情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

皆さん、やってるかい?~オピウムとの再会!

2012-01-08 12:05:25 | 日記(事件など中心に)
 今日、東京はいい天気です。気持ちのいい朝を迎えました。連休皆さん、楽しんでいますか?おいらは、実はラリってま~す、というのはタチの悪い冗談です。6日からついに、ドラッグ系(麻薬系)の鎮痛剤の投与が始まりました。というのも5日夜、腹痛がひどくて、それまでに処方された痛み止めではまったく効かず、一睡もできなかったので、6日抗がん剤の投与を受ける際、相談して、痛み止めのレベルを上げてもらったのです。12時間間隔で基本となる錠剤の痛み止め「オキシコンチン」(※1)を服用し、それでも痛い場合は頓服(レスキューというようです)として粉末の「オキノーム」(※2)を服用するというパターンです。オキシコンチンやオキノールはオピオイド系鎮痛と呼ばれ、アヘンが結合するオピオイド受容体に働くことで鎮痛作用があります。単純にいえば、アヘンを服用した時と同じような作用があるということ。そして、アヘンの英語はopium(オピウム)なんですね。だから、オピオイド系ということなんだろうと思う。

 おかげで、6日夜は、2時間寝ては痛み止めを追加、1時間寝ては痛み止めを追加、さらに1時間寝ては痛み止めを追加、と久しぶりに4時間の睡眠を確保。そして、7日夜は、寝ると痛みがひどくなることを本能的に恐れたためか、寝付けなかったのですが、結局痛みはそれほどでもなく、レスキューの出番はありませんでした。12月後半から夜は痛み止めを追加してなんとか2~3時間の睡眠を確保するのがやっとだっただけに、ヤッター、て感じです。痛み止めのレベルが上がったため、昼間は、ほとんど痛みを感じることなく過ごせるので、いまはテンションも上がっています。

 ということで、おいらとオピウムの因縁を書いてみようかな…。実はおいらはオピウムとは初対面ではないんですね~。

 あれは、就職できず、5回生をやっていたころのこと。傷ついた心を癒すために、インド一人旅をしていました。カルカッタから入って、釈迦の誕生日をルンビニーで迎え、ネパールの自然公園で野生サイのウォッチングをしたりした後、ジャイサルメールを起点とするタール砂漠2泊3日のキャメルサファリ(ラクダに乗って砂漠を旅すること)をしていたとき、地元の結婚式に遭遇しました。春過ぎだったので、ちょうど結婚シーズンだったようです。で、お祝いしている男たちの輪に加えてもらったんですね。ラクダ使いは、入れてもらえなかったので、一人で言葉も通じない場に引っ張られていったという感じ。

 すぐに変だな~と気づいた。なぜか、祝いの席のはずなのに、酒も飲んでいないし、なんだか物静かなんだな。ヒンズー教徒にしてもイスラム教徒にしても酒はあまり飲まないのは分かるが、静かな感じが不思議だった。一人が黒い塊を見せて、飲めという。戸惑っていたら、自分が飲んでみせた。名前を聞いたら、「オピオム」と答えた。なんじゃそりゃ~と思ったが、出されたものを飲まないわけにはいかないので、飲んじゃった。

 すると、ラクダに乗って数分後、お腹が痛くなってきた。しばらく我慢したが、どんどん痛くなる。それで、ラクダ使いに「オピオム」を飲んだんだよ~と伝えたら、馬鹿なことをしたな、って顔をして、ラクダから降りて横になれと命じた。そして、お腹を足でしばらく踏んでくれ、痛みは止まった。

 彼は英語を話せないから、オピオムってなんだって聞いても説明は出来ない。ジャイサルメールの街にたどり着いたときに、薬局で「オピオム」って何ですか~と聞いたら、「そんなものは扱っていない」と追い出された。

 結局、宿に戻って辞書で調べたら、opium(オピウム)=阿片だと分かった。残念ながら、気持ちよくなることもなく、腹痛だけで終わっちまった。

 当時は、日本人宿に行けば、ガンジャ(大麻)やLちゃん(LSD)などは割と簡単に入手できた。おいらも、上から下から出しまくったとき、このままだと死ぬと思って日本人宿に駆け込んだことがあった。そのとき、確かにそんな感じだった。

 でも、おいらは傷心旅行だったので(笑)、それらには近寄らず、インドでのドラッグ体験は、タール砂漠での黒い粒体験だけにとどまったという次第。

 今回、再度、遭遇することになったわけだが、がん患者が痛み止めとして使用する場合、多幸感や陶酔感はない…。う~ん、残念!結局、オピウムとおいらの関係はつれないもんだったわけだ。昨晩は久しぶりに追加の痛み止めをしなくても過ごせたんで、つれないとはいえないな~。これからもよろしく頼んまっせ!

 痛みがひどくなっているのは、お腹の癌が大きくなっているから。掌ほどのが一つ、その75%くらいのが一つ、50%くらいのが一つくらい。順調に育っているから、お腹がパンパンで腹は減ってるのにちょっとしか食べられないのが残念。でも、食べられないが故に、食事療法はあまり気にせず(気にするほど食べられない)、美味しそうな店に入って、3口ずつくらい食べ散らかしています。オーダーの時に3分の1位でと頼むんですが、どうしても多めに出てきますね~。レストランで働いている方、そういう人もいるので、量の指定があったら、思い切って減らしてやってください。

 地元の神社の初詣で引いたおみくじは、「向吉」で、病気については「やや永びくも平復す」!少し怖かったけど、引いてよかった。

 が、「託宣」という欄では、「今生を祈らば藁の楽しみの如し 後生を祈らば稲の楽しみの如し 豈(あに)稲を得る時藁を得ざらんや」というものでした。これはこれで味がありますね。

 では、食べ散らかしてきます(笑)
 




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(http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,15290,76,1,html)

アメリカ科学アカデミーの文献「BEIR-VII」(Biological Effects of Ionizing Radiation-VII、電離放射線の生物学的影響に関する第7報告)
http://archives.shiminkagaku.org/archives/radi-beir%20public%20new.pdf


◆東電本社の記者会見は、午前11時~正午から始まる単独会見、午後5時ごろからの統合本部会見の2回となっている。インターネットで生中継と録画配信されている◆

 → ニコ生 http://live.nicovideo.jp/ 

   岩上さんのサイト http://ow.ly/4wCEr



◆東電会見に出席し続けている木野龍逸さんへの支援金の振込先口座は下記のとおりです。

 郵便局の振替口座
 口座番号は、00100-5-362362
 口座名称は、木野龍逸支援の会(キノリュウイチシエンノカイ)


 なお、銀行からの場合、
 ゆうちょ銀行
 〇一九店
 当座預金
 0362362
 にお願いします(できれば郵便局の振替でお願いします)。



◆以下参考◆


原子炉建屋とタービン建屋の図。クリックで拡大できます。

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→ http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/higashinihon_daishinsai.html





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Marine in Futenma must go back to your country. There is no place where the base of Marine is acceptable in Japan.

Okinawa and a lot of Japanese oppose the transfer of the Futenma base to Henoko


At least180 MPs of ruling parties say NO to Futenma relocation within Okinawa. Check this http://bit.ly/9jQIW8



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