明け方、若い頃の夢をみた。15才で東京に出た自分が、都会の家並に沈む太陽を見ている。西の空はスモッグに煙り太陽が朱く見える。呆然と立ちすくす自分に声をかける人がいる。振り向くと若い女性だ。名前を思い出そうとして、目が覚めた。何故か、心が動揺している自分がいた。
令和元年も今日一日。平和で災害のない時代になって欲しいと願っていたが、ふる里も「かって経験したことの無い」災害に見舞われた。日本の自然が壊れている。東日本大震災は私が一期目の最後の定例会中だった。その日は休会だったが、計画停電が始まり、最終日の一般質問は限られた時間の中で、やらざるを得なかった。私は最後の登壇で、時間を気にしながら議論したことを思い出す。
自然災害の怖さを改めて感じた令和元年。新しい年は平穏であって欲しいと願うばかりだ。