tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ならまちで昼食を(1)喫茶お食事 みよし

2008年06月13日 | ならまちで昼食を
最近、ならまち(奈良町)界隈では飲食店が増えてきたが、それでも「食べるところがない」という声を聞く。インターネットに出回っている情報が少ないので、どういう特色があって、味はどうで、値段はその内容に見合っているか、という辺りが分からないので、全体として「食べるところがない」という印象になるのだろう。

以前インターネット新聞に「ならまちの食べどころ」の紹介記事を書き、今も多くのアクセスをいただいているが、そろそろこの情報も古くなってきた。
※参考:ならまちの見どころ、食べどころ(JanJan)
http://www.news.janjan.jp/area/0511/0511064814/1.php

で、これから気の向くままに、私の好きな食べどころ(B級グルメが主になるが)を紹介したいと思う。ならまちは夜の閉店時間が早いので、昼食用の飲食店が中心となるが、もちろん朝食や夕食を提供している店もある。ならまち散策の参考にしていただければ幸いである。

初回は「喫茶お食事 みよし」(奈良市脇戸町6)を紹介する。東向商店街→もちいどのセンター街→下御門商店街と分かりやすい道をまっすぐ南に下り、ならまち大通りを越えてすぐのところ(「つる由」や「なかにし」の向かい)にある。県が推進する「奈良のうまいもの」を提供しているので、そのHPを見て訪れる人も多いようだ。
http://www.pref.nara.jp/norinbu/umaimono/omise/Miyosi.html



このお店の特徴はボリュームだ。冒頭写真のチキンカツ定食(850円)は皿からはみ出しそうだし、弁当(古代米の和洋食弁当 800円)はご飯もおかずもこんなに多い。



奥さんにお聞きすると、最近は外国人観光客の方も増えているという。売れ筋は、オムライス(650円)やカップルライス(カレーライス+チャーハン 750円)など、安くてお腹が一杯になるようなメニューだそうだ。もしかするとバックパッカー向けのガイド本などに名前が出ているのかも知れない。

他にもハンバーグ定食(1000円)、ハンバーグ焼き飯(750円)、デラックスオムライス(フライとサラダ付き 850円)、大和肉鶏照焼丼(800円)、黒米カレー(700円)などのメニューがある。場所は分かりやすいし、リーズナブルな大衆食堂である。ぜひ、お訪ねいただきたい。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私もファンです (カンバヤシ)
2008-06-13 13:31:51
みよっさんにはお世話になっております^^
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明日はよろしく。 (tetsuda)
2008-06-16 23:02:33
猫林さん改めカンバヤシさん、コメント有り難うございました。6/17は、ご厄介になります。

> みよっさんにはお世話になっております^^

そうでしたか。カンバヤシさんのお店も、いちどお昼にお邪魔します。
返信する
Unknown (kazasi)
2009-07-11 22:04:45
前の水曜日にならまちに行って、偶然こちらのお店でお昼をいただきました。友達が大和肉鶏照焼丼を注文し、おいしかったそうです。。。私もがっつり食べたかったのですが、体調がよくなくて、でも、こちらのお店はボリュームのあるメニューが中心で。。。
 仕方なく一つだけある麺メニューの、ぶっかけ素麺というの注文させていただきました。
 すると、なんとこれが、とてもおいしかったのです。きれいな浅めのガラスの器にさっと盛り付けられた麺に、すきとおったつゆがたっぷりとかかっていて、衣さくさくの天ぷらも。疲れた体にあっさりとした麺も嬉しかったのですが、さらに天ぷらがとても軽い口当たりで、おいしさが体中にしみわたりました。
 店内を拝見してると、他の人の注文のおいしそうなオムライスが出来上がってテーブルに置かれているのが見えて、ちょっとうらやましかったです(笑)
 こんどは体調万全のときにまたいただきに行きたいと思います。
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がっつりメニュー (tetsuda)
2009-07-12 07:00:23
kazasiさん、コメント有り難うございました。

> こちらのお店はボリュームのあるメニューが中心で。

そうなんです。ツインライス(カレーとハヤシが一皿に載ったメニュー)なども美味しいです。
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/017eb8b851b9cc1a90df62cec4a3b9fa

> 体調万全のときにまたいただきに行きたいと思います。

ここは、がっつりメニューがウリです。体調が良いときに、ぜひ再訪を。
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おいしかった (kaz)
2010-05-04 21:00:40
今日も?奈良に行ってきました。で、みよしで午後1時半過ぎに昼食。最初、古代米の和食弁当を 頼んだが売り切れということで、大和肉鶏照焼丼を注文。しっかりいただいてきました。味噌汁もついてグッドでした。
今日も奈良はにぎわっていたようですね。近鉄電車から見た平城宮跡会場は、私の行った29日より確実に多い感じでした。近鉄奈良からならまちをぶらついて大乗院庭園から、阿修羅さんでもみようかと興福寺へ。でも国宝館は30分待ちで長蛇の列でした。また空いている日にいきたいと思います。
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国宝館30分待ち (tetsuda)
2010-05-05 07:28:49
kazさん、コメント有り難うございました。

