | Weblog
 いずれミゾレからから本格的な雪に変わるだろう。気温が下がっている。知人宅で3時間ほど雑談し、帰宅した。2人の娘もそれぞれの住居にもどり、主の席は空いたのだが、パソコンに向かったものの、必要なソフトが上手くダウンドーロできず、早速気合いを折られてしまった。

そこで、宿題は明日にしようと知人を訪ねたという訳だが、収穫もあった。以前、誰かのホームページで「コタツの中からは何も始まらない」というような表現を見てなるほどと思ったのだが、コタツの雑談から始まることもある。

今日の収穫は忠告を受けたと思えたこと。1年半が過ぎ、他人が見る目と私の感覚にずれが生じているのだろう。自分では注意しているつもりなのだが、日常に流されて自分を見る目が甘くなっている。これは大いに自戒する必要がある。住民は見ている。

明日は12月定例会の日程が決まる。

追記
  午後7時40分 窓の外を見ると街灯に雪のしだれ桜が浮かび上がっている。  初雪だ。

居候

2008-11-23 16:56:39 | Weblog
 昨夜は下の娘も帰ってきて久し振りに4人揃ったのだが、私は出掛けて一緒に食卓を囲むことはなかった。まあ、昔から慣れっこになっているので、お互いどうのこうのもないのだが、妻は不満顔である。

私の方は、子どもが戻ると途端に居場所を失い、居候状態に陥る。主の席を占領されてしまうので、家の中をうろうろしている。パソコンを開いても隣でTVがわめき立てているので、思考がまとまらない。結局、外に飛び出すことになる。

午前中、1時間ほど山道を歩いた。風はあるが気温は上がっている。カサカサと落ち葉を踏みしめて山道を登るのも乙なものである。先日ゴルフをやって足腰が弱っていることを思い知り、鍛え直すつもりになった。何といっても畑仕事がなくなったのだから時間は十分とれるはずだ。

下の娘は午後、上の娘は明日の午前中に帰るという。また2人か。

先輩

2008-11-22 21:20:09 | Weblog
 中軽から軽井沢駅まで30分ほどかかってしまった。帰京する上の娘を迎えにいったのだが、大幅に遅れて寒風の中大分待たせてしまった。生来気が短く、この間イライラが募ることおびただしい。それでも若い頃に比べれば大分内場になってきた。

夕方、別荘の知人を訪ねる。2年先輩なのだが、上場企業のトップを務めた人物である。高校時代、何度か寮で食事をごちそうになった。その頃はここまで上り詰めるとは思っていなかったのだが、本人の弁によれば人に恵まれたということだ。それは謙遜で、人間的な魅力と実力があったということだろう。

数年前、ふる里に別荘を持った。やはり生まれ育ったところは捨てがたいそうだ。それこそ晴耕雨読で、羨ましいかぎりだが、目一杯働いた人間のみに許されるとしたら、私などは夢の世界である。2時間ほど歓談して帰宅。

車の中で考える。人生サボって生きてきた自分には夢どころか幻だ。

教室

2008-11-21 18:23:14 | Weblog
 9時から「監査基準」について事務局と協議する。事務局の作成した原案がしっかりしているので、あまり修正箇所もないのだが、12月の例月で決定することにした。議会推薦の私があまり前面に出てもまずいので、慎重を期すことにする。

10時40分からパソコンの授業を参観する。20年度予算で東西中学校に配置した目玉である。一度見ておきたかった。教室に入ると30人ほどの生徒が真剣な顔をしてパソコンに向かっている。ワードで文書作成の練習である。

タイピングはかなりのものだ。小学校からキーボードに接している世代は違う。学校側は私たちの意図を察したのか、模擬試験をやってくれた。検定の3級程度らしい。中学では3級の取得が目標ということだ。結果、5人の生徒が合格圏。2年生のクラスということなので立派と言うべきか。

そのあと、校長先生と歓談。私は、以前に一般質問をした情報のモラル教育について意見を交換する。迷惑な訪問であったかもしれないが、私の中ではパソコン教育の現状が理解できたと思っている。

午後、例月検査。5時に終わった。こちらは課題も見えてきた。