ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

携帯値下げ競争、乗せられちまったよ!

2021-01-31 10:48:51 | 暮らし

 こうなぁ、流行りものにゃ弱いんだよなぁ。意志薄弱な俺!

 菅政権の小手先技とは知りつつも、携帯料金、安くなんのか?だったら乗り換えしても・・・。でも、俺の場合、格安スマホだからなぁ、ドコモのアハモもAUのpovoもちょい高いくらいなんだよ。ただ、格安スマホ愛好者からすると、せっかくのお得感が奪われちまって、もう、なんてことしてくれんだよ、これじゃ格安業者立ち行かないぜ。癪だが、大手に舞い戻るしかないかって気にもなる。

 でも、待てよ。楽天がどう巻き返すか?2980円通信料無制限で先行したのに、一気に追いつかれちまったもの、それでなくても遅れてスタートのハンデ苦しいところだろうな。でも、このまま大3社と横並びじゃ新たな顧客を引き付けられっことない。きっと思い切った新料金出してくるぜ、って期待してた。

 なぁんと!1GB以下0円!1~3GBで980円、20GBまで1980円、無制限だと2980円!もちろん、通話料込みだってよ。気張ったもんだぜ、って言うより狂ったか、三木谷さん。独自通信網の整備もまだこれからってのに、こんな低料金打ち出してやっていけんのかい?

 周回遅れだからこそ、赤字覚悟、スタミナ無視でスパート勝負に打って出るしかないんだろう。多分、グループ内の他業種が好調なんで、ここまでの冒険もできるのかも知れないな。企業業績のことなんてわからんけど。

 さぁさぁ、ここまで値引きしてくれたとなると、格安楽天モバイル利用者としちゃ、考えちまうよな。だって、今の契約2GBまでで2000円超えてるんだもの、こりゃばかばかしいじゃないか。楽天の問題点、独自通信エリアの未整備についちゃ、これまでも格安なので使ってる回線はドコモのもの、どうせ、ここいらじゃ楽天エリアは良くて数年先だろうから、今までと同じことだ。たまに、電波が切れる、なんて不満もないわけじゃないが、まっ、ランニング中にアマゾンミュージック聴くくらいの使用程度。ほとんどは屋内でWIFIから電波もらってるから、3GB限定で十分だ。せっかく楽天さん、頑張って叩き売りしてくれてんだ、ここはそのまま楽天モバイルに乗り換えよぜ。

 しかも、今契約すると、1年間通信料無料!おいおい、いいのかよ、大盤振る舞いでぽしゃったって知らないよ。

 UN-LIMIT Ⅵの新料金は4月からってことだが、今から契約しておけば、4月には自動で新料金に移行するってことだ。至れり尽くせりってもんじゃないか。さらに、ポイント付与の特典まで付けてきた。

 計算しちまうねぇ、こうなると。これを機会にスマホも買い替えるか?OPPOのA52020とか楽天ハンド、ほら、ヴィッセル神戸のイニエスタが宣伝してるやつ、だとポイントだけで機種代金カバーだぜ!使用中のOPPOに大きな不満があるってわけじゃない。強いて言えば、カメラの性能が物足りないくらい、バッテリーも減り易くなってる、って言っても、2日に1度の充電で事足りてる。機種更新の差し迫った理由はない。

 が、そこが、楽天、商売人!上手なところだぜ。こうやって、安い料金、ポイント付与、買い替え特典と畳みかけられると、うーん、もう、この際だぁぁぁぁ!って魔の手に引きずられちまうわけだよ。しかも、旧機種の買い取り制度まで用意してる。大した額にゃならんが、無駄に捨てるとか、部屋の片隅で埃被ってる、なんて罪に意識にとらわれるよりよっぽどましだ。

 となったらぁ、・・新機種は何にする?

 つづく

 

 

コメント (2)
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蜜蝋クリーム、作ったぜぇぇぇ!

2021-01-30 10:23:01 | 暮らし

 時は今!いざ、蜜蝋クリーム手作りに挑戦!

 材料も手に入ったし、作り方も頭に叩き込んだ。降雪もこのところ遠慮気味。月例ごはんパンも焼き終えた。

 となりゃ、待ちに待った蜜蝋クリーム作りだぜ!

