tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

募集開始!天誅組終焉の地・東吉野村を巡る(第12回古社寺を歩こう会)

2013年05月08日 | 古社寺を歩こう会
お待たせしました!いよいよ6月16日(日)、第12回古社寺を歩こう会「天誅組終焉の地・東吉野村を巡る」を開催します!今年は天誅組決起150年の記念すべき年です。これにちなみ、東吉野村内の天誅組関連史跡を訪ねるバスツアーを実施するものです。
※写真はすべて、同僚と訪ねた下見会(4/27)で撮影。トップは千代橋の宍戸彌四郎戦死地


明治谷(みょうじだに)墓地

昨年の6月にはプレ150年記念として、五條市の天誅組史跡を訪ねるというウォーキング・ツアーを開催し、64名の方にご参加いただき、ご好評いただきました。


写真中央が阪本基義さん。向かって右から2番目が上辻(かみつじ)元治さん。
右端は、同村ご出身の前防(まえぼう)道徳さん(奈良まほろばソムリエ)

今回は貸切バスを用意して、東吉野村に足を伸ばします。ご案内役は、郷土史家の阪本基義さん(同村教育委員会教育長)と上辻(かみつじ)元治さん(天誅組150年顕彰記念実行委員会事務局)のお2人です。天誅組に関し、同村ではお2人の右に出る人はいません。阪本さんには『草莽ノ記 天誅組始末』というご著書もあります。大和八木⇔同村のバス車中では、NPO法人奈良まほろばソムリエの会メンバーが、天誅組に関する解説をします(予習・復習として)。概要は、


この日は「四季 天然料理の宿 杉ヶ瀬」で、アマゴの刺身、アマゴの塩焼き、
自家燻製の奈良漬などのランチに舌鼓(6/16とは、メニューが異なります)

Ⅰ.スケジュール(-----はバス、・・・・は徒歩。現地訪問先は微調整あり)
近鉄奈良駅・奈良商工会議所前8:10集合・8:20出発-----JR奈良駅西口ロータリー8:30出発-----大和八木駅南口・ローソン前9:20到着・トイレ休憩のあと9:30頃出発-----ニホンオオカミの像(車窓)-----東吉野村役場10:30着・トイレ休憩のあと10:40頃出発---明治谷(みょうじだに)墓地・・・天誅義士記念碑・・・植村定七戦死地・・・出店坂・・・那須信吾戦死地(彦根藩脇本陣碇屋)・・・山下佐吉戦死地・・・宍戸彌四郎戦死地(千代橋)・・・林豹吉郎戦死地・・・千代橋---「四季 天然料理の宿 杉ヶ瀬」12:00着・昼食のあと12:40頃出発----鍋島米之助戦死地(車窓)----吉村寅太郎戦死地----龍泉寺・・・・藤本鉄石・福浦元吉戦死地(紀州藩脇本陣日裏屋)・・・・紀州藩本陣跡・・・・八幡神社・・・・・・・・津藩(藤堂)本陣油屋・・・・・・・・森下幾馬戦死地・・・・・・・湯ノ谷墓地-----大宇陀道の駅(トイレ休憩)----大和八木駅着16:00頃----近鉄・JR奈良駅着17:00頃


湯ノ谷墓地。下の写真も



※JR奈良駅の集合場所は「西口ロータリー」(ホテル日航のある側)、大和八木駅は「南口」(バスターミナルのある側)なので、ご注意を。
※1ヵ所、急な石段がありますが、そのほかは平坦なコースです。
※帰り、大和八木駅南口スグの「坐・和民 大和八木店」で、希望者による打ち上げをします。

Ⅱ.費用
参加費用は、貸切バス代、昼食代、資料代、傷害保険料などを含み、@4,800円です。打ち上げに参加される方は、別途@3,500円(女性は@3,000円)です(飲み放題つき!)。



