ステージおきたま

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舞台作り続けて22年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

題材で決まり!Netflix『オーファン・ブラック~暴走遺伝子』

2021-02-28 09:56:09 | 映画

 ついにシーズン4だぜぇ。すでに30話以上見てるってこった、なのに、まだ飽きない。一晩2話見たとして2週間以上、ぶっ通しだ。毎晩ネトフリタイムになるのを待ちかねて、PCモニター画面に向き合っているのさ。『オーファン・ブラック~暴走遺伝子』、この桁違いの吸引力、どこから来るんだよ?

 題材だよ、クローンという題材の選び方が大成功だ。たった一人の遺伝情報から作られた何人もの人間、姿かたちはまったく同じ。どのような事情からか、様々な地域で、異なる環境に育てられた彼女たちに不気味な影が迫って来る。クローン存在の抹殺を目指す集団、技術を奪取し特許取得を企てる企業、クローンから採取した卵に人工授精させ選ばれた集団を築こうという奇怪な教団、軍事目的への応用を狙う軍秘密組織、人間の可能性をクローンにかける科学者たち。クローンをめぐる思惑が複雑に行き交う。  

 技術としては、もはや夢物語じゃないからね、すでに中国の若い科学者がヒトクローンを生み出すことに成功してる。ただし、その研究は激しいバッシングを受けて、研究者も学会から抹殺?状態にあるくらい、人間存在の暗部に関わる問題だ。秘密裡にクローンが作られて、社会の中に紛れ込んでいる、って設定の不気味さは存分に説得力がある。

 そんなテーマそのものの殺傷力は別にして、同じ顔かたちの人間が複数存在するって設定は、劇作的にもとても美味しい。随所で入れ替わりの妙味が演出できるからだ。危険にひるまぬパンク母ちゃんサラが生化学の先端研究者コシマになりすまし、コシマが平凡な主婦アリソンの学校理事選挙で代役を演じ、野生の殺し屋ヘレナもアリソンとして診療を受ける。もう、目まぐるしくすり替え、入れ替わりのシーンが組み込まれ、緊迫感で物語に引き込む。話しの発端は、DV野郎から逃げてきたサラが地下鉄で飛び込み自殺した自分そっくりの女性刑事になりすまし、その夫とも関係を持つってスリリングな展開なんだから。

 このすり替わりの設定てのは、映画やお芝居じゃ定番と言っていいものなんだ。例えば、貧乏役者が伝説の殺し屋に成りすます『鍵泥棒のメソッド』(伊坂幸太郎著)とか三谷幸喜の『THE 有頂天ホテル』なんかもこのすり替わりで笑いに引き込んでいた。多数のクローンの存在で、いろんな形、様々なシーンでこのすり替わりのスリルが作れるんだもの、こりゃ強いよ。最強だぜ。

 しかも、このクローンたちの人物設定が実にユニークで惹きつけられる。娘命のパンク母ちゃん、マニアックなレズビアンの研究者、ちょっと自己中の主婦、殺しのプロとして育てられた野生児、対立する立場にも反社会的企業のトップ、これらが、中心的なクローン。ってことはそれぞれに面白い話が引き出せる。五つの物語がパズルのようにオートレースのように入り代わり立ち代わりして進んで行く。どのエピソードも無理なく無駄なくグイグイ引きずり込んでくれる。こりゃ、話も長くなるってもんさ。

 いや、実を言うと、じっくり考えると強引なところも多々あるし、途中省略でずるい展開も少なくない。専門的知識にかまけて誤魔化したり、内容が伝わりにくい、なんて欠点もないわけじゃない。

 でも、ここは批判的高みから見物なんてしない方がいい。とてつもなく速いテンポと思いがけな展開と惹きつけるシーンの魅力に身を委ねたほうが、楽しいと思う。とかく、面白い、飽きない、惹きつけられる。映画の魅力がぎっちり詰まった強烈弾だ。

 あっ、これは言っておかなきゃならんけど、この幾人ものクローン、当然だけど、一人の役者が演じてる。この演じ分けも、見事だ。エミー賞だか取ったてのも納得だぜ。それと映像技術で、クローンが一緒に登場するシーンも随所にあって、こんなこと、映画でなくちゃできないし、よく、根気よく作ったもんだよなって感心する。

 サラの、ゲイの弟とか、なんかかつてのゲリラ闘志のような育ての母親とか、気のいいアリソンの夫とか、クローン姉妹を応援するはぐれ刑事とか、サラのモニターの男とか、じゃぁぁぁん!ついに出た男性クローンとか、脇を固める役もどれも魅力的だってことも書いておかなくっちゃならないんだぜぇぇぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんなこと出来るんだ!賢いぞ、PC、スマホ