 うーん、ちっとばっかし緊張するなぁ。スイーツやらパンやら料理は、常々に手掛けてるから、なんの身構えもなくすすっと飛び込んで行ける。新しい試み、って、なぁに、基本は同じよ、任せろって。

 でもなぁ、化粧品だぜ、曲がりなりにも。お肌や身だしなみに関わる品を、ど素人が手作りしたりしていいのか?華麗なビンとかに入って1個数千円とか、勿体ぶった広告にのせて美女が高級感を漂わせる、それが化粧品ってもんだろ。ジイサンが手作り、ってなんか、家伝の丸薬?みたいで薄汚れてて怪しいじゃないか。出来たところで、効果どころか、塗るもはばかられる、なぁんてことにならないか?

 なぁに、そんな七面倒くさい代物じゃないんだ、蜜蝋クリームって。

 簡単もなにも、植物油で蜜蝋を融かせばいいってだけの話し。ただ、美容品だけあって、原料にはこだわりありってことらしい。って、言ってもすでに植物油はアルガンオイルを選んじまってるし、蜜蝋も未精製オーガニックの品物を購入済だ。あとは、香りに何を使うか。って言っても販売するわけでも人に上げようなんて大それたことを企んでもいないから、まっ、何だっていいんだよ、それなりに化粧品ぽけりゃ。

 小さめの柄つきボールを選ぶ。1回、オイル25mlで作るからね。アルガンオイルを入れて湯煎、温まってきたら4~5グラムの蜜蝋を入れてゆっくりと溶かして行く。しまったなぁ、塊のまま入れちまった。こりゃ溶けにくいわ。

 竹串で突っいたり周りをこすったりしながら待つこと10数分。ストーブの上でじっくり温めたから時間かかっただけみたい。ガスでがんがんやったら時間短縮可能だった。蜜蝋の固形物が完全に溶けて消えたら、容器に移す。

 慌てて香料加えちゃダメみたいだぜ。ほら、エッセンシャルオイルの香り成分って揮発性だから、高い温度に出会えばすぐに飛んで行っちまう。加えるのはクリームが冷めて固まる直前。っていつだよ?

 あっ、いかん、固まってきてた!

 香料、無理やり滴下して、ぐりぐりとかき混ぜる。あぁ、大きい容器の方は遅かったぜぇ!そうだろな、冷めやすいさ、容器大きくて、中身少なけりゃ。見た目悪っ!

 よしっ、今度は失敗しないぞ。蜜蝋プラスカカオバター入りで作ろう。香料は、思い切って木の香り、ティーツリー。今度は蜜蝋もカカオも刻んで入れて、ガスで加熱したので、すんなり溶けた。容器に注いで、1分間待って香りを数滴、竹串でさらっとかき混ぜて、あとは固まるのを待つ。

 ほぉれ、今度は上手く行ったぜ。これなら市販品と見た目は変わらない。香りもほのかに上品な仕上がりだ。

 風呂上り、さっそく試し塗り。おっ、ずいぶん柔らかいなぁ。肌での伸びも滑らかだ。この柔らかさ、どういうことなんだろう?アルガンオイルのせいか?蜜蝋が足りないのか?いや、市販品の方が、原料の質をケチってるってことにしておこう。

 踵に顔に手に、しっかり擦りこんで、これでこの冬も万全だぜ。しもやけ知らず、ひび割れ無用、肌荒れよさようなら!なんたって、この世に一つしかない高級クリーム!だからな。

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ごはんパンも進化する!

2021-01-29 10:15:33 | クッキング

 別に決めてるわけじゃないが、月に2度のごはんパン焼き、今回も小麦粉量で、食パン1.5キロ、菓子パン1キロで作った。この量で、食パンは6斤、菓子パンは30個くらいできる。

 食パンの方は、ほぼ究極レシピに近づいているのでいつも通り、いや、そうじゃない。叩いて捏ねる回数を200回から300回に増やした。よりきめ細やかなパンができるし、生地の具合による仕上がり良しの悪しも加減できる。この100回の差はけっこうきついけどね。

 仕上がりもこの通り、なっ、安定してるだろ。 

                                                                           

 今回工夫を凝らしたのは、菓子パンの方だ。砂糖の量を小麦粉の10%に減らしたのは数回前の製造からで、このせいでふっくら感が増した。フィリングの包み方だ、変えたのは。

