「イラク平和テレビ局in Japan」が呼びかけているコナミの「ファルージャ虐殺作戦ゲーム」(正式名称Six Days in Fallujah=ファルージャの6日間)の発売を中止運動(http://peacetv-jp.blogspot.com/2009/04/blog-post_18.html)に先立ち、イギリス・テレグラフ紙は、有名な退役軍人らがあまりにも早すぎるゲーム化に反対していると報じた(http://www.telegraph.co.uk/scienceandtechnology/technology/microsoft/5119042/Xbox-game-based-on-Iraq-conflict-battle-angers-veterans.html)。
テレグラフ紙の報道から1週間以上経つが、日本でこの問題が報じられた様子はない。
米軍によるイラク・ファルージャ攻撃は、非常に悲惨なものであったことが報道されており、白燐弾が使われたことなどが批判された(http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2005_Fallujah-The_Hidden_Massacre.html)。
攻撃から4年経過したいま、ファルージャでは、障害を持った子どもたちが出生する率が増えたことが報道されており、劣化ウラン弾の影響が心配されている(http://www.arabamericannews.com/news/index.php?mod=article&cat=Iraq&article=1202)。
そのようなファルージャ攻撃を主題とするゲームを開発して儲けようというのは、企業倫理に反するのではないだろうか。
「イラク平和テレビ局in Japan」は、「このゲームの狙いは、単に戦争を商品化することで金儲けの対象にするというだけにとどまらない。ゲームの制作のために、アメリカ海兵隊が当時のビデオを提供し、市民殺戮作戦に直接参加した第3海兵連隊の兵士30人以上に対するヒアリングが実施されている。‘Six Days in Fallujah’はイラク市民殺戮の戦争犯罪を免罪し、今も続くイラク占領やアフガニスタンでの軍事作戦拡大の合意形成を進めるものである」と分析したうえ、「私たちは、アメリカ軍がファルージャ住民に対しておこなった大量殺戮作戦をゲーム化することを拒否する。そしてイラク占領と市民殺害を正当化し、侵略戦争をさらに継続・拡大するためのこのような非人間的な殺人ゲームの発売の中止を強く要求する」としたうえ、「コナミに対して電話、メール、申し入れ行動などあらゆる抗議をおこなって、ゲーム‘Six Days in Fallujah’の発売を中止させよう。世界の反戦勢力と連帯して、全占領軍を撤退させ、イラク・アフガニスタン占領を終わらせよう。」と呼びかけている。
米国で発売されるこのゲームがイラク市民殺戮を事実に沿った形で描けるはずもなく、上記呼びかけはもっともなことだと思う。
しかし、日本の会社がこのようなゲームに手を染めるとは…。
そして、日本のメディアは、この状況を伝えるのか、伝えないのか?
要注目のニュースだと思う。
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。なお、多忙につき、試行的に、コメントの反映はしないようにします。コメント内容の名誉毀損性、プライバシー侵害性についての確認をすることが難しいためです。情報提供、提案、誤りの指摘などは、コメント欄を通じて、今後ともよろしくお願いします。転載、引用はこれまでどおり大歓迎です。
テレグラフ紙の報道から1週間以上経つが、日本でこの問題が報じられた様子はない。
米軍によるイラク・ファルージャ攻撃は、非常に悲惨なものであったことが報道されており、白燐弾が使われたことなどが批判された(http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2005_Fallujah-The_Hidden_Massacre.html)。
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そのようなファルージャ攻撃を主題とするゲームを開発して儲けようというのは、企業倫理に反するのではないだろうか。
「イラク平和テレビ局in Japan」は、「このゲームの狙いは、単に戦争を商品化することで金儲けの対象にするというだけにとどまらない。ゲームの制作のために、アメリカ海兵隊が当時のビデオを提供し、市民殺戮作戦に直接参加した第3海兵連隊の兵士30人以上に対するヒアリングが実施されている。‘Six Days in Fallujah’はイラク市民殺戮の戦争犯罪を免罪し、今も続くイラク占領やアフガニスタンでの軍事作戦拡大の合意形成を進めるものである」と分析したうえ、「私たちは、アメリカ軍がファルージャ住民に対しておこなった大量殺戮作戦をゲーム化することを拒否する。そしてイラク占領と市民殺害を正当化し、侵略戦争をさらに継続・拡大するためのこのような非人間的な殺人ゲームの発売の中止を強く要求する」としたうえ、「コナミに対して電話、メール、申し入れ行動などあらゆる抗議をおこなって、ゲーム‘Six Days in Fallujah’の発売を中止させよう。世界の反戦勢力と連帯して、全占領軍を撤退させ、イラク・アフガニスタン占領を終わらせよう。」と呼びかけている。
米国で発売されるこのゲームがイラク市民殺戮を事実に沿った形で描けるはずもなく、上記呼びかけはもっともなことだと思う。
しかし、日本の会社がこのようなゲームに手を染めるとは…。
そして、日本のメディアは、この状況を伝えるのか、伝えないのか?
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