ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

Netflix『智異山(ちりさん)君へのシグナル』山の歴史と自然が惹きつける!

2024-03-20 09:48:49 | Netflix
国立公園レンジャーの話し、よくぞ32話まで引っ張れたなぁ、って、茶化す気持ちさらさらないから。

山は題材になるよ、そこで活躍する山岳レンジャーともなれば、興味津々だしな。智異山、この山に刻んだ人々の痛切な思いと流された血を抱き続ける連山なんだ、この魅力は大きい。



朝鮮戦争より前、統一朝鮮か米ソによる分割統治かの血みどろの戦いに敗れた南部の人たちがゲリラとして立てこもったのがこの智異山だった。
険しい山岳での戦い、仲間同士の連絡として使われた印が今も残る、しかも、それが遭難の現場を示しているって設定、こりゃもう、惹きつけられるにきまってるさ。

ただの遭難=救助の物語じゃない。
次々起こる遭難死は実は連続殺人事件だった!あっ、ネタバレ!って今さら遅いか。死者の数、なんと、うーん、忘れた!ってくらい多くの人が犠牲になる。死者が出れば出るほど、話は迷宮に踏み入って行く。しかも容疑者は限られている。疑念が掛けられては晴れてと繰り返しつつ、途方もない動機が明かされて行く。

そうか、そりゃ殺したくなるよなぁそりゃ、って納得いく事情が明かされるから、長々と引っ張られても不満はないな。

しかも、このドラマの一番の仕掛け、うーん、これはばらしちゃならんだろう、が、やっぱりちょっと、幽霊!あぁ、言っちゃた。智異山を歩き回る霊的存在が、はじめは不気味に迫り、しだいに切ない存在になって行くあたりが見どころの一つだ。
一つの事件をきっかけに、二つの時空を行きつ戻りつして物語を徐々に明らかにしていく手法も、混乱させることなく見事な捌き方だ。まさに、映画・ドラマだからできる手法だな。

二つの純愛も韓ドラお得意の胸キュンだし。ただし、どっちも、若者の恋物語とは違って、オジサンの思いだったり、心に大きな齟齬を秘めた者同士あっ、この二人も若くはないか、だったり、要するに大人の恋だから、若者超えの人たちにお勧めってことになるかな。



で、やっぱり智異山の魅力だ。



日本の山岳とは表情がずいぶん違う。深い山塊なのだが、標高もさほど高くなく、森林限界もはっきりしないので、樹木も多い。ハイキングで登れる峰もあって、どっちかって言うと和やかな山の表情だ。東京近郊なら丹沢山塊ってところかな。
ただ、荒天時の猛威はかなりのもの、ってことが物語の大切な設定になってるんだが、どうなんだろ?雨が降り出して数時間で沢が激流に変わって、多くの人が被害にあったとか、って本当なのか?
まぁ、この辺りは、物語のお約束ってことで、詮索しない。

そう、仰天のラストシーンも、いいよぉ、ここまで苦しんだんだ、幸せになっておくれって、声援を送っちまったな。

1カ月近く、楽しませてくれて、ありがとう、『智異山・君へのシグナル』!

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見捨てて、見直し、見放した『梨泰院クラス』

2024-02-25 10:10:20 | Netflix
いやぁ、翻弄させられたなぁ『梨泰院クラス』!

2か月前、エピソード2まで見て、お坊ちゃまのいじめ撃退、金持ち親父に嵌められる、ってありきたり、どっかで見聞きした話しだぜ、って、放り出した。

だが、

なんかやたら評判いいんだよなぁ、ちょうど『ソンサンー弔いの丘』見終わってがっかりしてたから、じゃぁ、続きちょいと覗いてみるか、って、



面白いじゃないかぁ。

特に、チョ・イソって娘っ子、いや、斬新!100万単位のフォロワー持つ高校生ってのはありとして、ビジネスにもめっぽう強いって、その設定無理だろって真っ当な感覚を麻痺させちまう魅力なんだなぁ、あの顔で!おっと、ルッキズム、警告カード1枚。



一方的に押しまくる愛、あの顔で!おっと警告2枚目、退場だぞ。いやいや、あの童顔、愛くるしさと小生意気さの同居が魅力なんだよな。それと、抜群のスタイル、そして、毎回魅了してくれた衣装のセンスの良さ、うーん、ああいう着こなしが若者に受けるんだぁ、ジイサン、勉強になったよ。

ムショ帰りが主人公なら、仲間には、ならず者上がり、トランスジェンダー、ギニアダブルの韓国青年、と社会的弱者が肩を組む。それぞれの物語も、甘いっちゃ甘いが、それなりにほろりとさせる。



おっと、この写真、韓ドラあるあるの「揃って肩で風切る」ってやつね。

中でも、料理人マ・ヒョニがトランスジェンダーをアウティングされて、激しく動揺しつつも、仲間の言葉や姿勢に後押しされて、「最強の居酒屋」コンテストに勝利するシーンは、もう、出来すぎぃって思いつつも泣けた。

が、この後が、いやはや、そうなっちゃうんだ!