 ってほどびっくりの新企画じゃない。広げた生地にソフトバターを塗ってその上にシナモンとレーズンを散らした。そいつを巻き上げて俵状に成型し焼き上げる。こうすると、生地にバターがたっぷりしみ込んで、しっとりリッチな味わいに仕上がるんだ。砂糖を減らした分、このバター増量で菓子パンらしさが取り戻せた。

 あと、チョコと刻みナッツのロール、これも小口からチョコが溶け出し、ナッツがこぼれ出るのが難点だったので、生地を薄く展してフィリングを敷き詰め、折り返してサンド状にして焼いてみた。中身の流出は防げたけど、生地が薄くなって火の通りがよくなり、パサつき気味になった。これは、さらに改良が必要だな。

 残りは、クリームチーズとジャムを入れたパン。あらかじめチーズを切っておこうと刻んでみたら、なんか量が多過ぎ。次回に回すか?えい面倒だ、全部行っちゃえ、リンゴジャムとブルーベリージャム2種類で10数個ずつできた。あちゃ、生地足りないよ。せっかく炊いた餡子は出番なしになっちまった。許せ、餡子。

 と、毎回、それなりに工夫を重ねつつ焼く菓子パン、なのに、夢中で作ってたせいで写真も撮り忘れた!なんとドジだよなぁ。次はきっと工程の記録もアップするからね。

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『労働者階級の反乱』日本では?

2021-01-28 10:22:24 | 世の中へ

 昨日の続きだ。一部切り取ったので、著者(ブレイディみかこ)の言いたいことから、ちょい外れてしまった。

 結局彼女が言いたかったのは、イギリスの労働者階級は度重なる緊縮財政と新自由主義に痛めつけられ厳しい暮らしと経済的不平等を、長年強いられている。そんなこれまで、そして今への拒絶がEU離脱・ブレグジット賛成につながったのだってこと。EU離脱支持は決して移民差別の排外主義に発するものじゃない、移民とは人種の違いを超えて労働者としてともに戦っていくことが必要だって主張なんだ。そして、それを実現して行くには、「為政者の思惑に踊らされて、お互いを敵にしてはいけない」。異なる人たちの立場を理解し主張に耳を傾ける、それが、シンパシー(共感・共振)を越えて、エンパシー(知的に理解する力)の重要さの提案につながっている。と、こういうことだ。

 それにしても、と考えるのだが、ここ日本ではどうなんだ?

 いったいどこに行ってしまったんだろう、「労働者階級」は?貧富の差はますます大きくなっていて、間違いなく暮らすにかすかすの人たちはかなりの比率で存在する。数値としては現れて来る貧困者。でも、そんな人たちの顔が、暮らしが見えてこない。声もマスとしては聞こえてこない。SNSで、たまに見かけるつぶやきも、ほんの一握りの人たちで、この層にいる多くの人たちはじっと沈黙を保ったままだ。政権の支持率のアンケート数値にも反映されない。たしかに今は大きく下落し政権支持率だが、それはコロナの影響だ。一段落すれば、また政治へのNOは減って行くのだろう。

 ぎりぎりながらも、そこそこ暮らせる日本のあり方、これが一番の問題のように思う。テレビがあり、スマホを持ち、コンビニがある。さらには、とことん切り詰めたファストフードの店があり、100均がある。この「そこそこ裕福」の社会、B級グルメ礼賛の社会のあり様が、それ以上を望む想像力を奪っている。切り詰められた最低賃金でも、先々不安の非正規でも、結婚も出来ぬ低収入でも、ぎりぎり生きていければ、我慢できる。贅沢は言わない。 

 そんなの違う!っと声を上げ、止まる指を掲げる人も組織も少数だ。入って来る情報は、テレビと動画ばかり。それがどんなに自分の暮らしから外れた世界の話しでも、なんとなく取り込まれていく。今がそれなりに過ごせれば、先のことは考えない。いや、思い描くきっかけがない。下書きが存在しない。手本がない。そこがイギリスの労働者階級との違いだ。彼らには、失われつつあっても、自分たちなりの暮らしのスタイルがある。独自の価値意識がある。だから、政治に対しても激しく否を突きつけられる。自分自身を照らす鏡を持たないこの国では、己の貧困も見えてこない。

