6月議会も本日が最終日という事で、採決前に付託された案件について委員長報告をいたしました。
各委員会に付託されました案件も全てが採択されました。
以下委員長報告です。
ご指名によりまして、総務文教常任委員会に付託されました
(1)議案第 1号 みどり市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について
(2)議案第40号 みどり市暴力団排除条例について
(3)議案第41号 みどり市過疎地域自立促進計画の変更について
(4)議案第51号 みどり市立幼稚園保育料徴収に関する条例の一部を改正する条例について
(5)議案第52号 みどり市公民館条例の一部を改正する条例について
(6)議案第53号 みどり市大間々博物館条例の一部を改正する条例について
(7)議案第54号 みどり市陶器と良寛書の館条例の一部を改正する条例について
7議案に付きまして審査の経過と、結果をご報告申し上げます。
本委員会は、6月20日に委員全員及び関係執行者出席の下、委員会を開催いたしました。各議案の内容及び提案理由につき、本会議においても説明を受けましたが委員会にて改めて詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものです。
議案第 1号 みどり市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についての審査の過程と結果について。
平成23年度の人事院勧告に基づく給与構造改革における経過措置額の減額を実施する給与条例の改正案ということで、平成24年第1回定例会に上程したところ継続審査となったことから、今回の議会で改めて審議をする案件で、上程した時に施行日が4月1日になっていたが、施行日を7月1日にするとのことで、事件の訂正請求書を出しました。条例の内容は、昨年の人事院勧告に伴い、給与条例の改正を昨年の12月も行ったが、今回の条例改正については、これに引き続き同勧告の1つで、給与構造改革における経過措置額、いわゆる現給保障額について給与表が改正された職員も含め、段階的に廃止したいと。平成24年度にいては、2分の1、上限は1万円を減額し、平成25年度は、4月1日から全部廃止するという改正案になっているという。説明の後、委員からの質疑として。
この3か月の間の経過というか進展というか、また労使交渉の回数あるいはどちらから申し入れをしたとか、そういったところについてはいかがかといった質問や減額されるとみどり市の職員、人数は減らされてきているけど、実際どのくらいの給料を他の市町村と比べて、水準にあるのだろうというところに疑問がきているので、その辺はどうなのですか。
などの意見が出されました。執行部から的確な答弁の後、委員長として、3ヶ月間の継続審査をする中で、執行部と労働組合との結論を出せる猶予を与えた事が良かったか悪かったかの議論よりも、施行日を3ヶ月延ばし7月1日からとした執行側の意思を尊重すべきとの判断の元に採決を行い、討論は無く。挙手多数によって、本案は、原案のとおり可決されました。
議案第40号 みどり市暴力団排除条例について
の審査の過程と結果について
県内で暴力団排除条例の関係が各自治体で整備されていること、また群馬県でも整備されていること、また全国的にも整備されている関係などの背景からみどり市としても取り組んできた条例です。
委員からの質疑として。
他市との整合性はどうかといった内容や本文に対する質問がありました。
討論は無く。挙手全員によって、本案は、原案のとおり可決されました。
議案第41号 みどり市過疎地域自立促進計画の変更について
説明として、東町春場見地区の簡易上水道にヒ素が検出されており、その基準値も年々高くなっている。除去設備を新たに設置するという内容が新規事業として加わったことに伴いまして計画の変更に議決をお願いしたいゆえの説明があり質疑として、ヒ素の原因がちょっとわからないということが心配だとの内容があり、その件についての詳細は、担当委員会にて報告済みという事の理解を得ました。
討論は無く。挙手全員によって、本案は、原案のとおり可決されました。
議案第51号 みどり市立幼稚園保育料徴収に関する条例の一部を改正する条例について
説明として、笠懸幼稚園につきましては平成6年度以降保育料月額4千円ということで、据え置いてきた経緯となどある中で、4千円から月額5千円に上げたいということや、無料であった預かり保育料を日額百円とのことで改正で、来年の4月から施行したいと考えで今回の提案となった説明がありました。
質疑討論も無く、採決を行い、挙手多数によって、本案は原案の通り可決されました。
議案第52号 みどり市公民館条例の一部を改正する条例について
現行の大間々公民館の設置位置の改正ということでみどり市大間々町大間々235番地の6をみどり市大間々町桐原81番地2に変更するものでございます。条例の施行日につきましては平成24年10月1日。理由につきましては条例改正内容の周知期間、それから公民館として使用するための準備として3か月程度の期間をとるということなどが説明され委員から質疑として、大間々の公民館活動は教育庁舎ではどのだったか。社会教育法の23条の部分の利用制限が中、申し込みが今後あった場合にどういった対応をするのか。などの質疑あり
質疑討論も無く、採決を行い、挙手全員によって、本案は原案の通り可決されました。
議案第53号みどり市大間々博物館条例の一部を改正する条例について
大間々博物館の運営審議会並びに教育委員会議において審議され現状の観覧料一般個人の方の百円を2百円に改正するということで決定されました。子供の料金は、今までと同じ据え置きで50円ということで決定がされたものです。施行期日は10月1日でお願いしたいと思っています。6月議会で議決していただければ、3か月間の周知期間をもちまして、10月1日より料金改定を行いたいものです。よろしくお願いいたします。
入館者の中で、値上げに該当する人数の入館の状況の確認や大間々博物館のように安いところは他にないか高校生という料金区分がないのは何故かなど質疑がありました。
討論は無く。挙手多数によって、本案は、原案のとおり可決されました。
議案第54号みどり市陶器と良寛書の館条例の一部を改正する条例について
開館時間を短縮することで運営の合理化と効率化、管理業務委託料の削減が図れるため、開館時間の変更を行うものです。現在、午前9時から午後5時、最終入館時間が午後4時半を、それを改めまして午前10時から午後4時までとして最終入館時間を午後3時30分と改めるものでございます。施行期日は10月1日を予定しておりますといった説明があり討論は無く。挙手全員によって、本案は、原案のとおり可決されました。
以上が総務文教常任委員会に付託された議案7件審査と審議の結果でございます。
当委員会の決定通り採択いただきますようお願いいたしまして総務文教常任委員会委員長報告といたします。
次ぎに付託された請願です。
ご指名によりまして、総務文教常任委員会に付託されました
請願第11号東武線阿左美駅構内の縄文時代住居跡の保存管理等に関する請願書について
請願第12号東武線阿左美駅周辺の交通安全対策に関する請願書について
審査の経過と結果をご報告いたします。
まずこの請願2件は、3月議会で取り下げを頂いた1件の内容を2件に分けて精査いただき再提出された案件でございます。
請願11号について委員からの確認事項として
費用の面でどれくらいかかるのか教育部長に確認した所。細かい計算をしてない部分だが、この遺跡の保存ということについては相当の費用が見込まれるが、教育委員会としても努力していきたいとの回答あり。討論も無く、挙手全員により誓願11号は採択することに決定いたしました。
請願12号について委員からの確認事項として用地確保の現況を確認したいといった意見や交通事故対策をできる範囲から行って欲しいなど意見があり委員から継続審査でもう少し研究したいとの意見が出され。討論も無く、継続審査の採決を行い挙手全員によって本請願は継続審査といたしました。
以上が、総務文教常任委員会に付託された請願2件の審査の経過と結果でございます。
よろしくご審議の上、当委員会の決定通り採択いただきますようお願いいたしまして委員長報告といたします。