ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

堆肥も届いた、芽も出て来た、さぁて、田んぼのじゅんびだぜぇぇぇ!

2023-04-30 09:57:33 | 米つくり
おっ、田んぼに堆肥、届いてる。
早いじゃないか、いつもなら連休に入ってからなのに。春がじゃんじゃん進んでるから、気を利かせてくれたな、畜産農家のSさん。
ハウスで発芽待ちの種もみもやっと芽が出て来た。2日ほど遅れたのは芽出しが不十分だったからか、もう、ヤキモキさせやがって。温湯殺菌で失敗したかと思ったぜ。60℃?65?忘れたりって、もう、耄碌ジジイなんだから。
せっかく早めに堆肥を配ってくれたんだ、さっさと撒いちまおうぜ。
おっと、その前に肥料撒きだよな。
天気はどうだ?風、風だよ問題は。いっくら粒状に加工してある肥料だって言ったって、粉末成分はたっぷりあるのさ。原料、魚粉とかだからさ、特有の臭いがある、これがかなり強烈!たとえ微風でも向かい風で撒こうもんなら、飛散した微粉末をもろに浴びることにな。これは勘弁だぜ。
このところ強風続きだったが、やっとこさ風がおさまった。いざ、いざ肥料撒くぜ!
散布作業は自走式半自動?で。
なぁに、キャリーに肥料積んでゆっくり走らせながら手撒きするのさ。有機ボカシ肥料と微量要素剤と卵の殻の粉末、これを左官用の舟に入れてよくよく混合、もうこの段階で、くせぇぇぇぇ!
キャリーの速度を遅くして、勝手に走らせる。人間は横に付き従いながら、手づかみでばら撒いて行く。なっ、自走式半自動だろうが。
例年だと、一気にすべての田んぼ終わらせるんだが、今年は新規小作人さんもいることだから、堰の水利用の田んぼは明日に持ち越しだ。
最近どうもイモチが出るくせが付き始めてるから、肥料も堆肥も控えめで行こう。30年以上有機農業続けて来て、田んぼの地力も上がってきてるんだぜ、きっと。ここまでくれば、肥料で獲るより地力で獲れ!だよな。例年の2/3程度に減量した。
届けてもらった堆肥もそんな事情をお話しして、これまた2/3と減量した。肥料減は作業減でもあるよなぁ。軽く2時間で撒き終えた。
風弱く、肥料撒き日和だったが、やっぱり体中、臭ぇぇぇぇぇぇ!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人掘り上げ、ご褒美は?

2023-04-29 16:37:20 | 農作業
我が家の周辺を流れているのが細谷堰って水路。主要用途は田んぼの用水なんだが、下水路不完備のここらじゃ生活排水も流されてる。もちろん、火事があれば、せき止めて放水用にもなる。
ってことだから、恩恵受けてる集落総出で水路の清掃をする。これ、堰上げって言ってる。さすがに80歳越えの一人暮らしは免除だけどね。
10戸の我が集落で田んぼ作ってるのは我が家だけってことで、下っ端役員になってんだよ。水路の補修とか溜め池の周囲草刈りなんか、まぁ大した役にゃ立たんのだけど、頭数ってことで引き受けている。
4月29日が総出の堰上げって決まってて、この日は各家から一人が人足、わっ、古い言葉?ってPCの変換で出て来ないぜ、が出て、午前中かけて堰に溜まったゴミや出しゃばって来た水辺雑草を取り除く。
下っ端とは言え役員だから、分担以外の水路も引き受けにゃならんのさ。
集落のはずれから川に流れ落ちるまでの間、100mほどを一人で堰上げをする。水路って言っても、ここはU字管とか埋めてない自然のままの水路。主な作業は、水路に勢力拡張しようしている雑草を根っこがらみ掘り上げて水路の幅を確保することと、倒木やゴミや泥が溜まった淀みをスムーズな流れに戻すことだ。

上流から掘っては広げ、滞留ゴミを取り除き、倒木をえいやっと岸に上げる。時には吊り下がった枝を斧で払ったりしながら、水路の中を下って行く。
ここの掘り上げを始めて今年で3年、やっと、荒れ果てた水路も優しい小川になってきた。
倒木もぶった切ったり、腐った根元からへし曲げたりしながら水路の邪魔だてから排除できた。終点地点2か所にあるトンネル配管もスムーズに流れている。やっぱり毎年手を掛けてやるってことが大切なんだなぁ。
帰りは岸辺を歩いて戻る。おっ、こごみじゃないか!ちょうど食べごろだぜ。いただきぃぃ!

