ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

えっ!こんなに取れるの?落花生収穫

2022-10-31 20:31:04 | 畑仕事
あらら、霜降ったら、一晩で葉が萎れた。やっぱり南の作物だなぁ、落花生は!
なのに、掘ってみたら、えっ、えっ!こんなに実が付いてるじゃないか!
たったの二株だぜ。土寄せもなんも、まったく手を掛けなかったっていうのに、この盛大な実り、凄い!
今年はものの見事に発芽に失敗。オオマサリと千葉半立ちの2品種、それぞれ8株目指して種まきしたんだ。まさかねぇ、発芽したの、それぞれ1株だけ!なんだ、なんだ?鳥に食われたか?鳥、好きそうだよなぁ。
あ~ぁ、今年は諦めだな、種が取れるだけでもいいか。
せっかく準備した畝はあらかた不要、なにか他のもの播こう、って行きたいところだが、なんとも小癪な発芽位置なんだ。うんもう、邪魔だよ!結局畑の一隅を占拠するに任せた。
どうせ大して取れないんだ、勝手に育て!放ったらかしの放任栽培。それがかえって良かったのか?それとも区画を独占できて伸び伸びできたからなのか?思いもかけない収穫だった。
こりゃ来年の種はもちろん、少しばっかり楽しめるじゃないか。カビ生えさせたりしないように、天日に当てて乾燥させようか。

オオマサリの方は、茹で落花生。すぐに種を外す。ほら、こんなにあるよ、たった一株で。
ざっと洗ったらさっそく茹でる。
うーっ、加減がわからんぞ。まっ、いいか、生でだって食べられるくらい柔らかいらな。
どれどれお味の方はいかがかな?
悪くないなぁ、ピーナッツのコクはないが、甘みといい、香りといい、これはこれ、さっぱりとおやつやおつまみに最適だ。
が、問題は、茹でてしまうと、殻付きのままでも、すぐに腐り始めるってことなんだ。冷蔵庫に保存しても、よくて3日、あるいは4日。去年もこの段階で大量にダメにしたんだ。どうしよう?
やっぱり加工しかないよな。まずは、殻から出して、

で、何にする?
乾燥ピーナッツとは違って、水分多いからなぁ。砂糖でくるむとか、無理だよなぁ、溶けるさ、砂糖。この余分な水分が腐敗を呼ぶわけだから、微生物をシャットアウトするような食品で漬けるしかない。
ええーっ!?酢漬け。焼酎漬け?塩漬け?そんなん、美味いわけないだろ。
そうかピーナッツ味噌!味噌と砂糖たっぷり入れて。周囲を微生物生育環境から離す。中の水分出て来るとヤバイので、混ぜる前に油でよく炒めてからね。防腐効果を高めるために、焼酎や味醂も入れる。味わい多様に、白ゴマも入れよう。よくよく練って、出来上がり!
なんか、麻婆豆腐風の仕上がりだな。でも、味は金山寺味噌のトロトロバージョンってところだ。ピーナッツの色がも一つ食欲をそそらないが、味は極上。毎朝のおにぎり朝食には欠かせない副食になりそうだぜ。
ただし、これも足は速そう?冷蔵庫保存で早めに消費だな。なんとか、取れたものは食べ尽くす方途が見つかって良かった。
おっと、ご心配なく、来年用に種は大振りの殻付きを10粒取り置きしてあるからね。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リンゴの季節

2022-10-30 11:07:33 | 食べ物
農作業、一通り済ませたら、今度は加工の季節だぜ。
まずは、リンゴ!省農薬栽培でリンゴを育てるNさんから紅玉、コンテナいっぱい、20キロが届いた。
多過ぎる!って神さんは不服顔だが、これくらい使うんだって、リンゴ加工は。ジャムだろ、焼リンゴだろ、ケーキだろ、それとシロップ煮。孫のところにも送るから、このくらい、軽く消費できるのさ。
ブルーベリー、イチゴ、甘夏、我が家の手作りジャムラインナップの中で、リンゴが一番好きだなぁ。最近は、昼食にパン、ってことも増えて来たので、一気に消費量が増加しつつある。1年分となりゃ10瓶以上は作り置きしておかないとな。
リンゴジャムのレシピなんて珍しくもないだろうが、ざっと、おさらいしておこう。中には使えるヒントもあるかもしれないし。
まずは洗うんだが、ホーロー鍋一つ分だとこんなもんかな?ヘタと皮を外して正味、1.2キロ。
皮のうち、赤味の強いものは色を付けるために一緒に鍋に入れる。これはお勧め。煮終わった後の皮も刻んで、ヨーグルトなんかに入れて食べても美味しいしね。