若者の成り上がり物語って、『スタートアップ』とかもそうだけど、人生双六の上がりの先がみっともなくて、だいたい見るに堪えないんだけど、『梨泰院クラス』も御多分にもれず、だった、あぁあ。

株主総会がどうの、会社乗っ取りがどうのって、そんな経済人ストーリーなんてうんざりって興味が失せかけたら、やっぱり作り手も感じ取ったんだろうな、こっちの退屈を。

突如、復讐の鬼、犯罪ドラマに急展開しやがった。

慣れないことすんなって、ちゃち過ぎるって。誘拐とか監禁とか最後の対決アクションとかって、幼稚かつ雑過ぎて、途中、酒飲み休憩入れちまったぜ。車に撥ねられ意識不明だった男が、はたと目覚めて、犯人追跡、死闘を繰り広げる、はぁ?パク・セロイは超人だっのかぁ!
そうそう、生死のはざまを彷徨う時の父親との対話シーンなんて、甘さの極み、勘弁してくれぇ、ダラダラと。

このドラマ、気の利いたセリフってことでも売っていて、うん、確かに、グッとくるぜ、って唸ってしまうような名セリフも多かったんだが、ラストに近くなると、名セリフを言わせるために前言や設定を無視したり、名シーンを作るために、あらずもがなにストーリーを寄り道させたりが多くなって、それもしらけの原因になった。
チョ・イソとの恋愛成就も、引っ張り過ぎだしな。「もう、みんなわかってる、わかってなかったのパク・セロイ、あんただけ」ってセリフ、作者たちにお返ししたい。

って、ことで、Netflix 作品のよくある罠、、<無理にエピソー重ねるとドツボ>!に見事はまっちまったってことで。

見捨てて、見直し、見放した『梨泰院クラス』って、ちょっと残念にまとめにゃならんかな。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

期待違わず!『ベルリン』

2024-01-26 11:13:08 | Netflix
おっ、『ペーパーハウス』の番外編かよ、こりゃ期待しちゃうね。
『ペーパーハウス』は去年見たNeflix作品で、マイベスト3に入るお気に入りなんでだぜ。韓国でリメイク版が作られたくらいだ、間違いなく世界的な大ヒットだったんだ。
その続き、じゃないか、番外編と来ちゃ見ないわけにゃいかんさ。

今回はスペインが舞台じゃないのか、『ベルリン』ってことはドイツで強盗か?って一瞬思う俺って、何て迂闊なの!強盗団の一員ベルリンの前日談だった、そうかそりゃそうだよね。おっと、ネタバレあり要注意!

いいよ、いいよ、洒落たセリフのやり取りといい、ベルリンの気取った振舞いといい、女たらし振りといい、男ながらも涎もの?音楽の選曲、使い方の巧みさ、これも健在だな。見終わった後、曲名チェックしちまうもの。

本編で、ほとんど強盗映画史上、これ以上ない奇想天外の金庫破りプラスを描いちまってるから、番外編と言えど、これはかなり作る人たちにゃ荷の重い作業だろうな。生半可な金庫破りじゃ視聴者納得しっこないもの。果たしてそのアイディアは?

なるほど、世界中の宝物が集まるオークション会社を狙ったか。その前準備として、年代物の貴重品を盗み出し、それを惜しげもなくぶっ潰してトリックに使うって出だし、うん、さすがに『ペーパーハウス』を継ぐ作品になりそうな予感じわじわだぜ。

でもなぁ、集めたメンバー、ちょい小者?けた破り感は本編に劣るかな。それと、標的のオークション会社社長、その奥さんに一目ぼれ!即ナンパ!!って、いくら女好きなベルリンでも、ちょっと自制心足りな過ぎじゃないの?