> 大和肉鶏照焼丼を注文。しっかりいただいてきました。

それは良かったです。ここは安くてボリュームもたっぷりですね。

> 阿修羅さんでもみようかと興福寺へ。でも国宝館は30分待ち
> で長蛇の列でした。また空いている日にいきたいと思います。

平日の4/30に、20分待ちの標示を見たことがありますが、30分待ちだと、並ばれたら良かったのでは(暑かったでしょうけど)。仮金堂で行われた「お堂で見る阿修羅」は、最高4時間待ちでしたから。
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説明不足でした。国宝館30分待ち (kaz)
2010-05-05 17:53:21
tetsudaさん、コメントありがとうございます。阿修羅像を見るのに30分は、おっしゃるように許容範囲内ですね。私もぜひ見たいというのであれば、並んだと思います。「阿修羅さんでも」という書き方も誤解されたかもしれません。実は過去2回、阿修羅像を拝観しているので、あのような軽い書き方をしてしまったのです。最初は昨年秋の「お堂で見る阿修羅展」。たしか10月25日でした。伊賀上野の祭りを見に行った帰りに時間ができたので、「超満員と聞くけれど、夕方は案外穴場なのでは」と考えて4時半前後に興福寺へ。ラッキーにも少し並んだだけで仮金堂に入れました。(北円堂のほうは30分~40分並びました)。素晴らしかったというか、仏像を見て引き込まれるような気持がしたのはあの時が初めてでした。北円堂の無著・世親立像もよかったし、奈良ファンになるきっかけのひとつになりました。3月にもリニューアルされた国宝館でじっくり鑑賞させていただきました。そういう訳で、今回は「阿修羅像でも」という失礼な言い方をし、あっさり諦めて帰ったわけです。ぜひ、また見に行きます
返信する
詩「こんな顔で」 (tetsuda)
2010-05-06 05:21:19
kazさん、コメント有り難うございました。

> 実は過去2回、阿修羅像を拝観しているので、
> あのような軽い書き方をしてしまったのです。

おお、それは失礼しました。私は以前から山田寺の仏頭が好きで、リニューアル前から、国宝館に何度も通っています。鏡清澄さんから、相田みつを氏の「こんな顔で」という詩を教えていただいてからは、ますます好きになりました。長いですが、全文を引用します。

「こんな顔で」
 山田寺の佛頭によせて

宮沢賢治の詩にある
「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」
というのは
こんな顔の人をいうのだらうかーー


この顔は
かなしみに堪えた顔である
くるしみに堪えた顔である
人の世の様々な批判に
じっと堪えた顔である
そして
ひとことも弁解をしない顔である
なんにも言いわけをしない顔である
そしてまた
どんなにくるしくても
どんなにつらくても
決して弱音を吐かない顔である
絶対にぐちを言わない顔である


そのかわり
やらねばならぬことは
ただ黙ってやってゆく、という
固い意志の顔である
一番大事なものに
一番大事ないのちをかけてゆくーー
そういうキゼンとした顔である


この眼の深さを見るがいい
深い眼の底にある
さらに深い憂いを見るがいい
弁解や言いわけばかりしている人間には
この深い憂いはできない


息子よ
こんな顔で生きて欲しい
娘よ
こんな顔の若者と
めぐり逢ってほしい
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山田寺 仏頭 (kaz)
2010-05-06 05:22:17
tetsudaさん、コメントいただき恐縮です。山田寺の仏頭は、なにか不思議というか。私も興味をもっていました。次回、行く時は「こんな顔で」の詩も思い出しながら見させていただきます。

鏡さんもお知り合いなのですね。鏡さんの夫婦合作の小説は読ませてもらいました。こちらも興味深い内容で面白かったです。とにかくtetsudaさんのブログは面白く、勉強になります。今後ともよろしくお願いします。
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鏡清澄さん (tetsuda)
2010-05-07 05:33:45
kazさん、コメント有り難うございました。

> 山田寺の仏頭は、なにか不思議というか。私も興味をもっていました。

立派なお顔ですよね。国宝館内の配置も変わり、以前より見やすくなりました。

> 鏡さんの夫婦合作の小説は読ませてもらいました。
> こちらも興味深い内容で面白かったです。

『迦陵頻伽(がりょうびんが)奈良に誓う』(ブイツーソリューション刊 1500円)ですね。奈良の奥深さをうまく表現されています。今後のご活躍が楽しみです。
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