実は、以前包丁で薄切りしていたんだが、フードプロセッサーで粗みじんにすればいいってことに気付いて、手間は大幅にかからなくなった。これもお勧め。
後は砂糖、50%弱を入れてに詰めりゃいいんだけど、焦げ付き易いから、常に底を剥がすようにかき混ぜ続けることが大切だ。
煮沸殺菌したビンに入れて、
蓋をしてさらに過熱殺菌、20分くらいかな?ビンの口までいっぱい詰めることも大切。空気の層が大きいと、酸化して黝ずんで来るんでね。ただし、口の縁についたジャムは拭き取ってから蓋をする。カビが生えないように。
水分の少ないしっかりしたジャムの仕上がりだ。作ってすぐに食べるのであれば、煮る時に水を加えるってこともありだろうね。
昨日、2回目を作って8本になった。あと、2回くらい作る必要あるかもなぁ。
なっ、これだけで、20キロの半分近くは使っちまうんだぜ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大豆収穫

2022-10-29 11:04:57 | 畑仕事
畑仕事も残り少な。
上の畑に大豆と小豆を残すくらい。今年の小豆は、何故か徒長気味、未だに緑を残してる、が、大豆はもう収穫時だ。
葉っぱもすべて落ちて、落ち武者整列の風情だな。あっ、敗残兵は並んだりしないか。
こんなすかっきり直立の姿だと収穫もとてもやり易い。根っこも力を失ってるから、株元を掴んで引っぱれば簡単に抜ける。
ここまで乾燥が進むと、莢から豆が落ちやすいんだが、茶豆を除けば、黄大豆も青も黒も、そこまで弾けてはいない。こりゃ楽勝だぜ。
どんどん抜いて所々に山と積み、その間に軽トラを乗り入れて積んで行く。黄色大豆8列抜き終えて、よしっ、1回目、ここまで。家に戻り、トラクター小屋の後ろ空間にぎっぎっと積み重ねた。次の1台分用には乾燥用はさを組んだ。
よしっ、第2弾、行くぜ!
ほらなぁ、茶豆はだいぶ落ちちまってる。岩手で受け継がれている品種、40年来ずっと作り続けている。味は抜群なんだが、ここがなぁ、弱点さ。
栽培品種に成り切っていない昔ながらの品種なんだよ。収穫前に実が落ちるようだと無駄も多いから、長い年月かけて、脱粒しない品種を育成してきてるんだ、人間は。イネだってそう。
そっとね、これ以上落ちないように、1株1株壊れものを扱うように抜いて行く。
青豆、黒豆は逆だ。こっちは、登熟が揃わない。すでに収穫適期になっている株もあれば、いつまでもぐすぐず、青い葉を残しているものもある。小豆と一緒に後日収穫、としてもいいんだが、わずか数株だし、ええいっ、面倒だ。一緒に抜いて行くぞ。
3種類を一緒に荷台に積む。下ろすときに混じらないよう工夫してな。あらら、1台で軽く積みきれたぞ。これなら、なにもわざわざはさに掛ける必要はないよな。このまんま、積んでおいて、晴れた時にはトラックごと日に当てる、これでいいんじゃないか。

脱穀する時も、どうにでも動けるしな。
ただ、面倒は、小屋前にはサツマイモも日光浴させてるってことだ。

いちいちどかすの厄介だなぁ、なぁんて、無精は禁物!いいもの食べたいと思ったら、手間暇かけなくっちゃね。
10日ほど干して、十分乾いたら、脱穀。そこまで終われば、畑仕事はほぼ完了ってことだ。
おっと、小豆が残ってたっけな。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公演まで1カ月切って、追い込み、のはずなんだが・・・

2022-10-28 11:03:41 | 菜の花座
10日ぶり、菜の花座の稽古を覗いた。
11月3日、町芸文祭に出るコントチーム、しばらく本番から遠ざかっていたせいか、うーん、セリフも動きも戻らない!おいおい、頼むぜ、来週だからな。足元マイクでセリフを拾うってわかってるせいか、声が小さかったり、不明瞭だったりが多くて、機器に頼るてのは問題も多いなって感じた。聞こえりゃいい、って問題じゃないから。
それと、動き、もう少し切れ味よく行かないもんか?演技なのか、地なのか、もたもたが気になる。動きの間も同様。すべてコントチームに押し付けてる身としちゃ、ケチは付けられないんだが、って、付けてるじゃん、思いっきり。
メンバーおいおい集まってきて、11月公演『フェイクVsフェイク』の稽古が始まる。大きなホールのフロア、前後2か所に仮の装置をセットして、2チーム同時進行で稽古だ。あまり残響の大きくない会場なので、互いの声は気にならない。
手前側はチームケアハウスQの『年寄りに告ぐ』。衣装も決まって来て、雰囲気が出てきてる。今や大センセーションのカルト教団も登場する作品だ。
教祖様がチマチョゴリ風の衣装てのは、演出の意向。なるほどなぁ、壷教団を意識したか。ただし、こちらの教団は、壷ならぬ・・・おっと、ここまでだな、ばらせるのは。
チーム探偵団の『捏造不倫』。こちらは演出は照明との打ち合わせが佳境だった。

口出しはするまい、と心していたものの、1か所、紗幕を使うシーンだけは、アドバスさせてもらった。紗幕の前と奥を上手に使うには照明のテクニックが必要なんでね、そこは後々取り返しがつかなくなる心配があったので、作者の狙いを伝えた。
本番まであと3週間!端から見ていると、大丈夫なんかい?って不安に感じたが、実際やってる側にはこちらには見えない見通しってもんがあるんだろう。
ここから一気に仕上げて行く、それが菜の花座!
まっ、そういうもんだよ。
劇団菜の花座第48回公演
『フェイクVsフェイク』
11月20日(日)14時開演
川西町フレンドリープラザホール

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

迷子の15キロラン!?