さあお目当て、金庫破り!見事金庫室に押し入ったと思ったら、妻から離婚を告げられてむしゃくしゃしていたメンバーと奔放なベルリンが取っ組み合いの喧嘩、おいおい、そんな重大局面でいがみ合うか?お宝、目の前だぞ、侵入がバレちまうって、もう、禁酒法時代のギャングやチンピラのコンビニ強盗じゃないんただからさぁ。

こりゃ、2番煎じは出しがら!って一般法則を踏襲しちまったか、残念、ここまでか、お付き合いは。

まぁまぁ、待てよ、バレてからの逃亡、これはスリル満点、行き詰る展開じゃないか。厳戒態勢の中、6人組が3っつに分かれて、逃避行。途中、検問に引っかかったり、うつつを抜かした夫人に気付かれたりして、窮地、崖っぷちの連続。そこを巧みに掻い潜る仕掛けの見事さ、うん、やっぱり『ペーパーハウス』番外編だけのことはある。と、座り直して、

さらに見続けていたら、なんと、なんと、大楕円は純愛もの、それも4組の愛の結末に導かれちまった。
若者男女4人が、反発しつつ惹かれ合い、ついに己に素直になって、結ばれる過程、いやぁ、韓ドラも唸る仕上がりだったぜ。ちょいほろりとしてしまった。

ベルリンの愛の破局も洒落た結末で締めくくってたし、そうか、『ペーパーハウスの時は仲間との連帯、自己犠牲がテーマだったが、2番目は恋物語がメインテーマだったんだ。こりゃやられた。

全編通して、洒落た雰囲気と意外さ満点の素早い展開、この魅力はしっかり引き継いでいて、うん、期待はお見事!満足させてくれたぜ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

別れるなら落とし前は付けなくっちゃね!

2024-01-07 11:27:11 | Netflix
なんともぶっそうなタイトルだぜ。
いやなに、ネトフリドラマの話しさ。
今評判の『京城クリーチャー』、3回目まで見ておさらばしたんでね。
おっと、評判てのも、愛憎相半ばしてるそうなんだけど、うん、わかるよ、そのアンビバレント。
役者かっこいいだろ、セットも道具も超豪華だろ、

あっ、衣装もめちゃくちゃ気使ってるってことで、これはもう嬉しい限りなのさ。時代も1945年春、終戦直前、おっと、韓国には光復節だな、うーん、興味津々、こりゃ見逃せないぜ、で飛びついた。
怪獣?ものだってことも目をつぶってね。
そうさ、怪獣、猟奇、怪談、ゾンビ、みんな、うへぇ~!なんだ、怖いのお断り。例外は『カメラを止めるな!』くらい。
最初2回くらいまでは、人探し人ってキャラ、それも満州から来たってところにも惹かれて、って、まっ、役者の美しさにってことだけど、

楽しく見ていたんだが、どうもなぁ?
ってところがじわじわと広がって行って、ついに3回目にして、リタイヤ、今日でお別れよ、になっちまった。
つまらねぇ!とか、馬鹿くせぇ!の捨てぜり一つで、離れ行ったっていいんだ。離婚訴訟じゃないものな、理由を詳しく開示する必要なんてない、慰謝料請求されるってわけでもないしな。
まっ、俺なりの仁義とでも言うか、決着とでも言うか、心の中で落とし前付けておきたいわけなのさ。今後の台本書きにも役立つはずだからね。
で、ようやく本論、『京城クリーチャー』まずこれは?って思ったのは、
展開のろいぞ!アクションドラマなのにってこと。この手のドラマはスピード命さ、次々に展開して飽きさせないようにしなくっちゃな。そのために、エピソードを2つも3つも同時進行させてたるみの出ないようにするってのが今時のセオリなのさ。なのに・・・
ストーリーに、はぁ?と首傾げることも多かった。
魔の病院にせっかく忍び込んでんのに、どうして子どもたち救い出したりするの?それ、あまりに感傷的で、主人公の野性味裏切ってない?今どき流行らないから、そんな柔なヒューマニズム。
遅ればせながら郊外で花火が打ちあがったからって、成功だ!って喜ぶの何故?秘密を知る日本人の画家との出会いが、暴漢の難癖と立ち回りで流れてしまった!うん、これお定まりね。ところが、すぐに仲介役の酒場のマダムが画家を連れて現れる、って何よ?
意味ねぇぇぇぇ!
この画家が重大な鍵を握ってるんだが、この時代にスケッチで実験結果を書き残すか?1945年ったら写真機ありだろ。と、不満は不満を呼ぶわけだ。ここまではシナリオの不出来だな。
で、最後の決め手は、これは独立闘争を描く韓ドラに共通する弱点なんだが、悪役が絵に描いたようなって、言うか3流マンガ並みの、悪逆非道さで現れることなんだよな。軍人と言い、軍医と言い。なにあの極悪人面!
別に、反日だぁ!許せん!なんて突っぱねる気持ちはさらさらないのさ。あまりにマンガチックで、あの悪人面突きつけられると、途端に張りつめた物語が、風船に針でしぼんでしまうったのさ。
わからないじゃないのさ、日本人がどれほどあくどいことをしたかってこともそこそこ知ってるからさ。憎悪をかき立てるに必要な設定なんだってことは。
でも、せっかくの独立闘争なんだろ、相手役も人間として威厳を持った非情さで描かれないと、話が軽くなると思うのさ。
勧善懲悪のお手軽さがお望みなら、それでいいんだろうけど。いくら怪獣が活躍する話しだからって、大切な時代を伝えるためにも、もう少し、自制ってもんが必要なんじゃないのかな。ちゃちな作りになってもったいないって気がするのさ。ここらは演出の安易さかな。
って、ことで、残念!怪獣が大暴れする前に、おさらばだぜ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あり得ねぇ話しでいいんだよ!

