徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

将来

2021-04-03 07:42:37 | Weblog

 窓から眺める景色がくすんで見える。深い霧だ。早春の息吹も立ち止まっている。陽が射せば聞こえてくるホトトギスの鳴き声もしない。車のエンジン音もしない。土曜日の朝は静かだ。

 昨日は地区の共有地の問題で当局と打ち合わせをした。本当に久し振りに役場庁舎に入った。チョッと戸惑いがある。首長を始め担当課長に、こちらで調査した土地の履歴を説明した。糸を手繰り寄せていくような面もあるが、可能性を探っていくしかないことはお互いに分かっている。

 この問題には地区としての夢がある。現状と変わらなければ、個人の時間まで費やす気持ちにはなれないが、地域の将来の絵を描ける可能性があるとすれば、労力を費やす価値もあるというものだ。と、言い聞かせながら関わっている。

 物事は投げたらそこで終わってしまう。勤め人時代から散々経験してきた。辛抱強く取り組めば何かのきっかけで動き出すことがある。モチベーションを維持していくには、そのことを思い出すしかない。ただ、失うものは無いので、そこは気分的には楽だよな。

 霧の中のエゾムラサキツツジ 今朝撮影したが接写の技術がない。


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