情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

TOKYOメディフェス2009(9月20日~22日)に行こう!

2009-08-19 12:00:12 | メディア(知るための手段のあり方)
「衣食住」は、生活に必要な代表的なもの、「衣食足りて礼節を知る」なんて言い方もする。でも、果たして、衣食住が満ち足りていれば本当に豊かに生きているといえるのだろうか?

アメリカ産の世界恐慌で露わになったのは、いつまでも満ち足りているように思っていた衣食住が実は溶けつつある流氷の上に載っていただけってことだ。そして、流氷から脱出するヘリコプターのチケットはすでに予約でいっぱいだ。もしかしたら、予約客がヘリコプターに持ち込むブランド入りのバッグを減らしてくれれば、僕らの席もあるかもしれないけれど、席が本当は何席あるのか、本当に必要な荷物しか持ち込んでいないのか、だれも教えちゃくれない。

 でも、よく考えたら、だいぶ前から、君たちは流氷の上にいるんだぞって教えてくれた人がいるような気もする。僕たちは、なぜ、その人の言っていることに耳を傾けなかったのだろうか。なぜ、僕たちはその人の声を伝えることができなかったのだろうか。

 流氷の上では、いまも、ジャグラーが大きな声ですばらしい技を見ていくように叫んでいる。もしかしたら、あの声の大きさが、あの大切な声を消したのかもしれない。僕たちが伝える気持ちを失った原因なのかもしれない。

 もし、僕たちが勇気を出して少し大きな声を上げていたら、ジャグラーの中にも、あの大切な声を叫んでくれた人がいるかもしれない。

―これまでは、普通の市民が使える伝える手段は限られていた。

しかし、いま私たちは、ラジオ電波やケーブル、インターネットなどを利用して、発信することができるようになっている。

でも、あなたやあなたの仲間は、席が空いていることを探るために疲れ果てて、自ら「席がまだ空いている」ことを伝えようとしているだろうか?ジャグラーに伝えてくれってお願いしているだけではないだろうか?あるいは、席が空いているかを確かめることに必死で、他の人が「席が空いている」と伝えている声に耳を傾ける余裕がないのではないでしょうか?

 でも、それは、ジャグラーになるのが大変だって思いこんでいるから。

 みんなが楽しく、必要なことを伝える小さなジャグラーになることができるのに、なれないままなのはなぜだろう。みんなが小さなジャグラーになって、自ら発信し、その声をほかの小さなジャグラーに伝えたら、世の中は変わるのに…。


TOKYOメディフェス2009 → http://medifes.net/



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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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