徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

銀塩写真講座Step3 / 5日目 再びのシートフィルム現像&コンタクトプリント

2019年06月28日 | 銀塩写真講座




前回のフィルム現像で仕上がった
ネガフィルムの濃度が薄かった点を踏まえ
再度、撮影をおこない
再度、フィルム現像に取り組みました。



データが安定しない理由は
手作りのピンホールカメラを用いた撮影であるから。
微調整を経て再チャレンジです。



今回、新たな道具を使いました。
全暗室対応のフィルム現像タイマー。
工程ごとに時間を知らせる機能のアプリです。
赤の発光具合も調節できます。



作業に着手する前に手順を確認



薬品を準備
2枚のバットで液温管理を厳重にしました。



<現像は全暗室での作業につき写真はナシ>





水洗の段階で蛍光灯をつけ



水洗促進剤に浸し
水洗器にてしっかり水洗



その後は
フィルムドライヤーにて乾燥



フィルムの状態をルーペで確認したところ
まずまずの仕上がりでした。



その後
休みを挟まずコンタクトプリントまで仕上げて終了。

この日のうっかりミスは
コンタクトプリントに使用した印画紙が
バライタ紙だった事!





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大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。 

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シルクスクリーンプリント応用講座 / 2日目 4色刷り:製版&刷り

2019年06月19日 | シルクスクリーンプリント講座




C・M・Y・K と4色に分解した原稿を用いて
製版作業に取り組みます。



この日は一人4回の製版を繰り返す事になります。



製版機に原稿を置き
その上に感光膜を貼ったスクリーンを乗せ
一定時間の露光をおこないます。



その後
未露光部分の感光膜を水で溶かし流します。



最後は再度、光を照射。
膜面を強くして作業完了。



その後はコーヒーブレイクを挟み
刷り作業に取り組みました。



お一人20枚の紙を配布。
ポストカードサイズながらも
4色刷りでの20枚はタイヘンです。



4回の刷り重ねで仕上がる事になりますが
途中経過を資料として残したり
C版にCを刷るのではなく他色を刷ったり
各自の判断で刷り作業を進めました。



微妙な版ズレも計算のうち・・・?



製版原稿作成時のシュミレーション画面と
照らし合わせて確認すると・・・



計画通りの仕上がりでした!


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ポートフォリオ研究講座 / 2日目 掲載内容を検討する

2019年06月15日 | 研究講座

自身が必要とする
ポートフォリオの形式・内容について
検討することに取り組みました。



掲載する画像の選択や
文字情報を整理するなかで
自作を見直す機会にもなったと思います。



この日の参考資料として
下のポートフォリオを紹介しました。



森山大道さんのシルクスクリーン10枚組み
『 Daido Moriyama:Odasaku 』

大切なTIPAコレクションの一つです。

ちなみに
Odasakuこと織田作之助は
母校の先輩でもあり
特に思い入れがある森山作品です。


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銀塩写真講座 Step3 / 4日目 4×5フィルムのシートフィルム現像

2019年06月08日 | 銀塩写真講座




いよいよ作品制作の実践段階となりました。

この日は
自作のピンホールカメラで撮影した
フィルムの現像に取り組みました。



まずは
ノートを参照して手順の確認から。



液温の調整を入念におこない現像作業に着手。

<現像は全暗室での作業のため記録写真はナシ>



最終水洗を終えたフィルムを
水滴防止液に浸して・・・



フィルムドライヤーに吊るし・・・



乾燥させます。



仕上がったフィルムです。
少しネガ濃度が薄かったことを確認して
この日の実習を終えました。


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