徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

処理

2020-12-09 08:26:46 | Weblog

 知人から共有名義の土地について相談を受けた。私の祖父も共有者の一人らしい。大前の高岩から直向路にかかる崖の淵という話しだ。以前、そんな土地があると知人から聞いた気もするが、代表者でないので名寄せに載らず、私の相続から落ちている。

 村下の十名近くの共有らしいが、保安林で固定資産税が免除されているので、多くが自分の土地があることを意識していないだろう。話を聞いて知ったことは、森林組合の賦課金が課せられて、それを知人が払い続けてきたことだ。

 納入通知書を見せて貰ったが、約6,000㎡で300円余だった。30年位前に前任者から引継ぎ、金額が僅かなので、支払ってきたらしい。こんな土地が他にもあるが、手を付けても難しく解決に至らない。境界がはっきりしなかったり、相続人が不明だったりして、途中で挫折してしまう。

 先ず地番を確認し、名義人や公図を調査し、関係者に集まって貰い、どう処理するか相談しなければならない。国道から見える崖の淵なので、現状では相当崩れているようだが、ナラの木も残っていそうだ。

 この土地については、祖父や父から何も聞かされていなかった。新宅で土地が欲しく払い下げたものの、保安林で大した利用価値もなく、持っている意識が強くなかったのかも知れない。

 ただ、チョッと解せないのは、そこに森林組合の賦課金がかかっていることだが、調べてみないと何とも分からない。

 時間があるので冬の間に整理してみるか、と首を突っ込んで苦労する。今まで何回も頓挫しているのに懲りないなあ。

 雪が降れば小鳥の餌となるノイバラです。初雪の前に撮りました。

 

 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (竹下 晋)
2020-12-09 12:58:07
お疲れ様です。
昔の話しが、今出てきたのですね。
本当に相続関係を処理するのは、非常に大変なことです。たいしたことがない土地でも、相続放棄の手続きをしようとしても簡単にできないですね。小生もこのような経験があり苦労が解ります。
共有地 (滝沢)
2020-12-11 16:13:05
農政局に相談している土地もあるんですよ。
終戦直後の農地解放まで遡る話ですから、難しいです。

コメントを投稿