ランチは四季 天然料理の宿 杉ヶ瀬で、鮎の塩焼きと朴(ほお)の葉寿司の料理をいただく予定です。こちらは《季節の食べ物 走り、旬、名残り。そんな当たり前の『天然』。天然の山菜、高見川で釣れた鮎あまご、鹿、いのしし、松茸。心こもった天然料理。杉並木、清流の瀬音、庭で奏でるセミの声 杉ヶ瀬には自然しかありません。杉ヶ瀬は当たり前の『天然・自然』で皆様をお待ち申し上げております》という「天然自然」の料理旅館です。



お申し込みの締め切りは5月20日(月)といたしますが、先着順(定員90名)ですので、お早めにお申し込み下さい(締め切り日に定員に達していない場合は、継続して募集することがあります)。なお6月9日以降のキャンセルには、キャンセル料1,000円が必要ですので、ご注意ください。

お申し込みの際は、
1.ご住所
2.お名前
3.携帯電話番号(お持ちでない場合はご自宅の電話番号)
4.バス乗車地(近鉄奈良駅、JR奈良駅、大和八木駅のいずれか)
4.打ち上げ(八木の坐・和民)参加の有無


を明記の上、以下の専用アドレスあてメールをお送りください(グループでご参加の場合、ご住所と電話番号は代表者のみで結構ですが、お名前は全員の氏名をお知らせください。また打ち上げ参加の有無も、全員分をお知らせください)。携帯メールではなく、パソコンからお送りください。着信があり次第(1週間程度以内に)、私から確認の返信をいたします。

※私の同僚と「ナント・なら応援団」の皆さんには別途、申込書を送付済ですので、そちらからお申し込みください。「NPO法人奈良まほろばソムリエの会」の皆さんには別途、メールを送付済ですので、そちらからお申し込みください。いずれも締め切り日は、5月20日(月)といたします。

[当ブログご愛読者専用の申し込みアドレス]
kosyaji@goo.jp

天誅組決起150年の年にゆかりの地を巡る、という記念ツアーです。ガイドお2人の解説は、深くて分かりやすくて、素晴らしいものでした。ぜひお友達もたくさんお誘いください。今回も、たくさんのご参加をお待ちしています!

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11 コメント

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愚見 (佐田勝治)
2013-05-08 20:32:59
天誅組も時々ブログに取り上げていますね。歴史に詳しくありませんが天誅組のように、命もいらず、名もいらず、官位も金もいらない(西郷隆盛の表現)狂気の人間が300年も高禄を食んでいた旗本八万騎からなぜ出なかったのか。まるっきりの裏切りではないかと柴田錬三郎が書いていたように思います。せめて組織的に三千人が彰義隊に呼応していたら勝てないにしても、全く違った形の明治政府になっていたと思います。平時にいくら観念的に立派なことを教えても乱世には通用しないようです。そういう意味で天誅組や水戸天狗党の狂気が維新大回転を成功に導いたように思います。
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残念 (やいち)
2013-05-08 20:48:38
 本当に充実した内容ですね。
 何をさておいても参加したいのですが、家内と観劇に行く予定が入っています(「真野響子×眞野あずさ 二人芝居『完全姉妹』」)。
 本当は天誅組の方が良いのですが、家庭の平和のために涙をのんで諦めます。
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天誅組東吉野ツアー (松岡 豐)
2013-05-09 13:14:39
東吉野村を天誅組ゆかりの地を巡るツアーに参加したいのですが、申込みの画面が出てきません。どうすればよいのですか。
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始末に困る人 (tetsuda)
2013-05-09 17:59:47
佐田さん、やいちさん、松岡さん、コメント有難うございました。

> 天誅組や水戸天狗党の狂気が維新大回転を成功に導いたように思います。

全くその通りです。久しぶりに、西郷隆盛の《命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕末に困るもの也。この「仕末に困る人」ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬ也》という名言を思い出しました。天誅組は、これを地で行っていますね。