2022-10-27 12:04:54 | ランニング
ほう、天気素晴らしいじゃない!晴天、穏やかな日差し、風も心地いいぜ。
こりゃぁ走らなくっちゃ!
帰りに風呂入って来れるように、ジム駐車場スタートにしよう。気持ちよく、10キロ走って、ってところかな。
コースは、新しいコース開拓狙って、最上川沿いの土手を走ろう。以前、途中まで走って、どこまで行っても対岸に渡れず、思いを残して戻ったことがあった。
あれ、絶対あの先に橋があるはずだから。右岸をどこまでも走って、見つけた橋を渡ったら、上流に向かって左岸を戻る。ぐるっと回って、10キロくらいじゃないか?多分。
ほらほら、有ったぜ立派な橋が。これを渡って左折、土手道を戻る。でもなぁ、ずっと川沿いてのも代り映えしないよな、距離も足りないようだし、右に下りて吉島集落の中を突っ切ってお馴染み県道7号線に出ればいいんじゃないか。
おっ、野川豆腐屋さん、えっ?こんなところにあった。あら、ラーメン有名店「もち屋」さん!ちょっと集落に深入りし過ぎたんじゃないか?ちょい、不安。
下校途中の小学生とすれ違う。って、ことは近くに吉島小学校があるはず・・あった。よしっ、現在地確認できた。ここを左折すれば、目指すお馴染みコースに戻れる。
ほら、出た。この道だよ。これを右にずっと走れば最上川と鬼面川を渡る長い橋に行き当たる。間近いなし!
でも、なんか道の様子が違わないか?片側に歩道があるのは同じだが、ずいぶん雑草が我が物顔だぞ。それと、道路に沿って防雪柵なんて、なかった、気がするんだが・・・でも、方向は間違いないよな、前方遥か先に見えるのは蔵王の頂だろ。まっ、いつか近づいて来るさ、ジムのシンボルタワー、千代田清掃事業所の高い煙突が。
って、おおい、右手ずっと遠くに見えてるじゃないか!反対だよ、進行方向左に見えなくっちゃならないんだぜ!
こりゃ間違えたな。この道は違う道だ。でも、この道ずっと走れば、当初の計画とは違うにしても、戻れるんじゃないか、きっと、南陽方面に向かう道なんだよ。とっ、半信半疑ながらさらに走る。
が、煙突は遠ざかる一方!
いかん、この道はいかん!
スマホを取り出し、グーグルマップに道案内をお頼みしよう。ちょっと、お笑いだけどな、地元なのにスマホ片手に走るなんてな。が、そんなこと言ってられないよ、すでに10キロ超えてるんだ。ここから、正しい道に戻るには、何ぃぃぃぃ!今来た道を1.5キロ戻れ!ってか?それも含めて目的地まで6キロ!お、おいっ!
なんかもっと近道ないのか?と、ずる気の虫が悲鳴を上げるも、また間違って行き止まり、なんてのもまっぴらだ。ここはナビを信じて走るしかない。
走った道を無駄に戻るって気持ちが萎えるもんだぜ。途中、何度も歩きたくなる。が、6キロ残し、まだまだ先は長い。そろそろ日差しも弱くなって来た。ガンバレ!走るしかないぞ。
小集落を右に曲がって、おっ、こ、この野良道は、前回反対側から途中まで入って写真撮った道だぞ。よしっ、よしっ、この道をたどれば県道7号に出る。やっと、自分の現在地が確認できた。安堵感しきり。
残り5キロの表示。ウソだぜグーグルマップ!橋まで2キロ、そこから土手道路に入って1.6キロ。ここまでくりゃあんたなんかより、よく知ってるんだ。って、なにマウントしてんだよ。
橋までたどり着いて、ナビを停止、ご苦労さん。渡り切ったら14キロになってた。って、ゴールまで行けば15キロ超えだな。
走り慣れた道に入ったら、なんか呼吸も足も楽になって来たぜ。ほれ、ペースもキロ6分前半に戻ってる。ランニングなんて、気の持ちようが大きいってことだ。焦り、うんざりしながら走った無駄道戻り道は、ほんときつかったもの。
この取り付け道路は、ジムに通う人たちの車がひっきりなしに通る。しゃきっとしなくちゃよ。腰落ちて疲れ果てた無様な恰好じゃ走れないぜ。胸張って、頭は前に、足も高く上げて、見かけだけでも颯爽と走り続けてゴール!
記録:距離15.23km タイム1:40:31 ペース6:36/km
強いられた迷走ランにしちゃいいペースじゃないか。
帰宅してガーミンコネクトで走ったコースを確認してみた。やっぱり、間違いに気づいて戻って正解だった。なんと、ぐるっと回って戻っていたんだ。危ねぇ、危ねぇ、さらに2キロ以上走らされるところだったぜ。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする