映像が【水蔵】です。
朝9時から桐生大学アリーナ敷地内に新設している「緊急用直結飲料水貯水装置「水蔵」の設置工事の現状を確認に行きました。
この装置は、地震等の災害時飲料水を確保する物で避難所指定されている場所に設置する事によって災害時の課題を解消する物ですが、今回設置するものについては、群馬県下では初の設置となるようです。
水量は、1日一人3Lそ使用すると仮定し約100人の3日分です。
次に、10時から私の家の近所に適合高齢者専用賃貸住宅+デイサービスの施設が11月1日からオープンしますのでその内覧会に行ってきました。
名称は、シンフォニー笠懸です。20室を備えた建物は、洋室、和室があり温水洗浄器付トイレなど完備されています。
次に、午後1時半から桐生地域病院議会で、桐生厚生総合病院に行ってきました。
補正予算や、監査委員報告などがあり質疑。一般質問という事でした。
私も、本年2月1日から実施された【時間外診察費特別料金】についてしつもんしました。
以下質問の要旨です。
通告に基づき、一般質問をいたします。
桐生厚生総合病院の桐生、みどり市における両市民からの期待や二次救急病院としての存在意識などを念頭に置いた中での質問をさせていただきます。
この場においてのできる限りの回答を頂きますよう要望と確認をしながら質問をさせていただきます。
はじめに、相互理解のために確認をします。
平成22年度決算においてみどり市では、桐生厚生総合病院に対して受診割合16.82%人口割合5.94%合計22.76%で1億1千6百26万1千円の負担金を支出させていただいており、平成22年度以前なども同程度の金額の負担となっています。
何故、負担割合の確認をしたのかについては、順じお話します。
また、みどり市では、福祉医療制度が桐生市と若干異なり身体障害者手帳1,2、級以外に3級の一部の方が、福祉医療制度により医療機関等で診療を受けたときに自己負担する費用(一部負担金)を助成している現状があります。
以上の負担割合、身体障害者手帳の違い2点の予備知識を踏まえた上で進めますが、
本年2月1日から実施をされている時間外診察特別料金について平成22年10月29日の本議会において様々な議論がなされたようです。
その際、みどり市選出の議員から、内容については時期尚早であるとの意見がなされ、もっと慎重な議論を経た上での実施を要望していたようです。また数名の議員からも様々な実施に対する危惧の議論があったように伺っていますたとえば、お金さえ払えばいいという安易な考えで逆に夜間、緊急の対応が多くなるのではとか、徴収基準があいまいな判断では困るので、マニュアルを作成したほうがいいのではないかといった議論だったようです。が、結論は、平成23年2月1日実施となりました。その間の3ヶ月の中で結論が出され決定されたのかもしれませんが、さらに認識を深める為に何点か確認をいたします。
まず、
1、制度決定に至る協議の内容と協議に関わった対象者
2、みどり市の関係者は協議に参加しているのかどうか。関わっているとした場合の対象者
3、先ほども触れましたが、みどり市のおける身体障害者手帳3級の一部の方について、議論に上ったのかどうか
4、周知の方法と両市民の認知度はどうか
5、制度実施以降の受診をされた方からの声があったら聞かせて欲しい。
以上5点第一質問として確認します。
第二質問として、
そういった緊急医療の現状や、二次救急としての桐生厚生総合病院の存在を考えた場合や緊急対応で救える命の重要性を知れば知るほど問題となっているのが。
患者のモラルの低下から意識の向上を図って行くことが が重要となっています。
救急車両利用に対しても
救急車の出動件数は年々増加の一歩をたどり、これに伴って救急車の到着時間、病院収容までの時間が延びている現状がある。その背景として「夜間のタクシー代わり」「どこの病院に行っていいかわからないから」「救急車を使えば優先的に診てもらえるから」という利用もみられ、社会問題化している。定期通院に救急車を呼ぶ事例も存在するという。
このため、総務省消防庁では「救急車利用の適正化」を訴えている。といった現状もあります。
また、質問をしている時間外診察費特別料金の徴収については、夜間、休日対応など、意識向上のための対策として理解もいたしますし、財政的な状況などを打開する為の大事な施策であるとも考えますが、今回の施策実施に際して、福祉医療制度の補助内容に差異がある2つの自治体に対しての配慮や議論がどうなっているのか?疑問を解消するためにさらに確認をします。
先ほども触れましたが、合併以前の笠懸町からの施策で、現時点でも、みどり市では331人の方が身体障害者手帳3級であり、その方々のうち住民税の課税所得が145万円未満である197名の市民がみどり市単独事業の福祉医療費の対象者として医療費自己負担助成で保険診療分がなしとなっています。
実施に際して身体障害者手帳1、2級の方については時間外診察特別料金を徴収しないとの決定がされましたが、みどり市独自の施策についての相互間の議論や配慮が感じられない部分が残念ですし今後の対応についても気がかりな部分です。
という事で、決定内容は適当であり適正なのかについても?も認識として確認をしたい。
また、身体障害者手帳1,2級以外の徴収対象者とならない場合の項目に
徴収対象は、
夜間17:30分から翌日8:45分まで休日 土日祝日年末年始「12月29日から1月3日」
であり、徴収対象とならない場合として3項目あります。
入院を必要とした場合
緊急外来受診のための紹介状を持参した場合
緊急な処置対応が必要と判断された場合の三点があげられていますが、入院を必要とした場合であっても病院側の事情で入院できなかった場合など様々な事情がある場合どうなのか。
緊急外来受診の為の紹介状を持参した場合、徴収しないという事の内容の詳細
緊急な処置対応が必要と判断された場合の判断は誰がどのようにするのかについて
三回目ですので、考え方の結論の一端をお話しておきたいと思いますが、
今回のように両市の行政側の意見など聞かないままの実施では、市民が納得のいく経営に参画する事が難しい状況になっていく事もあるのではないか?という事で念を押しておきたいと思っています。
小事と思われる事柄を大事にするという事が、配慮の欠如は現状もそうですが、両市の市民にとっても有意義な税金の投入が未来をより明るくする物のように感じています。
ともかく確認の意味も含め質問をいたしました。
今後とも、両市の医療の中心となる大事な桐生厚生総合病院ですのでしっかりした対応を是非ともお願いして質問を終わります。