情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

あたごの航行記録を開示せよ~真に市民の生命を守る組織であるならば…

2008-02-21 00:28:54 | 有事法制関連
 イージス艦「あたご」が起こした事故は、事故後の自衛隊の対応も含め、自衛隊が何を守ろうとしているのかが透けて見えさせた。とにかく、防衛省は、ただちにあたごの航行に関する位置経緯データ、レーダーデータを公開するべきだ。現時点で公開することが捜査に支障が生じるなどという口実を述べたり、偶然存在しないなどといういいわけを述べるかもしれないが、それを信用することはできない。なぜなら、自衛隊は、ただちに大臣(シビリアン)に報告せず、県への報告はなんと4時間後だった。
 なにがしかの隠蔽が行われたと考えるのが当然だ。シビリアンコントロールのためのシステムがないことの問題点がはっきりした。

①データの公開、②シビリアンコントロールのシステムの構築、この2点が今回の事故の教訓だ。


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (imacoco)
2008-02-21 09:38:13
自動車で言ったら、信号無視して減速せず、真横から被害者車に突っ込んだと云うところですね。

漁船の、あの破壊程度を見ると…。
返信する
Unknown (志村建世)
2008-02-22 17:15:41
自衛隊とは、自らを衛る隊であるかと、どこかで読みました。大臣辞任も結構ですが、直接の指揮責任者つまり海自制服のトップに責任を取らせて認識を変えさせることが必要だと思います。
返信する
Unknown (Unknown)
2008-02-22 19:10:38
SM-3、今回の衛星迎撃作戦で153ノーティカルマイル、つまり高度283kmまで駆け上がりましたよ。

http://www.navy.mil/search/display.asp?story_id=35127
The missile intercepted the satellite about 153 nautical miles above the Earth

この性能なら何処からでもノドンを叩き落せます!
返信する
お元気になられて良かったです。。。 (sakura)
2008-02-24 20:57:09
今回の事件で、行方不明の漁師さんは、ボランティアで、捕れた魚をホームレスの食事を作っている団体に届けているような、優しい方なのです。

ホームレスのかたが、声をつまらせて、「魚の兄ちゃんを助けてほしい!!」と言っていました。
私は、涙が止まりませんでした。

いつもいつも犠牲になるのは、こういう優しい
人。。。。

イージス艦の艦長だって出てきやしない。。。
あの、混雑した海峡を自動操縦で走るという事実だけで、自衛隊のおごり、人を人とも思っていない
態度が、明白になりました。

許してはいけません!!
うやむやにしては、いけません!!

そもそも、偉そうに乗っているイージス艦は、
私たちの税金で、買ったものです。

勘違いしている自衛隊はこの際、縮小。
防衛省は、格下げ。。。。
そのくらいの処置をしなければ、なくなりません。
大臣が辞職するだけじゃ、済みませんよ!!

「心、優しい魚の兄ちゃんをかえせ!!」
返信する
射高が上がれば、迎撃半径は狭くなるのでは? (L)
2008-02-25 20:36:29
 SM-3の最大射高を、みんなでウンツク考察していた訳ですが、500kmという説もあったけど、これで、300kmは行けそうです。
 でも、ミサイルと言えども、基本的には弾道飛行するのですから、(垂直固定ランチャーですが)射角を上げ射高を上げれば、通天閣打法みたいなもので、有効射程は縮み、迎撃半径は相当狭くなるのでは?イメージ的には、外野手が落下地点に入ってフライを取る感じかな?(MDでは、弾道の頂点付近で打ち落とすわけだが)PAC3の迎撃半径は15~20kmと、よく笑われますが、SM-3もこうした場合は、弾道の真下にいないと迎撃は難しいと言うより、無理でしょう。衛星の場合は軌道を読みやすいので、最善のポジションから最善のタイミングでSM-3を発射できますから、射高を上げて、迎撃半径が縮んでも問題ないでしょうが。何時、どこから、どんなベクトルで飛んでくるかわかっていると言う点で、先日の迎撃実験に良く似ていると言えます。
 弾道弾の実戦発射の場合は、移動ランチャーからの不意撃ちで、分散、同時、大量、飽和?攻撃で、おまけに弾道が不安定ぽい?ので、射高が上げざるえないならイージス艦を弾道の真下に持ってくるのは無理でしょう。弾道弾並に速くイージス艦が走ることは出来ないし、仮に出来ても、へぼな外野手がノッカーに振り回されるように右往左往することになるでしょう。何兆円も掛かるのに、ただでさえ命中率を疑われ、仮に核なら1発でも喰らえば、ナンセンスになるのがMDでしょう。軍事的に言えば、MDが完成する前に、相手が核攻撃したくなる挑発兵器でさえある。
 何兆も突っ込むくらいなら、これで調略をかけるのが美しい日本の伝統、明治以前の真の大和魂なんだけどな。
 まあ、軍産政複合体が頭の弱い国民から金を毟る道具なんだから、上手くいかないほうが永遠に金を毟れて良いということなんだろう。もし、上手くいっちゃうなんてことがあれば、フィラデルフィアエクスペリメントの実現で、米帝は、自分は一切殴られずに、どこの国でも核でタコ殴りに出来る神になる。そんなもん手伝って言い訳がないのは、キリコじゃなくてもわかりそうなものだが。
返信する
限りない存在の軽さ! (田仁)
2008-02-25 21:12:43
漁師さん達の、実のある見事な筋の通し様と、余りに対照的な防衛省の卑劣さです。

人命を何だと思っているんだか?

情報操作や作文にだけ、血道を上げちゃって。

で、またまた、クライン孝子氏等が、日本人なら権力者の奴隷であるべき!などと、非常識な盲従を主張して。

彼等は、やっぱりSM3を擁護すると、懐が潤うんですか?

てっきり、海自もSM3の訓練で人を人とも思わなくなっちゃったんです?

とか思ってたら、御殿場市では年間100件程度の大破した車両が湖から上がったりする、って怖い噂を聞いてしまいました。

勿論、車両には人が乗ってらっしゃったままなんですけど。

まるで、装甲車と衝突したかのような、酷い有り様だ!って都市伝説ってか、田舎伝説ってか、らしいですよ?
返信する