ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ストーブって言やぁ煮物だろ!

2019-01-21 11:09:30 | クッキング

 せっかくストーブ焚いてんだ、料理にだって活用しなくっちゃ。節約、節約、ガス代節約!

 ってことで、冬場は煮込み料理が多い。

 左側はミネストローネ、右は豚バラ肉と大根の煮物だ。

 これ?何人分だ?

 そうなんだ、そこが大いに悩みの種なんだぜ。だって、ほぼ一人の暮らしが続いてるからな。

 煮物を一人、一食ぶんだけ作る、ってそりゃ至難の業だ。考えて見ろよ、豚バラと大根の煮物、一人分?バラ肉角切り2個と大根2切れくらいか、これ煮たって美味いわけないだろ。料理の途中で侘しくなってくるぜ。どうせ同じ手間暇かけるなら、一鍋一気だろ。バラ肉1本に大根はせめて半分、これをドバっと鍋に放り込んで、ストーブで煮込む。これだぜ、豪快ストーブ調理っやつは!

 美味い!トロトロぐつぐつ煮込んだ豚肉、口に入れればとろける。大根もその持ち味を生かしつつ、芯まで染み渡った煮汁の旨味、絶品だ。一緒に突っ込んだコンブも歯ごたえ十分のど越し滑らか、やっぱ、豚肉大根にゃコンブだぜぇ。

 と、満足するのはその日だけ。どうするよ、まだまだたっぷり残ってる。翌日食べる、そりゃ当然。食事の手、抜けるぜ、しめたもんだ、と、心のゆとりもそこまで。3日目ともなると、ま、まだあるのか?あんなに食欲そそった香りももはや鼻に着くばかり。愛情冷めた不可情け女。部屋中が豚角煮アロマに満たされる。たまらん!煮詰まった大根など、土中に顔出す木っ端のようなどす黒さ。見るもおぞましい。が、だからとて、捨てるわけにゃいかん。結局、食べ物捨ててはいかんのだっ!の食育モットーに突き動かされて、無理やり完食!うーん、ぼっち料理も楽じゃない。

 まさか、4日間、豚バラ大根だけで生きるわけにいかんから、また凝りもせず、煮物鍋をストーブの上に、今度は目先を変えて、ミネストローネ。で、またまた初めよいよい、お後が怖いの日々が繰り返されるわけだ。おっと、画像じゃ順序が逆だ。演出効果を高めるための嘘、大目に見ておくれ。ちなみに、ミネストローネは、応用が利く。飽きて来た3日目はこんもりピザになり、最終日は、マカロニグラタンになって、お勤めをまっとうしてもらった。ありがたや、ありがたや!

 

コメント
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