 だが、コロナが、そんなそこそこ幻想を打ち砕いた。アッという間に、滑り落ち、転がり落ちて路上生活へ。果ては、命さへ投げうつ最果てに一気に行きついてしまった。気づけば、荒海に板切れ一枚、必死で縋る暮らしだ。頼るべき命綱は投げられない。なのに、テレビでは、リモート暮らしを豊かに!などと能天気だ。

 これが今、この国の現実。

 風波に翻弄される人々に、くっきりと、その姿を映す鏡を指し示すことが必要だ。今緊急に求められる政治的旗印、どこが掲げてくれるのだろうか。

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こんな疎開もあったんだ!イギリスの場合

2021-01-27 16:52:04 | 本と雑誌

 今、読んでいるのは、ブレイディみかこさんの『労働者階級の反乱』って本だ。イギリスの労働者階級ってものを探っている。特に、ブレグジット・EUからの離脱を推し進めたと見なされている労働者階級の意識に的を絞ったなかなかに深い内容盛りだくさんだ。

 簡単に言ってしまえば、イギリスでは上流、中流階級に対して、はっきりと帰属性を持つ労働者階級があって、その人たちは生産現場、生活レベルはもちろん、住居区域、文化、暮らしの意識も明確に違っていて、ここ最近の社会的変化の中で、無視されることが多くなっているとの意識が、ブレグジットへの賛同となって現れた。それは、決してトランプ支持者流のあるいは他の排外主義者のような異民族蔑視・差別に基づく移民排斥ではない、という分析だ。要するに、俺たちの生き方を尊重しろよ!って不満が高まった結果がブレグジットだったってことだ。

 この本には、イギリスという国の特異なあり方が随所に書き留められていて、それは、どれも目をこするほどの驚きを与えてくれるのだが、中でも、これは一つ、多くの人に知っておいてもらおうかと思った歴史的事実がある。

 それは第2次大戦時、ロンドンからの子供たちの疎開の話しだ。

 これは日本人にとっても興味ある話しじゃないか。おっと、年寄りだけに通じる関心か。まっ、いい。イギリス、その階級制ってものを知るのに好都合の歴史的事実だ。

 イギリスの都市部からは100万人の疎開者が田舎に難を逃れた。もちろん、その多くは子供たちで、それも労働者階級の子供たちだった。中産階級の場合、家族ぐるみで郊外に家を買い移り住んだから疎開させる必要がなかった。子供たちの受け入れ先もやはり労働者階級だったが、そこでは、乏しい受け入れ手当にもかかわらず親身の世話をしてくれた。一方、上流階級は受け入れを拒み、中産階級の受け入れ家庭は、疎開の子たちに別に粗末な部屋をあてがい、食事も別のものを与えたっていう話しなんだ。そして、この時の経験から子どもたちが体に刻み込んだのは、労働者としての一体感だった。

 さらに、都会に残された大人たちのうち、激しい爆撃の中でも臆することなく防衛と工場労働に専念したのは言うまでもなく労働者たちで、それまでは民衆をリードすると嘯いていた上流・中流階級は慌てふためき、逃げ惑ったってことなのだ。

 この戦時、戦い抜き勝利を勝ち取った自信が、1945年戦後最初の選挙で、チャーチル率いる保守党を破って労働党の圧勝につながった。

 この歴史的事実、どうだい?世の中の支配者とか金持ちってもんが、いかに利己的で身勝手でいかさまかって、よくわかるじゃないか。危機的事態に面と向かえば、本当の人間性てものがはっきりと現れてくる。厳しい状況の中で、命を懸けて己の持ち場を守り通すのは名もない人たちなんだってことだ。よくよく頭に刻み込んでおく必要があるな。

 でも、そこまで切羽詰まったらダメなんだ。その前に気づかないと。気が付いたらそんなリーダーは放逐してやらないと。

 コロナ禍の今だって、そんな自分本位や責任放棄が随所に噴出してるだろ。自分だけさっさと入院した石原とか、夜中銀座のクラブを飲み歩いてた松本とか、おっと、首相や幹事長も会食し放題だったっけ。もっと、厳しく、見透かして、追及していかんとダメなんだぜ。

 

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