2023-12-16 10:54:23 | Netflix
生真面目な和製ドラマに飽きたら、って惹句で羽目を外す韓ドラの魅力が紹介されてた。Ntflixの話しだけど。
このサイトのお勧めドラマは見てないんだが、この表現は、うん、その通り!って深く頷いた。
まぁ、韓ドラの奔放なこと!
最近見たものじゃ、『力の強い女 カン・ナムスン』!途方もねぇよな。力持ちの少女、蒙古相撲の選手は投げ飛ばすは、公園の立ち木は引っこ抜いて空手チョップで叩き割るは、・・・
あれよあれよと見とれていたら、漆黒の闇も、はるか彼方も見通す千里眼も持ち合わせ、高いビルもひと跳びの跳躍力!スーパーウーマンただ今参上!
いやぁ、あっぱれの空想力だぜ。
そんなのありか?リアリティないだろ、なんてしみったれた反論するんじゃないよ。
和製ドラマのせせこましさからしたら、もう自由奔放、やりたい放題ですっきりするんだから。
ただ、この『・・・カン・ナムスン』は、その超能力の使い道がたわいなくて、スタートの爆走感はだんだん萎れちまって、残念、途中下車しちまったけど。
その点、飽きさせないのは『サバイバー:60日間の大統領』だ。

なんと大統領の施政方針演説?の真っ最中に、議事堂ごと爆破テロに遭い、欠席した野党議員を除き、大統領はじめ閣僚全員が爆死するってシーンで始まるんだ。
こりゃとてつもない設定だろ。
しかも、ただ一人直前に解任された環境庁長官だけが生き残り、憲法の規定により60日間大統領代理を務めるんだ。
まぁ、常識的に考えて、議事堂一切合切爆破倒壊もあり得ないだろうし、閣僚全員死亡てのもまともな頭にゃ思い浮かばない。怪我しても生き残るとかいるだろ、とか、文句つけようと思えばいくらだって難癖付けられる。
が、そんな凝り固まった常識脳は一緒に爆破しちまえばいいんだ。
ともかく、物語はここから始まる、それでいい。
出発点がいかに奇想天外であっても、そこから見る者を惹き付ける物語が紡ぎ出せれば万事オーライなんだぜ。
あり得ない前提が開くストーリーの巧みさ、登場人物たちの人間模様に惹かれるものがあるならそれていいんだ。
で、何があるのか、このドラマには?
一言で言うなら、「常識人の優しさと政治の世界の酷薄さのせめぎ合い」ってことだ。たまたまその時環境長官に抜擢差てた環境科学の学者、政治的な駆け引きにはおよそ不向きな人間が、憲法の規定で全国民の命を預かる大統領代行にならねばならなくなったその惑いと決断の日々を重ねていく。躊躇い、恐れ、優柔不断、過ちそれらあまりに人間的な数々が、責任の重さと日一日と押し寄せて来る。周りを囲むブレインたちともに、否応なく迫って来る決断の時を必死の思いで解決しつつ、与えられた職責を果たして行く。次々襲い来る難題を掻き分け決断を重ねるうちに、政治家としての能力を高め必要な自覚に目覚めていく。
その一つ一つの過程が、現実の政治世界がいかに歪んだものなのかも露わにして行く。政治と何か、どうあらねばならぬか、どうあって欲しいか、エピソードごとに大切な課題を突き付けてくれる。
人の死に限りなく涙し、家族を深く愛し、仲間を信頼し、己の犠牲をいとわない。そんな
やさしい人は政治家になれるのか?
生活人の常識は政治の世界に通用するのか?

裏金キックバックという非常識があらわになった今の我々には痛切な問いかけだろう。
そう、こんな男に政治をリードして欲しいんだって。
なっ、これならどんなに突拍子もない設定だって納得できるだろ。これも一つの物語の手法なんだぜ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする