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湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

10/11 「命の旗」チラシ、茅ヶ崎駅駅頭配布開始/異常さという判断の危うさ(反省)

2011-10-13 04:01:37 | 引きこもり
2011/10/11 記
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東日本大震災が起きてから7ヶ月となった。午前中の海老名の訪問授業があるので、母が昨夜の私の作業が騒々しかった影響で眠りこけているその様に、玄関から両手を合わせて拝んで家を出たのだが、終了して茅ヶ崎に戻ったときも電話の先の母は不機嫌の塊になっていた。

ため息つきつつ、立ち食いそば屋で昼食を食べた後、コインロッカーからチラシを取り出して市役所に向かった。市議会事務局ポストにチラシを投函。その足で市社協と、県会議員事務所をまわり、茅ヶ崎駅北口でチラシ配布に入ろうとした。ところがずらり「茅ヶ崎・寒川 犯罪ゼロ推進会議」の面々が並び、自転車買い物カゴにかぶせる、引ったくり防止ネットを配っているのだった。市長も参加して配っていたので、歩道橋は護衛の巡査たちが並び、歩道橋上の色紙を売っている人たちも、排除されたのだろう、その場にいなかった。

これを幸いとして、市長にチラシを渡して秘書課の**さんにも、是非読んでくださいと伝えることも出来た。私はやむなく、駅南口に回ってチラシの配布を始めた。複数名配布者がいるときと、通行人のチラシ受け取り率が悪かったけれど300枚を撒いた。北口歩道橋に移動したが、行政の面々は引き上げた後だった。これはいいことではなかった。ひとりで配るには、道幅が広すぎるのだ。通行人が逃げてしまう。明らかに南口の方が、受け取り率がいいのだ。再び私は南口に戻り、結局400枚強は無くなった。2時間半を過ぎていた。少なからず多からず、まずまずの調子だった。

明らかに市民活動の関係者と思われる女性から、11日というのに茅ヶ崎無風というのは変だ。頑張ってくださいと激励され、私と同業のご近所さんから、塾始めるんですかと問われ、先方、災害ボランティアだと知ってびっくりしていた。しかし、若手の手が伸びない、1名。ほとんどが主婦。スーツ姿は2名だけ。予想より入り方が早かったので、相模大野校の授業後、私の私用の紙400枚を刷り上げた。文面も校正を入れなおし、翌日撒けるだけ撒いておこうと家に持ち帰った。

しかし若手の受け取りの悪さは寂しい限りだ。チラシの内容が、会の設立を呼びかけるものだったから、反響は全く見えない。甘くはないだろう。当分ひとりで展開していく以外ないのかもしれない。やってなんぼの世界だ。仮設には大小がある。自分のカンパ分を送るところからやっていく。



--- ここは本文(転載歓迎)---

●「**独居入居者に『命の旗』を届ける活動を 立ち上げましょう**」

2011/10/11
「わーく」編集部 飛田


~「孤立を防ぐ意思表示の旗」幸せの黄色いハンカチではないけれど~

 東日本大震災から7ヶ月になろうとしています。被災者の方々は避難所から仮設住宅に移り住み、働き手の仕事を得られないまま失業保険が切れようとしています。家族を失い生活再建が困難な方が、見知らぬ隣人と生活するのです。特に高齢者や心身に障がいを抱える独居の方は、不便な公共用地の仮設から外出することも億劫(おっくう)になり、同じ入居者の元気のいい方にも気後れして引きこもり、孤立する人が出てきます。

保健師さんや、警察官や見守りボランティアの方々が巡回していますが、圧倒的に人員が足りません。心許せる方にしか悩みを打ち明けられないため、会話時間がかけられない巡回では、元気を装う方を見落とします。湘南の遠隔地にいて、その方への手助けは無理なのでしょうか。

 阪神淡路大震災のとき、入居1年後までに51人、その後2年後までに127人の独居の方が孤独死しています。中心が50・60代の男性のアルコール依存を遠因とした肝臓疾患によるものですが、少なからず事故死・自殺者が含まれます。これは将来への生活不安がのしかかった結果というべきものですが、この阪神淡路大震災の轍(てつ)を踏まないような手だてが今、必要です。

 7月、宮城県の巡回警察官の方が、注目すべき活動をはじめました。映画の「幸せの黄色いハンカチ」ではありませんが、独居高齢者の方に「黄色い旗」を配り始めたのです。


~「命の旗」基金を立ち上げましょう~

 私は、宮城県警佐沼署が南三陸町にある登米市の仮設住宅の高齢者を対象に始めた「命の旗作戦」という活動の記事を見つけました。困ったことや相談ごとがある方に、配布した黄色い旗を玄関先に出してもらおうという活動です。大勢の中では語れないことも、この方法なら相談員に出会うことができます。自己表現できる方は死と隣り合わせの方ではないかもしれません。しかし、相談のきっかけを作るこの活動は、孤独死対策として一歩踏み込んだ方法だと思います。

この方法なら後方支援の私たちにも、参加の道が開けます。横断旗を被災地行政・社協に贈るのです。横断旗は筒ごと500円/本位の値段です。「命の旗」基金を湘南でも立ち上げませんか。それぞれの支援活動の中で始めていただいてもいいし、これを茅ヶ崎市で取りまとめて贈るのもいいと思います。しかし、相談員の方々の応援であるため、被災地現場の相談員の方との連携が必要です。私はこれから、大船渡市・陸前高田市に調整しに行きます。支援者の方は自分の係わっている地域の道を探ってください。賛同される方、一度話し合いましょう。何よりも是非、年内配布にこぎつけたいのです。金銭を扱う以上、信頼されるネットワークを作りましょう。

主旨に賛同される方は、tobita@@mail.goo.ne.jp("@@"を"@"に直す) 飛田にご一報下さい。まずはとにかく始めることです。私は18日に岩手に出かけ、21日に帰ります。


~集まりましょう~

★ 日時:2011年10月23日(日) 14時~15時 
★ 場所:茅ヶ崎市民活動サポートセンター
(旧ジャスコの前 ガソリンスタンドの隣です。)


<参考資料>

●「命の旗」で、仮設の一人暮らし高齢者を見守り

2011年7月16日14時16分 読売
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20110716-OYT1T00458.htm
(QRコードは図の通り)

--- ここまで本文(転載歓迎)---

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前日、橋本3君の親御さんと電話で話しこんでいるうち、私が危うい過ちをしていることに気がついた。彼は野球が好きだという話だ。彼と会って話しているときは、野球の話が出たことがないので、彼の好みは鉄道だけだと思っていた。彼の担当のPSW(精神保健福祉士)と話したとき、板ばさみ状態になったときの混乱のことが出てきて、苛立ちの解消に問題行動がでることが話題となったことがある。今回のコップの水を襟から注ぎ込む行動は、理屈と感情のバランスが微妙な状況下で起きたことと判断していた。ところが親御さんとの話で、私は襟首にビールを注ぎこむ、優勝パーティーの乱痴気騒ぎの光景が思い浮かんだのだった。親御さんに類似の行動を見たことが無いか質問してみた。親御さんも詳しいことはわからなかったが、彼は好きなチームの応援グッズを持っているという。試合の中継放送を観ながら、そのグッズで騒いでいたという。

理屈と感情の対立というより、そうだとしたら、喜びの共感を求めていたことになる。文脈が喜びの共感が当てはまる状況ではなかったが、一方で、全く共感を求めることは、ありえないこととも言い切れなかった。私の心の離反に対して、同調を求めたのだとしたら、ダブルバインドの暴走とは様相が違ってくる。襟首に水という時点でなぜ気付かなかったのだろう。さすがにレッテル貼りして彼を追い込むようなことはしていないが、多面的な評価に明らかなバイアス(偏り)がかかっていた。彼を見失う崖淵に私は立っていた。彼との駅前授業をやっているとき、心に留めおかねばと思う。

明日は県のボラ対策本部に行く。母の調子が悪いので東京は飯田橋だけで帰る。**新聞社は立ち寄れるか時間の勝負。訪問は先方の不都合連絡あり、授業予定なし。


夜間傾聴:なし


(校正1回目済み)


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