> 参加したいのですが、家内と観劇に行く予定が入っています

それは残念ですが、これからNPO法人奈良まほろばソムリエの会として、機会があると思いますよ。

> ツアーに参加したいのですが、申込みの画面が出てきません。どうすればよいのですか。

これは失礼しました。申し込みの画面は作っていません。アドレスをコピー&ペーストして、メールでお送りいただきたく。
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参加いたしたく・・・ (エヌ(長岡 光彦))
2013-05-16 17:36:35
6月の勤務日程を調整して、何とか参加したいと考えます。お返事遅くなりましたが、まだ空き枠ございますでしょうか?可能なら何卒よろしくお願いします。
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小市民として (畳薦)
2013-05-17 17:53:49
私は水戸天狗党(水戸藩内紛に近い)も天誅組も明治維新を推進したとは思えません。両者ともに幕府に鎮圧・弾圧された。水戸はこの内紛で維新本体の動きには全く力を発揮できなかった。
 西郷隆盛は死ぬまで「陸軍大将」の肩書きを捨ててはいませんな。そこに到るまでも鹿児島で湯治三昧ができる余裕があった。
 私は学生時代の友人二人が当時の過激な「運動」に突入していき、今だにその後の消息も掴めていない。「運動」に参加しなかった自分が正しいとは思わないが、平成の御世の小市民としては、狂気の運動に加入する決断を子どもや知り合いがするとすれば、必死に阻止したい。「オウム真理教集団」もそうでしょう、当人は正しいと思い込んでいるので、それ以外の選択肢が見えない。狂気の集団が歴史を進めるなんて言いたくはない。実は臆病な小市民が歴史を進めるのだ。
 秀吉の出世も家族には迷惑なことだっただろう。
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まもなくツアー締め切ります! (tetsuda)
2013-05-18 08:10:13
N先輩こと長岡さん、畳薦(たたみこも)さん、コメント拝見しました。

> まだ空き枠ございますでしょうか?可能なら何卒よろしくお願いします。

はい可能ですが、一応メールください。要領を送っておきますので。このツアー、駐停車場の関係で、バス1台とすることになりましたので、まもなく締め切ります。

> 狂気の集団が歴史を進めるなんて言いたくは
> ない。実は臆病な小市民が歴史を進めるのだ。

過激派やオウムと尊皇攘夷をごっちゃにしてはいけません。時代背景を考えなければ。これも「史観」の違いかも知れませんが…。
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素朴な質問 (畳薦)
2013-05-18 08:25:08
 各々が命を懸けた思想の価値は私には分からない。しかし、「尊皇」なら殺人は許されるのか?時代背景が違えば殺人は許されるのか?これは歴史観ではなく評者自身の人間性が問われることだと思う。殺した相手を歌にして「イモ頭」という精神については行けない。
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素朴な反論 (tetsuda)
2013-05-18 09:14:58
畳薦(たたみこも)さん、コメント拝見しました。

> 「尊皇」なら殺人は許されるのか?

そんな「素朴な質問」に対しては、「では、権力者であれば(安政の大獄のような)大量虐殺が許されるのですか?」とお聞きしたいです。殺人など、ない方が良いに決まっています。

以前にも、「革命は暴力を本質に持つが、暴力で歴史が進むことを、現代の我々はどう評価するべきなのか。個人の倫理として暴力を初めから肯定するわけには行かない」とお書きでした。

評価するとかしないとか、肯定するとか否定するとか、「思想の価値」とか、よく云々されますね。すでに「本物の歴史」があったのですよ。

本気で、文字どおり命をかけて日本を変えようとした若者たちがいて、討ち死にした。彼らを「死んだ子を想う母親の気持ち」になって想う。私はそれをやっているだけです。安楽椅子に腰掛けて「評価」している人と、一緒にしないでください。
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愛情の対象 (畳薦)
2013-05-18 16:48:46
 小林秀雄の「子を失った母親」は昭和史論争で出てきたものと記憶する。私が愛情不足ではなく、愛情の対象を凡夫にまで置きたいのだ。なぜなら私が凡夫であるから。五條代官は不条理な死であった、悲しみたい。河内の水郡も十津川の野崎主計も

 いささか、いらだちのようでお邪魔するのはこれまでとしましょう。
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