2021-02-27 10:21:02 | 暮らし

 どうにかIT時代の尻尾に縋りついてやってきたジジイ世代だからさ、毎日、PC、スマホと向かい合っていても、出来ることは、ほんと、基礎の基礎しかないんだぜ。きっと、機能の千分の一、どころから1兆分の一だって使いきれちゃいないだろうな。

 まっ、それで不便を感じないならいいじゃねえか。そう、十分に役に立ってくれてるもの。

 と、年寄り特有、守りの気分で接してきたんだが、最近、スマホ新しくしたら、ちょっとばっかし欲も出るようになってきて、そうか!やりたいことの答えはPCの中、いや、ネットに聞けばいいんだってことを知った。疑問に思うこと、悩みごと、知りたいこと、短く打ち込めば、手取り足取り答えてくれる。いやぁ、親切なもんだぜ、ネットてのは。

 近頃、身に着けた技、一つはスマホの写真をPCで使う方法。

 以前は、いちいちスマホをPCに繋いで写真を転送してブログに使っていたんだが、なんも、そんなアナログな手法に頼らなくても送れるってことを知ったのさ。スマホ(アンドロイド)で撮った写真はグーグルフォトてのに保存されてる。それはなんとなくわかってた。こいつらをコードに頼らずPCに取り込むにはどうしたらいいか?

 PCの側にグーグルフォトを開いてそこに同期すりゃいいんだってよ!知ってた?あっそう、こんなの初歩のテクニックだったか。まぁいいさ、これでいちいちスマホを有線接続する必要がなくなった。グーグルアカウントの設定でちょい手間取ったけどな。

 も一つ、学んだ便利技。

 ワンノートって機能だ。これ使って、取っておきたい記事や文章を、ワンクリックで保存しちまえる。またまたぁ、技だなんて、それほどのことじゃないでしょ、って笑われるな。でも、これ、役立ってんだよ。中身の濃い内容とか、後で読み返したいもの、台本書きの題材になるものとか、取っておきたいデータなんかも、マウスの右クリックと左クリック1回ずつで簡単に保存してくれる。もちろん、いつでも引っ張り出すのは可能だ。昨日なんて、夫婦別姓に反対してる議員の顔写真入り一覧表を保存してやったぜ。選挙になったら、何度でも晒してやるぜ、ひっひっひ!

 ワンノートはマイクロソフトが付録みたいに付けてくれてるから、オフィスの入ってるPCならわざわざダウンロードする必要はない。初期登録さえすれば、後はずっと使える。今のところ、闇雲に保存してるだけだけど、整理機能を使い切れるようになれば、貴重な備忘録が作れるよな。

 と、まぁ、置いてけぼりくらってたジイサンも、なんとかITの恩恵のおこぼれをいただきながら、喜んじゃいるわけで、やっぱなぁ、新しいものなんてって毛嫌いしたり、付いて行けないなんて諦めたりしてちゃダメだと思うぜ。年寄りは、盆栽いじりとゲートボール、なんて時代は終わったんだからな。

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甘夏マーマレード作って、春へと一歩!

2021-02-26 10:01:29 | 食べ物

 窓の外は雪に埋もれてるけど、甘夏が届けば春はすぐそこだぜ。九州は水俣から、無農薬の甘夏が到着した。さぁさぁ、新鮮なうちにマーマレード作ろうか。

 加工だから、ちょっとばかり日をおいても大丈夫、なんて、ダメダメ。新鮮、生き生きの果実で作った方が、断然美味い。萎ぶれかかった皮のマーマレードなんてなぁ。

 ホーロー鍋にたっぷり一杯作るとすりゃ、甘夏は10個くらいかな。表面よく洗って、四つ割り後、皮を剥く。

8

 皮は剥いたそばから、別の鍋に沸かした湯の中に放り込む。

 煮立ったら水を換えて沸騰、これを3回繰り返して苦みを抜く。

 実の方は、ヘタの部分を切り取って種を取り出し、剥きやすければ薄皮を取り除く。薄皮にはペクチンたっぷりだから、全部取る必要はないぜ。まっ、剥きやすいところ、半分くらいかな。ホーロー鍋にぎっぎっと押し込み火にかける。砂糖は?まだまだ、慌てない。どうせ皮の苦み抜きが終わっちゃいないからな。

 実と薄皮に火が通ったら、フードプロセッサーでトロトロにつぶす。ここで砂糖だぜ。量は、まっ、適当。味を見ながらね。ただ、後で皮の薄切りも入れるから、やや甘すぎくらいがちょうどいい。苦みもあることだしね。