一人水路上げのご褒美ってことだな。

今夜は胡麻和えか?それとも天ぷらか?
里山は新緑の彩り、かすむ山桜も春本番だぜ。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早くも除草の季節!

2023-04-28 09:53:16 | 畑仕事
風ひどくって嫌んだなぁ!
お日さんはからから輝いてるのに、なんだってこうも強風?それも西風、冬の風、気温も低い。これもきっと気候変動の影響なんだろうな。
ハウス内でシートに覆われた育苗箱にゃ心地よい暖かさ、じわりじわりと発芽の準備を始めてるだろうから、心配なしでそこは助かる。
ポット播きの実取りエンドウ、移植適期なんだが、この突風吹き荒れる中に旅立ちさせるなんてそりゃ酷いよな。隣りじゃタマネギとニンニクが葉っぱをなびかせながら、必死で耐えている。

今日は作業、お休み!家でのんびり!
って行きたいところだが、タマネギとニンニクが雑草に取り巻かれて苦戦してる。ここが勝負どころ、播いたボカシ追肥を奪い合ってる。応援してやらなくっちゃ。
風に背を向けて小さく蹲って草取り作業進めようぜ。
自然農法農家のユーチューブ動画見てたら、春先の雑草刈る必要はないですよぉ、なんておちゃらけ言ってたけど、そりゃ時と場合ってもんだぜ。我が家もブルーベリー周囲一面のヒメオドリコソウはそのまんま放っておいて自然と枯れるのを待つさ。

だが、タマネギやニンニクの株元をびっしり覆うハコベたちは別だ。放置しておいたら大変なことになる。やつら、華奢な様子しながら繁殖力旺盛だから、養分争奪合戦して間違いなく勝利する。この時期に吸収戦に負けて肥料吸えなかったら、まともなタマネギは諦めてもらおうか、ってことだ。

どうもなぁ、自然農法の人たちの中には、自分の経験を金科玉条にする凝り固まりの人いるから、要注意だな。土や気候や品種や様々な要素が絡み合って農業だから、自然状態が何より、ってのは違う気がする。まっ、それで上手く行ってる場合もあるようだし、教えてもらえることも少なかないんだけど。
風が収まれば、実取りエンドウはもちろん、キャベツ、ブロッコリーと苗植えが続く。強風に負けちゃいられないんだぜ。
よしっ、1時間!制限決めて草取り開始。
今日が2日目、なんとか、8割がた除草できたぜ。
残るはニンニクだなぁ、待ってろよ、明日、明後日にはすっきりきれいにしてやるからな。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の政治は”うな丼ギャグ”!

2023-04-27 10:28:35 | 世の中へ
国家公安委員長って警備の親玉だろ?
首相襲撃の報を受けても悠々とうな丼食い続けたんだってよ。「楽しみにしていたうな丼はしっかり食べた」んだって。

いい度胸、いや、あり得ない鈍感さだよな。
思い出すよな、西日本豪雨災害の時の「赤坂自民亭」。気象庁から甚大な災害予測が出される中で、見た顔たくさん、飲み会で大盛り上がりしてたよな。きっと、みんな「楽しみにしたんだろう」ぜ。

