情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

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5月決着を首相に迫る新聞は、いったいどこの国の新聞?…海兵隊の人数がでたらめだから見直すの当たり前

2010-04-16 08:32:04 | 有事法制関連
 鳩山首相とオバマ大統領との会談を踏まえ、各紙の社説は、5月末という決着を先延ばしにすることはできないとして、「残された時間は1か月半である」(朝日)、「首相に残された時間はない」(読売)、「首相は政治生命を賭して、移転先住民と米政府双方の理解を得る努力をするべきだ」(東京)と煽っている。しかし、先日、海兵隊の在留人数が1万8000人とされてきたのは、自民党政権時代の防衛大臣の事実に基づかない説明によるものであり、米国の海兵隊関係者は1万8000人という数字について自分たちには責任がないと明言したことが伝えられたばかりだ(http://bund.jp/md/antenna001/index.php?page=clipping&clipping_id=30634)。自民党がまたまた私たちを騙して過大な海兵隊人数を基に、辺野古への新滑走路建設=壮大な税金の無駄遣いを決めたことが明らかになったのだ。

 そして、米国は、自民党政権の説明である1万8000人が実際の海兵隊の数字よりもはるかに多いことを知りながら、その数字を利用することで辺野古への巨大な滑走路の建設を日本側に求めてきたわけだ。

 これはとんでもないスキャンダルだ。政府が他国と共同して、市民に過大な負担を押し付けようとしたのだから。まさに自民党政権は、「売国」政権だったわけだ。

 普通の国の新聞だったら、自民党政権が私たち市民を騙していたことを大きく批判し、米国側が自民党の数字が過大なものであることを知りながら、それを利用して巨大な滑走路建設を求めてきたことを非難するだろう。

 しかし、日本の新聞は、それでも、アメリカとの約束を守れと声高に合唱する。

 もともとの約束が、嘘に塗り固められたものだったにもかかわらず…。

 英語ができる方は、アメリカ政府へ、なぜ、1万8000人という虚の数字を基に新しい基地を要求したのか、抗議文を送りましょう(送ったら例文としてぜひ紹介してください)。そして、その抗議文をニューヨークタイムズにも同送してはいかがでしょうか。


 それ以外の方は、自民党になぜ嘘をついたのか批判する手紙を送るとともに、民主党政権には、1万8000人が嘘だと分かった以上、どのような滑走路が本当は必要なのか、それともそもそも不要なのかをじっくりと米国から説明を受けたうえで、計画を立て直すよう要求しましょう!

 返す刀で各メディアに、1万8000人が嘘だと分かった以上、本当に必要な新滑走路の大きさをきちんと取材をして書くように、自民党政府が嘘をついていたことを見逃さないように、と投書しましょう。

 普通の国なら、いまごろ、自民党本部とアメリカ大使館は抗議する市民で囲まれているだろう。

 こんなにも政府(自民党政府)と他国に馬鹿にされて黙っている感覚は理解できないが、マスメディアが報道しないのだから仕方ない。知れば、怒りを感じるはずだ。

 私たちには、メールがある、ブログがある、ツイッターがある。

 多くの方にこの情報を伝えてください。

 参考情報→http://www.peace-forum.com/mnforce/2009/03kaisetu/100412.htm




 











その書きっぷりは、まるで、米国の新聞のようだ。基地問題は、沖縄の人の負担も当然だが、莫大な税金が使われる問題でもある。




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★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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