 ほぉれ、皮も3回煮こぼして、苦みも程よく減ったぜ。去年は1/3くらいをマーマレードに使ったが、なんか、物足りねぇなぁ、で、今年は半分を使うことにした。実と薄皮を煮詰めながら、皮を薄く刻んで行く。これが、ええいっ、面倒!飽きてくると薄切りが厚切りに変わっちまう。いかん、皮の煮物作ってんじゃないからな。

 刻み終えたピールも加えてさらに煮詰めて、ほれほれ、ドロッとしてきたろ、これで仕上がりだぜ。

 おっと、最後にスコッチウィスキーを入れるのを忘れるなよ!

 マーマレードとウィスキーって、見事な相性なんだ。高級品の方が、そりゃいいよ、でも、今我が家にあるのは、安酒のみ。中で一番スモーキー感の強いティーチャーズをドバドバと注ぎ込んで、出来上がり。あとは、殺菌済みの瓶に詰め、加熱殺菌、これで1年間は楽に保存できて、お楽しみ長持ち!ってことだぜ。

 大小取り混ぜ、8本かぁ、もう1回作らにゃならんかもな。

 

 

 

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そうだったのか!ジェントルマン

2021-02-25 10:32:44 | 本と雑誌

 イギリスってどうして階級間がスパッと分かれてんだろ?労働者階級と中上流者階級の隔たりの大き!っていったいどうやってできたんだ?暮らしぶりがまるで違うじゃないか。スポーツだって、サッカーは労働者、クリケットは中上流のもの、服装や食事や趣味だってくっきりと異なってる。今じゃ、かなり流動的になってるようだけど、どちらの層でも、自身の帰属感覚ははっきり残っているようだ。

 それに引き換え、日本はどうよ?まったく判然としないじゃないか。食うや食わずの生存限界線上の人たちも、1回7万円の食事を楽しむ人たちも、階級としての対立感情はあまりない。最近、ようやく上流国民って言葉が現れて、少し意識化されるようになったが、なんとなく同質の感覚は変わらない。当然、労働者階級なんて言葉にプライドは付随していない。金持ちたちも取り立てて、差別を煽るような行動には出ていない。高度経済成長期に広く行きわたった中流意識が幻影のままに漂っている。

 イギリスと日本、この違いはいったいどこから生まれてきているんだい?

 そこが知りたいって思うようになったのさ。きっかけは、Netflix映画『ピーキー・ブラインダーズ』とか、『イングリッシュゲーム』を見たことだ。あと、アイルランドだが、『リベリオン』なんかも。

 もう、歴然だよな、両者の違いは。特にプロサッカー創世時代を描いた『イングリッシュゲーム』は、二つの階層の暮らしから意識までその隔たりの大きさが物語の重要なバックグラウンドになってる。例えば、プロの存在、中上流階級にとってはスポーツで金を得るなんてことは、到底信じられない、認められない。その金持ち趣味チームに、地方の弱小チームがプロを雇って戦いを挑む、その中心エピソードをたどりながら、当時(19世紀後半)の興味深い様子を伺い知ることができる。

 女性の選挙権を求めて果敢に戦ったサフラジエットの存在にも大いに惹きつけられた。同じ女権拡張運動でも、日本ではとても成し得なかった運動のあり方、例えば、違法行為を繰り返して入獄を繰り返す戦法とか、は何故可能になったのか?

 こりゃイギリスについて、もっと知らなきゃならんよな。特に近代史を。

 取りあえず、読んでみたのが、『イギリス近代史講義』川北稔著、講談社現代新書だ。歴史の本だし、新書だし、近世のイギリスの出来事が軽く編年的に記述されてるものか、と思ったら。これがまったく違った。何年に何がどうした、なんて記述はほとんどなし!書かれているのは、イギリスの都市とは何か、どのように成立したか、産業革命への新しい観方、そこから現在のイギリス衰退論への言及と、これはこれは、なんとも刺激的かつ挑戦的な本だった。

 産業革命を生産手段の変革から見る従来の史観に対して需要消費から見るとか、ロンドンの貧民街は工場労働者のたまり場ではなく、港湾の荷受け関連に群がった地方出の貧民の住処だったとか、それを成り立たせた消費都市ロンドンのあり方とか、もうもう、目が覚める指摘ばかりだ。目的意識などなくても、知的な謎解きとしてもまったく飽きない。

