情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

共謀罪がとまらない!!

2005-09-27 23:51:21 | 共謀罪
2度廃案になった国会公認の悪法「共謀罪」が、10月4日、閣議決定され、2週間で衆議院を通過、今特別国会で成立される見込みとなった。共謀罪の問題点は、http://tochoho.jca.apc.org/nkyz.htmlに詳しい。また、以前も書いたようにhttp://home.kanto-gakuin.ac.jp/~adachi/cgi-bin/note/tackynotesp.cgi?action=view&year=2005&month=06&week=9に、専門家である刑法学者らが反対声明を出している。共謀罪は、前回の国会で廃案になったばかりであるにもかかわらず、小泉内閣は今国会で成立させようとしている。選挙では、郵政民営化は争点にしたのかもしれないが、この悪法は争点になっていないはずだ。新議員の多くは、法案の内容を十分に検討する時間すらないだろう。共謀罪をとめるためには、市民1人ひとりが与党に抗議するほかない。いますぐ、電話をかけ、ファックスし、メールを送り、成立反対の声を挙げましょう。特に今回の選挙で自民党に投票した方は、法案の内容をよく把握した上で、何をするべきか、考え、行動してほしい。


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6 コメント

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風雲急を告げている (おやじのつぶやき)
2005-09-28 00:30:00
という感じですね。ここまで法案可決に向かって事態が進んでいるとは。

 郵政民営化賛成・反対だけだった選挙。コイズミの所信表明演説にも触れていない。民主党もどうするつもりか。

 一方で、最近、国民投票法といい、これといい、自公の勝手放題のやり口に、お前は黙っていろといわんばかりの言説がブログでも目にします。政府の方針に反対するのは、非国民とでも言いたい口ぶり。それでも、反対の声をあげなければと思います。TB有難うございました。
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暗澹たる日本... (猫池)
2005-09-28 00:54:43
 はじめまして。

 TBありがとうございます。



 由々しき事態になってきました。



 シロウトの推理ですが、先の衆院解散は、じつはキッチリとシミュレーションされたうえでの計画的解散だったのではないかという気がしています。2度廃案になった「共謀罪」。狙われている憲法第9条。もろもろを都合よく通過させるために、衆院の任期をのばしたかったのではないかと思うからです。



 それにしましても、「争点」としてカケラすら挙がっていないこうした重要案件について、有権者はもっとシビアに監視していく必要がありますね。なんとも憂鬱な秋ですが、手をこまねいているわけにはいきません。



 今後ともよろしくお願いいたします。(拙ブログのほうは日常のコネタが中心ですが、本館のほうであれこれ自分なりに考えてみております。お立ち寄りいただければ幸いです。http://nd555.hp.infoseek.co.jp/
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Unknown (bisyamon7)
2005-09-29 00:07:33
はじめまして。

TBいただきましてありがとうございます。

2度廃案になってまでも、なお審議通過させようという動きは、異常としか思えません。



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Unknown (とも)
2005-09-29 03:44:18
貴方がたの論理からすれば人権擁護法案を成立させようとしている人も異常としか思えませんね。
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人権擁護法案と共謀罪は (ヤメ蚊)
2005-09-29 07:34:45
法的効果という点で、人権侵害の程度がまったく異なるでしょう、ともさん。人権擁護法案と共謀罪を同じ土俵で論じるのはまったく無理がありますよ。単なる批判のための批判はご遠慮下さい。あなたのほかのコメントについても同様です。今後は、このようなコメントを付すこともなく削除します。
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焦ります (三流読書人)
2005-09-29 14:26:42
こんな政権をつくってしまったのは結局国民ですよね 

次の選挙は何時になるのか 憲法改悪も大増税もなにもかも《小泉「アホバカ議席」(『週刊現代』10月1日号)》《あほバカ「小泉チルドレン」(『週間実話』10月13日号》が数の力でやってしまう可能性があります

こんな政権を倒すのは国民の責務です

焦燥感に苛まれています
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