徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

作品制作研究講座 / 3日目 表現とは何か3:制作物の言語化

2018年08月26日 | 研究講座




本講座で2回にわたり「表現とは何か」について考えました。
3回目となるこの日は制作物の言語化について。

言葉で表現できない事柄を伝えるのだから・・・

考える方もいらっしゃると思います。

視覚芸術に携わる者にとって
言語化する必要性がどこにあるのか
様々な事例を紹介しながら解説しました。



講座後半は
開催中の展覧会をいくつか紹介。

講座終了後も
よもやま話を数時間。

大学や専門学校での授業は
時間厳守で進めますが
TIPAでは話が尽きるまで・・・。


記:徳永好恵


徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。 

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銀塩写真講座 Step1 / 3日目 モノクロフィルム現像実習1

2018年08月04日 | 銀塩写真講座


今回から
本格的に暗室作業の基礎を学びます。

まずは
モノクロフィルム現像から。



最初の難関はフィルムのリール巻き。
しかし
TIPAではこの実習のために1ケ月前から
リール巻きの練習に励んでいるので大丈夫。
手こずることなく巻けました。



その後
暗室に移動して薬品準備。

フィルム現像では

現像液
停止液
定着液
水洗促進液
水滴防止液

上記5種の薬液が必要です。
指定の希釈割合・液温で手早く準備。



そして
作業工程を記したテキストに従い
現像作業を進めました。



水洗までの一連の作業を終えた後は
フィルムの乾燥。

水滴防止液にフィルムを浸し
乾燥機に吊り下げる時
初めて
撮影した画像を一望できます。



ネガポジ反転された画像を
脳内で変換することで
撮影した時の記憶がよみがえります。



瞬時に撮影結果を確認できるデジタル写真にはない
時間差のなかで写真を解釈する楽しみがあります。






実習後は



フィルムの保管についてや・・・



カメラ談議が延々と続きました。



次回から
フィルムに記録された世界をプリントしていきます。


記:徳永好恵

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大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。 

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