 イギリスは何が違う?という、こちらの問題意識についても、幾つか貴重なヒントをもらうことができた。一つは、中世以降、イギリスは極端な晩婚社会であったこと、核家族中心であったことだ。理由は、10年近い徒弟奉公が男女ともに広く行われていたことだ。徒弟期間を過ごした男女は、一人前と認定され、両親とは別に居を構え仕事を持つ。老親の面倒を面倒見るという仕切りたりはまったくなく、寡婦や孤児、老人の世話は、地域の金持ち層の役割とされていた。つまり、広義の福祉政策だ。

 この金持ち層、ジェントリーの暮らしや意識、これがまったくの目から鱗だった。彼らはただ富裕だということではなく、働かずに財を得ることが資格の一番のもっとも重要なポイントであるということ。耕作とか製造には一切かかわらない。体を汚す仕事をすれば、それはジェントルマンではなくなる。彼らの任務は、地主や富裕者として、全体を差配することなのだ。この傾向は今でも続いていて、ケンブリッジやオックスフォードの卒業生は、製造業のトップに就くことはなく、金融や貿易などに就職すると言うのだ。

 これは驚きだ。こんな階層が生きているのなら、対となる労働者階級だって強固に生き残っていて当然だ。この認識は、もっともっと考えてみなけりゃならない。ただ、問題解決の大きなヒントになることは間違いない。

 ほんと、歴史てのは、しっかり見ておかないとダメだってことだ。ごくごく常識と思っていたことが、とんでもの事実に裏切られたりする。今について認識するにも過去をしっかりたどっておくことが重要なんだってことを思い知らせてくれた貴重な1冊だったぜ。

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除雪作業は装備が何より!

2021-02-24 10:27:21 | 暮らし

 また、雪だぁ!また、除雪だぁ!って、何度目だこれ書くの、今年。

 暖かさ2日続けば、雪降り2日。せめぎ合ってるねえ、冬と春と。ガンバレ春!

 どうせ、また明日からは緩むんだ、ほっときゃいいべ、とは行かないんだぜ。車出せない、玄関の出入りが不便、郵便屋さんや宅配さんにも不親切だ。何より、無精ったらしい。

 やるしかねえな、やるなら朝のうち。で、さっさと終わらせてきた。が、屋根には分厚く張り付く雪!午後か明日にはこれが落ちるから、もう一度除雪、この繰り返しが続いてる。去年まったく降らずに楽させてもらったから、そのつけが回ってきたんだ、って諦めるしかいないな。

 ただ、今年はこれまでに比べ、除雪作業が気持ちよく進んでいる。理由は、装備だ。

 何年も着続けた安物防寒着を新調した。防寒、防水万全だから、作業中に体が凍り付くなんて不快がなくなった。冬長靴もミツウマのメーカー品に替えたので、足先ジンジンってやりきれなさからも解放された。スパッツ、これも絶対欠かせない。なんか悪党っぽいが、一体型の目出し帽子は吹き付ける雪には絶対だ。

 そして、この冬、思いがけないデビューでヒットしたのが、ミトンだぜ。

 これまで、いろんなグローブを試してきたんだが、血の回りが悪いせいで、どうしても指先が凍える。そうだ、スキーやってた頃、グローブの上にミトン重ねて滑ってたよな。あれ、寒さに効くんじゃないか?スノーダンプ押しと除雪機操作だけなんだから、指先が自由である必要ないはずだし。

 ワークマンでたまたま見つけたミトン、使ってみた。が、当然、重ね着できるようにゃできてない。まるっきり小さい。諦めるか?いや、まあ、ミトンだけで使ってみようか。

 これがなんと、思ってもみなかった暖かさ!いやぁ、快適だぜぇ。そうか、ミトンって、親指以外の指が別々になってないから、お互いの熱が奪われないんだ。4本指、中で仲良く寄り添って温まってるんだ。これはいい、この先も除雪手袋はミトンで決まりだぜ。 

 と、ほぼ厳冬期をやり過ごせそうだったのだが、ありゃりゃ、外表面が切れてしまった。そりゃそうだ、作業用じゃないもの、薄手のビニール。除雪機械の内部など探ったり作業したりすりゃ、ピピっと破けるさ。だとすれば、表面頑丈なミトン、スノボ用のものを使えばいいんだ。あれなら厚手だし防寒性能もいいはずだ。

 早速注文!いや、待て、もうシーズンも終わる。ここはこのお洒落ミトンで乗り切って来年から、スノボミトンに替えることにしよう。

 除雪用の手袋、って言やぁ、作業用って思い込んでたのが間違いだったんだ。固定観念を取り払ってやれば、上手く行くってこと、きっと他にもたくさんあるだろうな。

 よおし、スノボミトン、来冬のアマゾンタイムセールでゲットだぜぇ!

 


 

 

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