も一つ思い浮かんだぞ。えひめ丸事件の時の森首相(当時)。沈没の報告受け取ってからもゴルフを続けたって、あれな。
いやはや、すげぇなぁ!もはや自民党の体質だな。あるいは、自民党内に内規でもあんのか?「何があっても楽しみ優先!」とかって。
まっ、そういう緩み切った感覚の人たちの集まりなんだろう。緊張するのは選挙の時と支持者相手のサービスの時のみだよ、きっと。
だからさぁ、この谷公一さんも演説会では精一杯サービスした結果が「楽しみにしていたうな丼はしっかり食べた」の発言なんだよ。
もちろん、つかみのギャグ、散々考えた末に思い付いたんだと思うぞ。
これまた凄いセンスだよな。
フツー、ダメだろ、不謹慎だっ、って非難の声上がるだろ。
なんか得々と経過報告してるとこ見ると、結構受けてたのかもしれない。
ここだよ、うんざりするのは。
こういう、お寒いオヤジギャグが 好評のうちに受け止められる社会なんだよ、自民党の政治家と支持者との関係は。
これも前例はすぐに浮かぶ。葉梨法務大臣の「法務大臣なんて死刑のハンコを押した時しかメディアで報じられない地味なポジション」 ギャグ。これも確か支持者相手だったよな。
高市大臣の「反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだった」 発言、当人は否定してるけど、も受け狙いのギャグに近いしな。あっ、これはもうちょいマジだったのかな?
要するに、オヤジギャグが潤滑剤として通用する人たちが国を支え、国を動かしてるってことなんだぜ。
これ、かんなしヤバイことだと思わねえか?
国民の笑いのセンスとずれまくりだし、さらにまずいのは、この種の冗談は、fパワハラ、セクハラ、差別意識ととても親和性が強いってことだ。女性蔑視とか身体いじりとか人種、民族差別とかLGBT揶揄とかとね。
オヤジギャグのすべてが差別的ってわけじゃない。たわいないボケや駄洒落も少なくないが、強者意識や家父長的先入観に乗ったマウントってのも、彼らの笑いの大切なツボになってるってことさ。
こんな笑えないギャグで通じ合ってたら、世界で最底辺の人権未開発国になって行ったのも当たことだぜことだぜ。
もう、彼らの常識やセンスは、とっくの昔に世界の非常識になってるってこと教えてやらないと、この先どんどん落ち込んで行くばかりだ。オヤジギャグ愛好者たちに国の舵取り任せるなんて、危ねぇ危ねえ。
なっ、だから、若い衆、年寄り十把一絡げに突くんじゃなくて、オヤジギャグ仲間を追求しろってことよ。
だって、あの連中、力ばかりか金だってしこたま持ってるんだからさぁ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大失敗、まだ先があったっ!

2023-04-26 10:27:20 | 米つくり
種もみ足らんぞ、あっちゃぁ、ごめんなさい!見通し甘かったんだ。
最後に手播きしたTさん、ぐっと堪えて、黒米交じりで播いてくれた。ほんと、すまん!
もう、なんたる大失敗だっ!って、反省しきりの種播きから4日、風も弱まったし、浸種水槽洗って片付けようぜ。まず、残った水を抜く。
うむっ?な、なんじゃこの袋は?!?!

うわぁぁぁぁ、種もみじゃん!もう一袋残ってたんだ、コシヒカリ。水濁ってて、気づかなかった、なんてぇぇぇぇ!あり得ねぇぇぇぇ!!!!てっきりすべて取り出したつもりでいた。
これぞ、大失敗!正真正銘のドジ!
足りなくなるわけだよ4袋のうち3袋しか使ってなかったんだもの。
どうしよ、どうしよ?
そっと処分して知らんぷりするか?馬鹿か、お前はガキか?!
播き直しだろ当然、責任取れよ。
Tさん苗箱5枚くらい黒米播いてたよな、あの分、すべて全とっかえだぜ。
床土も掛け土も残ってた、こういうの不幸中の幸いて言うんだ、ってつくづく実感。箱準備して土を入れたっぷり水撒いたら、発見した?種もみを手播きする。

掛け土を撒いて完全に覆えば終わりだ。芽出し終えた後4日も水に漬ってたんだ、まさか死んじゃいないよな?発芽不良も見越してかなり厚播きした。
頼むぜ、生きててくれよ、ちゃんと発芽してくれよ。
芽さえ出てくれれば、今なら4日の遅れだ、楽に追い付ける。願いを込めた8枚の苗箱、そっとそっと、苗床に並べ終えた。
あぁ、もう、使い終わった水槽、さっさと片付けしてれば、おかしい!?って早く気づいていれば、いやいや、最初にすべて取り出していれば、悔恨の情に責め苛まれた追加作業だった。
でも、見つかった後追いできたってことを幸運と考えよう!
ただし、種もみが生きてて発芽してくれればの話しだがな。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする